友達の家に行った
飼い猫が迎えてくれた

自分の家でも飼いたくなった
父も賛成してくれた
真っ白な猫が来た

家族は癒されている
イライラも消えて無くなる

家族の絆が
深まった ....
えくぼ
笑顔を生む
笑顔のなかの
ふたつの支点
希望の
くぼみ


えくぼ
笑顔のほころび
ふたつの種子が
こぼれ落ちる
黄いろい
ひまわりの花がさく


えくぼ
笑 ....
ごはんのにおいがするから帰るよ
造花だらけの無菌部屋
ねえでも
ここがわたしたちの家だけど?
去年とおととしのカレンダー
うーんだけどかえらなきゃ
裏返しのくつ下を
拾わなくちゃ ....
雨時計とは雨のふる街をさす
誰もが知らないふりをしたことだが
秒針は環状線のアシンメトリーに似ていた

夜、神話としての男と女が踊り出すと
点と線をむすぶようなあいまいさで
ビニール傘 ....
無音、
移動していくモノの影
独り在る茫漠の床で
眠りの底から掻き分け掻き分け
異界の異様な感触を
意識の触手、体に刻む

無音、
夜陰にひっそり回帰し
剥き出しのたましいを
宇宙 ....
血を吸うな吸血鬼
おまえは蛭のように
皮膚にとりつき離れない

おまえは不幸なことに
好いた人間の血しか吸えぬと言う

血を吸うな吸血鬼
おまえが好いた人が死んでも悲しむな
それはお ....
秋はまだ
始まったばかりなのに

冬のような寒さをつれて
すさまじい嵐が吹き荒れる

山の天気のように
目まぐるしく変わる空模様

黒々とした雲が
あっという間に通り過ぎ

か ....
真夜中が近づいている
ベランダに出て夜風にあたる
街灯の列が何処までも続き
なんて素敵な夜だろうと思う
昼間森で見た花の群落が
今頃青白く光っている
風は優しく穏やか
主観と客観が溶け合 ....
乱雲流れ去る、その懐古、あまねく。
           わたしたちは、みなしご
           胡散臭い湖へ 舟を漕ぐ

  今日もまた絞め殺す その的を射る
   搾られたシグナル ....
いまのうちに月の光を浴びておきたまえ
明日の夜は雷雨になるそうだから
身を潜める場所を見つけるのは後でもいいけれど
目星は付けておきたまえよ
行き当りばったりでは
のたれ死んでしまうかもしれ ....
途絶え、

 、
 
 ニホン
 サンボン
 
  ロツポン 


 キユウホン




 みあげる、ソラ の 
スキー場楽しさだけがそこにある初心者だけど恐怖心ない

銭湯の煙突高く聳え立つ低い家しかない下町

ラージヒルバランス良ければ上手くいく風は味方か敵かわからない

路地裏の昭和仕込みの映画 ....
ちょっとばかり
おそかったのかな
気づくのが。

アクセスのない
一日のおわりに
そんなことをおもう。

おそかったのよ/たしかに/無能なのよあなたは/
だれだって分かっているのに/ ....
不思議であった
私の前にはいつも道があって
そこをしずしずと歩いている
ホウの葉とサワグルミの、落葉の上を
ソフトに足を進めている
まったくなんの期待もない山旅に向かったのだった
ただ、歩 ....
二〇一八年一月一日 「熊人形」


 きょうから、リチャード・マシスンの短篇集『13のショック』を読む。スタージョンの短篇集は、いいの1作品だけだった。「熊人形」だけがよかった。スタージョンの短 ....
孤独である
関係を全て切断し
諦めている、静かに
幸せとか不幸せとか

ただ驚くのだ、
世界に自分に詩に一日に

オドロキは転がっているから
至るところに

オノレが在る、セカイ ....
 えらい時代はきたもので
 往年の名馬が美少女キャラになって
 ゲームになったり、アニメになったり
 いや、批判しているわけではない

 ところでぼくが
 いちばん好きな馬の名前といえば
 ....
感覚する、
風の通り道、雨の匂い
そのたび新しい自分がいて
ぼくは大きく両手を広げる
この広大な地球の上で
この肉体を抱えながら
笑っている泣いている
すべて愛しい日常些事
一つ一つ噛 ....
チャラい人にストーカーされてモラハラ交際する羽目になっていて、逃げたくて全寮制の職業学校に入って真面目そうな夫をチェックして卒業したあと同期に取り持ってもらって今結婚している。逆ナンパですね。
チャ ....
{引用=胡桃の中身}
感覚と本能の間
奇妙な衣装で寸劇を繰り返す二人
台詞を当てるのは
土台無理なのだ
虎はいつだって喰いたい
馬はいつだって逃げたい
やがて波打ち際
血まみれの馬は海 ....
小人たちが落ち葉に掴まり
空の浅瀬で波乗りしている

