150815

原発が再稼動したのだから、パネリストは廃業だね
今度は、原発推進派に鞍替えて声を張り上げよう
太陽光発電の買い取り価格は高すぎる
原発が再稼動したのに ....
あたしはねわかってるんだよおまえさんが腹の底で何を企んでいるかなんて
綺麗事ばかり並べたて親切そうな表情でああ言えばこういう
はぐらかし話をすり替え丸めこむ
丸めこんだらこっちのもんだと思ってる ....
あなたがこどもになった朝も
遥かな場所で列車が発車し、低い速度ですすみ、
セイタカアワダチソウを揺らしている


イケブクロ ニ イキマス 
イケブクロ ニ イキマス
と、くりかえしな ....
光で埋め尽くされて行く影
影で埋め尽くされて行く光

詩で埋め尽くされて行く空白
空白で埋め尽くされて行く詩

沈黙で埋め尽くされて行く会話
会話で埋め尽くされて行く沈黙

過去で埋 ....
あみ戸をほんの少しだけ開けておく。
すかさず外にいる犬がやってきて、
そのすきまのそばで入りたそうにしている。
すきまを少し広げる。
あたまがひっかかる。
犬はあきらめる。
ネコなら手で開 ....
惜しむほどには熟れていなかった
玉虫色の果実は真空の夏に閉じ込められている
暗い闇を掘り進めた結果が
闇そのものに対する妥協
肩に置かれた白骨のカルマを
慰めに思う程 足場を失っていた

 ....
砂を両手でギュッと握ります
ハートの形になります
ていねいに持たないと
パラパラと崩れてしまいます

砂をギュッと握ったのはカミサマです
このハートをね
シワ ....
あなたは眠る
虹のした

なぜ
胸がこんなにいたいのか
そうして
なつかしく まぶたをとじる
         150812

残りの足は
宙で停止したまま

顔が引き攣っているのか
それとも誰かを威嚇するのか
正面に回りこむ余裕が無い
スマフォを持たない貧乏狐め
腹立たしい ....
今日は左肩がやけに痛む
から、
まず左肩から刃で抉ろう
それからいつもの眼底痛だ
右目の下縁から
眼球を抉り出し
左目も同じく

それでなお意識が保持されていれば、

疼く脳髄を
 ....
陽射しが強いという理由で
安保反対のデモに
4トントラックで突っ込み
自称市民派詩人12人を
殺害した罪に問われている
美白信奉者の
漆原えみり(48)容疑者が不起訴となった
その理由に ....
雨が降り始めた
何処で これ以上 笑えばいい
景色の感覚を剥ぎ取られて
白い足の子供たちが
死の石と兎の上を
水蜜のように歩いた
さらわれてしまう耳目
暗渠から招く文字のうねり
疑問と ....
発火する手前で
なんとか世界は持ちこたえている
そんな暑さだ

空へのばした緑の手は
もはや力なく横たわり
おそらく
何もつかめないまま
花さえ咲かすことのないまま
明日には
残骸 ....
コップのなかに
残された朝と
醒めきらないままの
水を分けあう

魚のかたちをして
水がうごく
夏のはじまり
ゆっくり水際を
泳いでゆこうとする
小さな魚だ

草となり
ただ ....
         150810

名前なんてどうでも良いだろうと
本音を吐いたら、酷く叱られる
名前を間違えるのは、個人の尊厳を冒す
とても暴力的な行為なのだとも言われた
私は、酉年生まれ ....
マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)と広島交響楽団が共演するクラッシックコンサートに行く。
「平和の夕べ」と名付けられたそれには、ほぼ空席はなかったが、二階席中央ぽっかり二列だけに誰も座っていないところが ....
私の気づかない私は
いつも心の中で
感情をむきだしにしている
地団駄踏んでいる
いろいろなものを
放り投げては拾っている

私の気づかない私は
いつの間にか
君を怖がって ....
知人の見舞いに桃を持っていったが
急に呼吸状態が悪くなったと
面会はできず
桃は連れ帰った

食卓に置いた木箱のふたを開けると
縦にみっつ並んで
桃たちは姉妹のようだ
血色よく尻を ....
後ろ指 指される 生活よりも
蜂に 刺された方が マシですか? なんて
本気で 聞いて来るんだから 困っちゃう

