スコット・ラファロは25歳で死んだ
死因は交通事故だ
オーティス・レディングは26歳で死んだ
死因は飛行機事故だ
ジャニスは27歳で死んだ
死因は薬物中毒だ
ジム・モリソンも27歳で死んだ ....
縦や斜めや裏返しにわたしの体がぎっこんばったんやられているあのときに決意しました。わたしはたぶんわたしではなかったです。黄色いのや赤いのは好いです、青いのも緑のも好いです、白と黒も好いです。ただし .... 街道を歩いていると
簡素な無人野菜販売所が
所々にある
鮮やかで不格好な食物たち
私は頭がひょこっとでた三宝柑と
真っ赤な唐辛子を買う

路地を曲がるとワゴンから小さな女の子が
飛び出 ....
葱。
葱をみている
きざみ葱を頼まれたが
青い部分ばかりで一パックこの値段とは
いかにも法外である

ひと振りの葱を取り、握りを確かめる
銘刀「下仁田」ほどではないが
なかなかの白鞘で ....
待っている瞬間に あなたは現れず
待ったナシの状態で チラリの尾を隠す

箱型のスイカに詰めた甘味が
容易に想像できたから
よーい ドン で 種まきをしよう

スコップで 土を 掻き出し ....
□報告者/ るるりら -(2013/04/01(Mon) 01:49:27)

このほど発掘された石版には 解読の結果、このように記されていた。


***
なんどとなく残酷な ....
ポケットのなかで

45分しゃべりつづけた

書類のしたで

45分しゃべりつづけた


せまい湯舟に

ぼくとあなたと

あなたの児と

さんにんでつかって

慌た ....
岩手県内某所 事務所

小沢先生 「なに、後援会が三人になった?」
公設第一秘書 「なにぶん、権益が震災復興に集中してしまい…」
小沢先生 「決断の時至れりということだな」
公設第一秘書 「 ....
 
体がうごくとき、心もうごくだろうか?

心がうごくとき、体もうごくだろうか?


あなたに、うごくだろうか?




 
丸揚げの大蒜食べて戦場へ ぐるり、と周りを見回してみた

遮断された思考回路
崩れ落ちた自信とプライド
夢中で追いかけているうちに
何を追っているかも分からなくなった

ぐるり、と周りを見回してみた

逃げる ....
誰が見送っていたのか知らない
わたしは振り向かなかったから
三月の道をざくざく歩いて行ったから
足取り軽くはなかったけど
雪解けの道が歩きにくかったからじゃなく
涙で目の前がいつも曇っていた ....
 捨て子は

 捨ててくれて

 ありがとうと


 十五の春の

 世間で一人

 散り始めた

 桜の小道で

 つぶやいた

 らしいです


 しらなく ....
 
 こんにゃくが泣くんです

 キュッ キュッ って

 から煎りされて

 栄養は 無いんです

 指でちぎったから

 かたちは良くありません

 みりんと出汁と砂糖
 ....
さくらも雪柳もなんだってああもこぼれるように咲くんだろう。
かたわらでぼとぼと落ちている椿の鮮やかに腐れるさま。
きょうも海が見えている。花曇り、ぼうやりとした稜線。
手を閉じたり開いたりし ....
地下系で 繋がっている 
細っこい もやしみたいな 白い根が
河童の皿を 連れて来る

若しくは 小さな 蕗
フッ と 吹きかけたら 飛びそうな
華奢な姿を 思い描くから 立ち止まる
 ....
 風を眺め
風と語り
 風を伝える

もうすぐ名前がなくなる村の
公民館の屋根のてっぺんで

 風を聴き
風と歌い
 風を奏でる

僕は少し錆びついた時間を
飽きもせずにつ ....
優しい人達の笑い声を消したい

近付いて来る足音から逃げたい

差し出された手を払い除けたい

独り善がりな不幸を味方につけ

勘違いな孤独に酔いしれてた頃

僕は本当は幸せだった ....
もう なんにちも
雨は降らないし 降りようがない
雨乞いの呪文も
もはや効き目は薄れ
わずかばかりの
水を流して
やり過ごしている

