真夜中が近づいている
ベランダに出て夜風にあたる
街灯の列が何処までも続き
なんて素敵な夜だろうと思う
昼間森で見た花の群落が
今頃青白く光っている
風は優しく穏やか
主観と客観が溶け合 ....
乱雲流れ去る、その懐古、あまねく。
           わたしたちは、みなしご
           胡散臭い湖へ 舟を漕ぐ

  今日もまた絞め殺す その的を射る
   搾られたシグナル ....
いまのうちに月の光を浴びておきたまえ
明日の夜は雷雨になるそうだから
身を潜める場所を見つけるのは後でもいいけれど
目星は付けておきたまえよ
行き当りばったりでは
のたれ死んでしまうかもしれ ....
途絶え、

 、
 
 ニホン
 サンボン
 
  ロツポン 


 キユウホン




 みあげる、ソラ の 
スキー場楽しさだけがそこにある初心者だけど恐怖心ない

銭湯の煙突高く聳え立つ低い家しかない下町

ラージヒルバランス良ければ上手くいく風は味方か敵かわからない

路地裏の昭和仕込みの映画 ....
ちょっとばかり
おそかったのかな
気づくのが。

アクセスのない
一日のおわりに
そんなことをおもう。

おそかったのよ/たしかに/無能なのよあなたは/
だれだって分かっているのに/ ....
不思議であった
私の前にはいつも道があって
そこをしずしずと歩いている
ホウの葉とサワグルミの、落葉の上を
ソフトに足を進めている
まったくなんの期待もない山旅に向かったのだった
ただ、歩 ....
二〇一八年一月一日 「熊人形」


 きょうから、リチャード・マシスンの短篇集『13のショック』を読む。スタージョンの短篇集は、いいの1作品だけだった。「熊人形」だけがよかった。スタージョンの短 ....
孤独である
関係を全て切断し
諦めている、静かに
幸せとか不幸せとか

ただ驚くのだ、
世界に自分に詩に一日に

オドロキは転がっているから
至るところに

オノレが在る、セカイ ....
 えらい時代はきたもので
 往年の名馬が美少女キャラになって
 ゲームになったり、アニメになったり
 いや、批判しているわけではない

 ところでぼくが
 いちばん好きな馬の名前といえば
 ....
感覚する、
風の通り道、雨の匂い
そのたび新しい自分がいて
ぼくは大きく両手を広げる
この広大な地球の上で
この肉体を抱えながら
笑っている泣いている
すべて愛しい日常些事
一つ一つ噛 ....
チャラい人にストーカーされてモラハラ交際する羽目になっていて、逃げたくて全寮制の職業学校に入って真面目そうな夫をチェックして卒業したあと同期に取り持ってもらって今結婚している。逆ナンパですね。
チャ ....
{引用=胡桃の中身}
感覚と本能の間
奇妙な衣装で寸劇を繰り返す二人
台詞を当てるのは
土台無理なのだ
虎はいつだって喰いたい
馬はいつだって逃げたい
やがて波打ち際
血まみれの馬は海 ....
小人たちが落ち葉に掴まり
空の浅瀬で波乗りしている

深い眠りに沈んだ夏を
呼び覚まそうとする者はいない
さらさらと風は
思い出のほうから吹いてくる

小人たちは歌っている
こん ....
苦しみもストレスもない

生きているこの世界は
揺り籠の中にある

程よく揺れて愛以外のものは
隙間から零れ落ちていく

安心感
愛があるからこそ
身体を委ねることが出来る

 ....
僕には夢がある

その夢を叶える為には

越えなければいけない壁が

山のようにある

小さな壁、大きな壁

そのひとつひとつを乗り越えて

歩んでいかなくてはならない

 ....
日の出の景色は
その日の気象条件で様々に変化し
一期一会の絶景という

そこで
いつものように
この絶景を撮っていたら

あかね色に染まる
地平線あたりに漂う雲が

ごく一部だけ ....
小さな、闘う人をみた
赤い影の
見た目には
まだ小学生くらいの可愛らしい女の子
空をにらみ
まるで遮二無二
ただ闘うために闘う
小さな、闘う人をみた

