列に帰属する蟻
ときたま
はぐれて戻らぬ蟻もいる

白いカナヘビが忍者のように
するりと岩陰に隠れた

彼女は言った
東京は子供が住む場所じゃない もはや
20キロも200キロもおん ....
筋肉痛に薬をぬりこむと
段々 痛みが薄くなる
不思議だ
そういうものだから買ったのに
神経が感じなくなる痛みに
漠然とした不安がひろがる
しかし 不安より生活だ

とにかく痛まなければ ....
なぜ命を賭して戦場に赴く
ジャーナリストや写真家が存在するのか

彼等は知っているのだ
戦争でまず殺されるのは女や子供たちではなく
もちろん兵士ではなく真実だと云うことに

それを知るた ....
 
いつもの朝食 いつものテレビ
そして、いつもの一日

いつもの幸せ




 
潮騒を聞いてあなたを見ていたのあなたはずっと海を見ていた 玉子焼き
尻の穴から
食っていた
こまわり君が
僕の目標


バカボンの
オヤジの歳を
越えたのは
信じられない
けど3年前
山のあなたに辿り着き
人生全部吸い込んで
空に向かって叫んでみたら
先っぽ なぜか膨らんだ
どういう訳か膨らんだ

いつまで経っても捌け口は
見えぬ病のその先に
空に向かって叫んだら
 ....
深い傷 浅い傷
大きい傷 小さい傷
ずきずき痛む傷、甘酸っぱい傷・・・・

どれもこれも、私の体に残っているものならば
全て抱いて生きていこう
ひとつひとつが 生きてきた証だから
失いた ....
読みかけの本を閉じて結んだ髪をほどく
夜は音もなくすべってゆくベルベット
やわらかに{ルビ項=うなじ}にまとわりつき


わたしは旅に出る 夜の時間に分け入り
夢の中で出会ったあなたに会い ....
孤独はあたたかい
闇はあかるい
しずかに私をつつみこんでくれる
そしてその中で胎児のように眠るのだ

罵倒や嘲笑・裏切り・暴力
全てから私を護り
私の存在を否定しない
理想的な母親のよ ....
  
  どこかにかくれたきみのこと
みつけることができなくて ないてかえったぼくだった
ふたりはとてもなかよしで いつもいっしょにあそんでた
いたずらだいすき  ....
                   120823


ふと考えた
藪から棒に驚いたのさ
藪から小綬鶏が走り出し
頭上高く飛んでったのさ
突然のこと
驚かしたのは当方の無頓着な歩行
 ....
やる気スイッチ
押しすぎて壊れちゃった

水をやっても動かない
強く押しても
かたりともいわない

困ってしまって
優しくしても
今さらなんだと横むいてる

走らなければ
間に ....
踊らないか ぼくと一緒に
踊り尽くして一生を終えないか
そうすればきみの一生もぼくの一生も
意味あるものとしてこの世を去れる

だからぼくと踊らないか
壁の花になることはなく
ホールのセ ....
僕は派遣だから
正社員の友人と
どこかに出かけるにしても
何をすることもできない


気づいたらこうなっていた
僕が選んだというわけでもなく
君はいつもそこにいたわけだ


 ....
さびしさとタスクバーの片隅にひかる閃光全身で雨



名付け/ず/に//季節/を/過す////青春/////の/区/切り/を憂うこ/と/の/な/き/よ/う



カーテンやライトをすべ ....
息の吸いかたも

息の吐きかたも

忘れてしまった

私は愛しき敗残兵

顔の作りかたも

その戻しかたも

忘れてしまった


夏が逝きます

今度こそ

言葉 ....
山ぶどうに覆われた丘陵地沿いに車を止め
アキアカネの静止
止みきらない雨
昼から夕へ傾むいてゆく
キリギリスたちの単調なコーラスに
ヒヨドリの絞り出すような歌声が響いていた

この辺りの ....
蟻だ
物凄い数の蟻だ

僕は
涎を垂らしながら
テレビのニュース映像に
釘付けになっている

パレードだ
角砂糖の数珠繋ぎだ

僕は
指をくわえながら
熱狂と陶酔の蟻の行 ....
茅ヶ崎駅近くのライブハウスにて 
カウンターに並んで座った 
詩友の欣(きん)ちゃんは、店員の女の子に話しかけた 

