ピアノの音
芝生の上
アリが歩く
ネコの声

まぶしい
太陽
麦の穂
犬と遊ぶ少年

そよ風と
木々のざわめき
午後の紅茶
ティーカップ
人間という呼び名を 愛に 変えたらどうだろうと思う







こどもは際限なく なんで?と聞いてくる




みんな勘で生きているんだよ

そうとしか言いようがない
 ....
彼女は古いホテルに住んでいる

訪ねて来る人はいない

アールグレイの紅茶をこよなく愛し

その香りと味に心震わせている

そんな彼女のところに珍しく人が訪ねてきた

それはまるで ....
シリーズで
負けた試合も
投げていた
神様
仏様
稲尾様




一番は
子供を庇い
壊された
心優しい
エプシロンだね
ピストルを
おまえのこめかみ
に当てて
凄く大きいと
言わせてみたい




若い頃
早撃ちマックと
呼ばれたが
今は抜くことすら
儘ならない
子どもの頃
夏になると
庭に母がとうもろこしを植えた
毎日水やりをするのは
弟と私の仕事だった

「これ、なんていうとうもろこしか知ってる?」
「とうもろこしに名前なんてあるの、おねえち ....
二の腕の
肉がプルンと
揺れるのが
堪らないから
つまませて欲しい





本人も
知らないうちに
出来たアザ
ストッキングの
向こうで黄色く
雲は刻一刻と姿を変えて

風が吹いている
僕は押し流され
吹き溜まり
澱んでいる

風に乗れる者は僅か
多くの者は無念を抱き
腐敗してゆく

何も変わらない
何も変えられない
 ....
弱さを強さで
コーティングした
直立二足歩行の木偶の坊

愚かさを優しさで
マスキングした
なんとなく文化的な唐変木

心という
自滅回路の中で
思い上がっては落ち込んで

 ....
さかんに水が降りますね
明日に蓋でもするように
おびただしく注いでおります

地面の下はどうなっているだろう
私はこんな時決まって
泥濘に埋もれた兵士の白骨を連想します
それから恐竜の化 ....
属国に
なるべきなどと
いう奴は
油通しして
炒められろ





募金がね
もっと集まっちゃったらさ
香港辺りも
買い足しましょうよ
遠い異国の丘にある 
旅先の宿で、軋む階段をのぼり 
入った部屋の開かれた窓から、身を乗り出し 
いちめんの街を見渡す 

日々背負っていた 
「悩み」という名の重たい荷物が 
ここでは ....
 
 
最初から、少年も
少女もいなかった
ただ、名前すらない、
願いのようのものが二つ、
風の中で
寄り添っているだけだった
大人ってばかだね
大人ってばかだね
そんなことを
 ....
街中を
茶髪男と
歩いてた
レジ打ちの彼女
未来案ずる





惣菜を
買って帰るの
きみのため
と言いながらも
たまに食いたい
圧縮されたファイル
記憶という
過ぎ去った時間

遠くで花火の音
安全地帯からは
それをみることは叶わない

蒸れた熱が
蜃気楼のように、ゆらぎ
ここではない何処かへ連れていく
 ....
{画像=120721002547.jpg}



曇り空が雨になった
今日も外はたっぷりの湿気と
喉を締め付ける暑さだ
雨滴が大きくなって硝子を叩く

雫が流れていく
交差点は水煙 ....
読みつかれて ふと
雨音に包まれて

物思いに耽る蛙と
草むらに潜む

文庫の中は
土砂降りの文字
連なり意味成し物語り
意識下に滲み濾過されて

何を読みたいわけでもなく
 ....
CF制作の現場に於いて
誰も教えてはくれないが
絶対してはならない暗黙のルールがある

出演者の芸能人やタレントの
絶対に答えては貰えないが
プライベートな連絡先を訊くこと
そしてもうひ ....
街灯は静かに同じ夜を燃やしている
うすくかかった膜のような
どこにでもある話をしながら

特急を乗り逃して
ふてくされて爪を切っている
割と、大事じゃないような
そんなものに焦がれている ....
過ごす時間がない
私に残された時間
もうこの世にいられない
時間が経ってゆく