ブン・ブン・ブン
ぷんぷく 怒っている訳じゃあ ありませんヨ
君の事は ....
      あなた いつの間にか齢が乗で増すかのように
蜘蛛の巣に向かって
痛い女を額に付けて前進ならぬ重い漸進に
哲学を日用品に出来ない冷汗で自身をクールダウン

させて
   いる

どの角度から見て ....
優しさとか温もりしか欲しくないのよわたし
余裕無いのよわたし

たとえば励まされても仕方無いのよ
他人のポエジーは他人のポエジー
、興味無い
 
サインは明日につなげる送りバント

ホームランを要求されても困るけど

たまにはフルスイングしたいものだ




 
打ち付ける雹と雨とが塞ぐ息 冷える身体を削る轟音


雷に震え蹲る子ら二人 水を防げぬ傘で覆った


光る空 二秒遅れの雷鳴に打たれて震え まだ生きている


子ら二人近くの ....
大都会へ行けば行くほど大きな看板がある
当たり前だよね
こんなゴミゴミした場所で 目的地のホテルに行くには
デカイ看板でもないと無理

大きなホテル程 大きな看板が名乗りをあげて
 ....
はやにえ
しるべ
ひかりが開けた穴
いそいで




雨の肩書き
午後のおさがり
陽の水母に
別れを言う


溺れかけたのは
羽の子ども
空気の傷が ....
熱中症の蜂が 花びらに躓く
ちょうど昼寝時
樹陰のない夏の蜂が 躓いた
まるで羽の折れた言葉のように
何でもありの蜜の中へ
フラフラに 脱水した蜂は 真っ逆さまに
琥珀の決意とともに
 ....
春 そよ風の優しい囁きに
夏 肌を滑る熱い眼差しに
秋 想い出の肩を包む腕に
冬 肌の温もりの静けさに

とろけても ながされない
自分のかたちを失くさない
凛としてつめたく だけど 
 ....
戦争を知らない世代の私にとって
原体験は高校1年の夏休み、先輩から渡された一冊の文庫本だった。
原民喜著「夏の花」
爆心地近くに居て奇跡的に生き延びた彼は
五感のすべてに焼き付いた惨状を克明に ....
 
 
プラスチックが降り積もる
世界は彩と形に満ち溢れ
ラジオからはいつものように
幸せな物語が流れている

どのように話したらよいのか
君に話したいことがたくさんあるのに
話すべ ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
太陽光ぱねらない- あおば自由詩2*15-8-15
訪問者- Lucy自由詩15*15-8-15
ターミナル- 望月 ゆ ...自由詩15*15-8-14
翼に鉛のピアス- ただのみ ...自由詩17*15-8-14
夏休みの日記より。- そらの珊 ...自由詩17*15-8-14
時として、歌- 由木名緒 ...自由詩15*15-8-13
シワアセ- ひさし自由詩915-8-12
- はるな自由詩415-8-12
狐の三歩- あおば自由詩4*15-8-12
自壊シュミレーショオン- たけし自由詩415-8-12
太陽が悪い- 花形新次自由詩115-8-12
笑いの刑- ただのみ ...自由詩21*15-8-12
炎天- そらの珊 ...自由詩1915-8-12
夏の魚- yo-yo自由詩15*15-8-12
名字を捨ててあげようか- あおば自由詩6*15-8-11
「平和の夕べ」コンサート- そらの珊 ...散文(批評 ...9*15-8-11
私の気づかない私は- 瑞海自由詩4*15-8-11
御見舞- 自由詩28*15-8-11
君を呼ぶ声がする- 藤鈴呼自由詩4*15-8-10
お前- 乱太郎自由詩9*15-8-10
齢と弱さ- 朝焼彩茜 ...自由詩14*15-8-10
きのう海、きょうは人間- もっぷ自由詩515-8-10
サイン- 殿上 童自由詩12*15-8-10
バスを待つ- 深水遊脚短歌2*15-8-9
看板と表札- 為平 澪自由詩715-8-9
連話_外側- 木立 悟自由詩815-8-8
ロースト・サマー- ハァモニ ...自由詩5*15-8-8
アイスクリーム- ただのみ ...自由詩16*15-8-8
夏の花- Lucy自由詩13*15-8-8
終戦- たもつ自由詩915-8-8

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