「名前、なんてゆうの?」 
「かれんです、名前負けしてるんですぅ」 
 ....
バックから
するだけならば
お互いに
顔の良し悪し
関係ないべ





一応は
それらしい声
出してるが
鏡越しの顔
既に飽きてる
大吉さん 二年続けて やって来た

北向けば 洗濯途中の 枕有り

相談を ヘラで返して 見上げた空の 夕暮れは
藍色の帯 海は亡きかな

ピリ辛の ゆず胡椒を ふりかけて 炒めました
 ....
{引用=



海のむこうは
まだ 昨日という夜のやすらぎのなか
夏の 陽をすった赤い顔の子が眠る


男の顔をしはじめた お前の
ベッドのはしに座れば 薄暗がりのそこは、
青い ....
大輪のピンクの朝顔咲きにけり

ショパンのピアノ・コンツエルト窓のゴーヤ

家族の絵沢山飾り晩夏の日
藪虱一秒前は過去のこと

鯊釣や猫の顔した太公望

気がつけば赤坂サカス今朝の秋

色褪せた虎の法被や秋に入る

鬼灯や一歩一歩が嘘となる

竹島は島根県だよ笛ラムネ

鬼灯の ....
あたしに咲く

ムラサキノハナ

いいかげんなやさしさと

今だけのしあわせと

信じることはいいことです

だけど

不安だらけの穴ポコだらけの

ほんとのあたしのこころ ....
熱射を吐き出してしまった夏は
老いて死んでいく
鎮魂歌を捧げられながら

あれは一時のめまい

傾斜する意識が
さらに勢いを増して
海の底に沈もうとしている

戦場に散った無名戦士 ....
ハローワークに行ったふりをした帰りに
そうえいばキムからの着信があったなと
スリーエフの交差点で電話したら
おばさんが出て
ミキくん、ブログの作り方を教えてというので
一体あのババアが何をイ ....
スマイルを忘れずに
常に前向きに
辛い時もある。
じっと耐える。

歌を思い出し
歌詞を思い出し
励みにする
音楽のない世界は考えられない。

英語で考える。
英語が溢れ出て来る ....
汗ばんだシャツを投げ込む洗濯機 脱ぎ捨てるのは一日の労
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13700)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ダイイングメッセージ- そらの珊 ...自由詩10*12-8-24
かもね- 砂木自由詩6*12-8-24
まず殺されるもの- HAL自由詩4*12-8-24
いつもの- 殿上 童自由詩20+*12-8-24
「海辺」_短歌de胸キュン- 北大路京 ...短歌12*12-8-23
もうやめませんか短歌1- 花形新次短歌112-8-23
さきっぽ- ……とあ ...自由詩16*12-8-23
- 夏美かを ...自由詩13*12-8-23
瓶詰の夜- 石瀬琳々自由詩9*12-8-23
あたたかい孤独の中で- れもん自由詩912-8-23
「やっとみつけたきみのこと、とおいむかしのかくれんぼ」- 秀樹自由詩312-8-23
抜群- あおば自由詩9*12-8-23
壊れたスイッチ- 朧月自由詩412-8-23
ぼくらは踊る- HAL自由詩6*12-8-23
戻れない時- 番田 自由詩212-8-23
ヘリウムガスと絶望と恋- 佐伯黒子短歌612-8-23
私の愛しき敗残兵- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...612-8-23
境目も変わり目もなく_ただ足音が響くだけ- ただのみ ...自由詩14*12-8-22
パレードには行かない- nonya自由詩29*12-8-22
貯金の音_- 服部 剛自由詩512-8-22
後背位短歌1- 花形新次短歌112-8-22
表面張力- 藤鈴呼自由詩6*12-8-22
Birthday_Card- 月乃助自由詩12*12-8-22
夏のなごり- 生田 稔俳句612-8-22
俳句2012_8月中旬- 北大路京 ...俳句10*12-8-21
ムラサキノハナ- じじ自由詩18*12-8-21
不可逆- 乱太郎自由詩25*12-8-21
都営団地の屋上で- 馬野ミキ自由詩1712-8-21
明るく生きよう- ペポパン ...自由詩3*12-8-21
おつかれさん- まーつん短歌4*12-8-20

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