 {引用=さかな 苦しいだろう
さかな 底に怯え ....
     右足が重いと
     おもっていたら
     いつのまにか
     根が生えていた
     しかたがないので
     歩きまわる
     根をおろさずに
  ....
辛いこと貯めこんで利子がつく 言葉はいつも
心の思い出だった
流れだしていく言葉が
思いをもみ消していく幻で
そうではないことを認識する人は
霞んでいく山を見ている気がするんだ
何故だろうと思う世界で 目にする外の ....
口笛を吹き 時間を過ごす
慣れない音楽を流し 口笛を吹く

そう 曇り空との融合のように 時間を過ごす
無駄を嫌わない のんびり伸ばす音楽

はもる口笛 ボーカルの異国語の伝言
そう 虹 ....
都市気候に密閉された

お洒落な箱にいます

外はとても過ごしにくいのだけれど

箱に入れば何もかも揃っていて安心

そこは好かれる気配が大切

優れていても劣っていてもだめ

 ....
西洋ではエイプリルフールだって言うんだろう
その日は嘘を吐いても良い日だ
だから、私が死んでも誰も本気にしないだろう

きっと、

「いくらエイプリルフールだからって
 そんな嘘はいけな ....
{画像=130329074436.jpg} 

{画像=130329080838.jpg} 

{画像=130329080859.jpg} 


 天候不順でさぞかし桜もとまどっているだ ....
尊敬ってナンジャラホイ

畏怖ってハテサテナ

respect?

awe?

fear?

どうやらそれらのごった煮だよ

多くの人が言う尊敬って



だから

 ....
  縁側に置かれた
  座布団にひなたと
  猫のにおいが残っている



  どこかで水が流れているのに
  影も形も消えてしまったみたいだ
  風に運ばれ
  気まぐれな ....
山吹色の満月だ

ウルトラマンの目の色だ

幸福色の悲しみだ


あんな明かりの嬉しい日

あなたは生まれ

その100回目の誕生日

あなたはぼくと

同時に寿命で死ぬ ....
造られたのだ
望んだ訳でもなく
花の像に似せられて
花の代わりに飾られて
その美しさに比べられ

蔑まれては
やがて飽きられ捨てられる
色褪せても尚
枯れることも許されず
土に還る ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夭折- HAL自由詩6*13-4-1
----- はるな自由詩1013-4-1
三宝柑と唐辛子- 灰泥軽茶自由詩3*13-4-1
ネギ侍- 佐野権太自由詩9*13-4-1
スイカくん- 藤鈴呼自由詩2*13-4-1
ブリキの森と紙の古城とウルサい湖畔の魔法- るるりら自由詩12*13-4-1
たった幸福- 吉岡ペペ ...自由詩613-4-1
政治家劇場_春場所- salco散文(批評 ...3*13-3-31
うごくだろうか?- 殿上 童自由詩21*13-3-31
丸揚げの大蒜食べて戦場へ- 北大路京 ...俳句113-3-31
ぐるぐるり- 三奈自由詩1113-3-31
見送り- Lucy自由詩11*13-3-30
桜はトンネルのようでした- ドクダミ ...自由詩4*13-3-30
こんやはこんにゃくが泣く- ドクダミ ...自由詩7*13-3-30
眼科のこと- はるな散文(批評 ...613-3-30
もやしくん- 藤鈴呼自由詩5*13-3-30
風見鶏- nonya自由詩19*13-3-30
勘違いな孤独- 永乃ゆち自由詩2*13-3-30
川という女- そらの珊 ...自由詩19*13-3-30
木々のようには生きられない- 石田とわ自由詩24*13-3-30
辛いこと貯めこんで利子がつく- 北大路京 ...自由詩1613-3-29
white_is_black- 番田 自由詩413-3-29
ヨンシーを聴いて- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-3-29
都市気候とお洒落な箱- 灰泥軽茶自由詩9*13-3-29
出来れば四月一日に死にたいという男の話- ……とあ ...自由詩12*13-3-29
- あおば散文(批評 ...7*13-3-29
私をしなくてもかまいませんけれど- ドクダミ ...自由詩2*13-3-29
座布団- 草野春心自由詩1113-3-28
満月- 吉岡ペペ ...自由詩413-3-28
造花の詩- ただのみ ...自由詩24*13-3-28

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