深い眠りに沈んだ夏を
呼び覚まそうとする者はいない
さらさらと風は
思い出のほうから吹いてくる

小人たちは歌っている
こん ....
苦しみもストレスもない

生きているこの世界は
揺り籠の中にある

程よく揺れて愛以外のものは
隙間から零れ落ちていく

安心感
愛があるからこそ
身体を委ねることが出来る

 ....
僕には夢がある

その夢を叶える為には

越えなければいけない壁が

山のようにある

小さな壁、大きな壁

そのひとつひとつを乗り越えて

歩んでいかなくてはならない

 ....
日の出の景色は
その日の気象条件で様々に変化し
一期一会の絶景という

そこで
いつものように
この絶景を撮っていたら

あかね色に染まる
地平線あたりに漂う雲が

ごく一部だけ ....
小さな、闘う人をみた
赤い影の
見た目には
まだ小学生くらいの可愛らしい女の子
空をにらみ
まるで遮二無二
ただ闘うために闘う
小さな、闘う人をみた

むろんそれはまぼ ....
螺旋階段と信じて歩を進めてきたのに
それはネズミの回し車だったのだろうか
歩んでいる感覚さえあればいいと勘違いして

だれもが感傷的でうんざりする

行く先を見誤れば、それは己の尾を追いか ....
存在が手段だとして目的は「虚無を形にすること」かしら 青い空
わずかながらに流れ行く白い雲
軒下には
蜘蛛の巣に滴る雨粒が輝きを放つ

夏休みが懐かしく思い出され
向日葵畑の跡に立つ案山子は
夕陽に照らされ

土手に履き捨てられた
幼 ....
その快楽の後始末を
おまえは引き受けなければならない

日常は続いていく
荷を背負って

永遠は開けるだろうか

いつ?
今にも!

ただ、見えなくなった眼だけがある

永遠 ....
大して強くもない将棋だが
美しい一手があることは分かる
今はソフト評価値と最善手を
見ながらの観戦だから
昔のような感動は少なくなった
ただ、ソフトとの一致率で
凄いとか凄くないとか
言 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
飼い猫がいる- 夏川ゆう自由詩421-10-23
えくぼ- 本田憲嵩自由詩621-10-22
ごはん- はるな自由詩421-10-21
雨時計- 新染因循自由詩12*21-10-21
回帰- ひだかた ...自由詩721-10-21
血を吸うな吸血鬼- 凍湖(と ...自由詩421-10-21
秋の嵐と虹とジェット機- st自由詩621-10-21
意識の夜に- ひだかた ...自由詩721-10-19
葬場_鳳翼の真人- あらい自由詩121-10-19
嵐の前に- 坂本瞳子自由詩2*21-10-18
- 津煙保存自由詩3*21-10-18
路地裏- 夏川ゆう短歌421-10-18
無能のヒト- 草野大悟 ...自由詩221-10-18
山道- 山人自由詩11*21-10-18
詩の日めくり_二〇一八年一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*21-10-18
光の一閃、突き抜ける青- ひだかた ...自由詩8*21-10-17
画才があれば- 平瀬たか ...自由詩5*21-10-17
風の通り道、雨の匂い- ひだかた ...自由詩7*21-10-17
乗換えた訳- 鵜飼千代 ...自由詩7*21-10-17
なんじゃらほい- ただのみ ...自由詩4*21-10-16
波乗り小人- Lucy自由詩7*21-10-15
揺り籠- 夏川ゆう自由詩121-10-15
僕には夢がある- ジム・プ ...自由詩2*21-10-15
日の出の雲に竜が住む- st自由詩421-10-15
小さな、闘う人をみて- 秋葉竹自由詩221-10-15
きっと外- 凍湖(と ...自由詩121-10-15
_- いる短歌121-10-14
陽が沈むにつれて- 坂本瞳子自由詩3*21-10-14
半月- ひだかた ...自由詩321-10-14
美しい一手- 花形新次自由詩221-10-14

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