チューブを咥え
電子音だらけ
皆が集まっている
顔が見えない

声だけが聞こえる
懐かしい声
も ....
黄昏時の青空に 
遠く聞こえる 唸り声

暮れゆく山の稜線に
赤く響く 叫び声

黒く染めゆく山肌の
静かに震える 樹々の声

天空高く呼びかける
言葉の辛さ 曖昧さ

生きる ....
今日半分
読んだ本から
ネタ探し
いっちょう詩でも
書いてみようか




満たされない
という思い
あなたには
分かって欲しい
床屋政談
あの人は風だった
緑の髪をなびかせ瞳の奥に、あれは
夜明けの光をたたえて 水のようにやわらかい
あの人は風だった
わたしを見つめて笑う 流れる雲を空を映して


あの人は草だった
やさ ....
西瓜の皮の饐えた
匂い

溶けかけたアスファルトの
執着

潮の香りで擦り剥けた
夜明け

逆光の中で振り返った
誰か

何処から剥がれ落ちたのか
皆目見当がつかない
 ....
ダーウィンは《種の起源》の中で
生き残るのは 最も強い者でも
賢い者でもなく
変化に適応できた者であると残したが

間違いなくそれは真理だと想うけど
変化に適応せず自然をぼくらに適応させよ ....
5分でできること

5分をかけてできること

生きていれば


5分後の世界へゆける

ヒッグス粒子のおかげ


生きていれば

5分をかけてできること

5分でできること
 おれの才能はただひとつ
 きみをほんとうに好き、と
 死んじまってからでも言えること。

玄関の横の向日葵の鉢植えの横で
腹筋しながら光っているのはホタル。
奴が男でも女でもどうでもいい ....
音楽が僕達を奏でる
詩人が世界を創造し
画家が世界を色づけし
僕達の意志が宇宙を膨張させる
科学はよくできた物差しにすぎない
だが、その物差しもまた
世界の拡張に一役買っているのだが
人 ....
粘り気が
あるもの食ったと
いうだけで
今夜に期待
するのはやめて



納豆に
とろろにオクラ
モロヘイヤ
なめこ混ぜても
ダメだってばさ
つかまえた! 石灯籠の丸き宇宙に

夏帯を解いて自由になる私

戻りたいサンズイ連れて涙梅雨

今だけを夏野にきざみ生きていく

あの頃は虹だけ見てればよかったね

ブロークンハー ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13736)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
昼下がり- ペポパン ...自由詩15*12-7-22
きっと_おそらくさ- 八男(は ...自由詩312-7-22
彼女- 月乃 姫 ...自由詩512-7-22
鉄腕短歌1- 花形新次短歌112-7-21
ピストル短歌1- 花形新次短歌212-7-21
とうもろこしを茹でながら- そらの珊 ...自由詩19*12-7-21
曲がり角短歌1- 花形新次短歌112-7-21
流れるものと留まるもの- うずら豆自由詩6*12-7-21
ジブン_(_ヒト_)- nonya自由詩21*12-7-21
黒アンモナイト記- salco自由詩10*12-7-21
明るいナショナル短歌1- 花形新次短歌112-7-20
世界の絵本- 服部 剛自由詩412-7-20
ボーイ・ミーツ・ガール(もうひとつの)- たもつ自由詩13*12-7-20
スーパー短歌1- 花形新次短歌112-7-20
夏の鍵- そらの珊 ...自由詩15*12-7-20
夏の雨_/_浸透水- beebee自由詩27*12-7-20
雨読物語- ただのみ ...自由詩34*12-7-19
暗黙のルール- HAL自由詩2*12-7-19
とげの音- カマキリ自由詩612-7-19
7時間後- ペポパン ...自由詩5*12-7-19
詩人- ……とあ ...自由詩9*12-7-19
イタッ!短歌1- 花形新次短歌112-7-19
緑の人- 石瀬琳々自由詩16*12-7-19
鈍痛の南側の季節- nonya自由詩22*12-7-18
進化の悲しみ- HAL自由詩5*12-7-18
5分- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...412-7-18
ホタル、きみはもう真っ裸じゃないか- 草野大悟自由詩6*12-7-18
スペース- yamadahifumi自由詩512-7-18
ネバネバ短歌1- 花形新次短歌112-7-18
夏の恋- そらの珊 ...俳句4*12-7-18

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