むろんそれはまぼ ....
螺旋階段と信じて歩を進めてきたのに
それはネズミの回し車だったのだろうか
歩んでいる感覚さえあればいいと勘違いして

だれもが感傷的でうんざりする

行く先を見誤れば、それは己の尾を追いか ....
存在が手段だとして目的は「虚無を形にすること」かしら 青い空
わずかながらに流れ行く白い雲
軒下には
蜘蛛の巣に滴る雨粒が輝きを放つ

夏休みが懐かしく思い出され
向日葵畑の跡に立つ案山子は
夕陽に照らされ

土手に履き捨てられた
幼 ....
その快楽の後始末を
おまえは引き受けなければならない

日常は続いていく
荷を背負って

永遠は開けるだろうか

いつ?
今にも!

ただ、見えなくなった眼だけがある

永遠 ....
大して強くもない将棋だが
美しい一手があることは分かる
今はソフト評価値と最善手を
見ながらの観戦だから
昔のような感動は少なくなった
ただ、ソフトとの一致率で
凄いとか凄くないとか
言 ....
【性的・暴力的な表現があります。ご理解の上、ご閲覧をお願いいたします】

 わたしは、生を受けたということがおかしいのです。

 母の名前は蝶、きらきら光る目をした人でした。
 わたしはあか ....
急性期、慢性期とは違う
退院前提の患者達に対して
病院が新たに取り組み
出来上がった開放病棟

十代のシンナー少年から
族上がりのチンピラヤクザ
アル中やヤク中やテキヤや
トラック運転 ....
政権交代が現実化すれば

風の世紀の訪れは早まるだろう

地の世紀の名残りの世の中の地獄化も

いずれは終焉を迎える

虚無の闇の中に生息している

既得権益にしがみついている為政 ....
一九九九年、七の月 
空から恐怖の大王が降ってくる

精神病院は
過熱し続ける人類滅亡報道に耐えきれず
心を壊し精神を病む人が増えていた

七月二十七日は
閉鎖病棟の夜勤だった

 ....
陽射しの強さがまばゆいばかりで
もうここで終わってしまうのかと思った
いや、終わりにしたかった
いや、終わりにしたいんだろうと思う
まだなにも始まってはいないのに
見果てぬ夢が
先の見えな ....
だいぶ痩せてしまったみたいだ
指輪がゆるくなるなんて

我慢をしているつもりはないのだけれど
気持ちには嘘をついているかもしれない

不安に思うことは多々ある
笑顔はできているだろうか
 ....
ねずみ花火が今後にひびく

海の日に紙石鹸をはさむのよ

凶作に三羽烏が入っていく

福引きに似ている年もあったろう

ラットレースが水をふくんでふくらんで
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13681)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
意識の夜に- ひだかた ...自由詩721-10-19
葬場_鳳翼の真人- あらい自由詩121-10-19
嵐の前に- 坂本瞳子自由詩2*21-10-18
- 津煙保存自由詩3*21-10-18
路地裏- 夏川ゆう短歌421-10-18
無能のヒト- 草野大悟 ...自由詩221-10-18
山道- 山人自由詩11*21-10-18
詩の日めくり_二〇一八年一月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩13*21-10-18
光の一閃、突き抜ける青- ひだかた ...自由詩8*21-10-17
画才があれば- 平瀬たか ...自由詩5*21-10-17
風の通り道、雨の匂い- ひだかた ...自由詩7*21-10-17
乗換えた訳- 鵜飼千代 ...自由詩8*21-10-17
なんじゃらほい- ただのみ ...自由詩4*21-10-16
波乗り小人- Lucy自由詩7*21-10-15
揺り籠- 夏川ゆう自由詩121-10-15
僕には夢がある- ジム・プ ...自由詩2*21-10-15
日の出の雲に竜が住む- st自由詩421-10-15
小さな、闘う人をみて- 秋葉竹自由詩221-10-15
きっと外- 凍湖自由詩121-10-15
_- いる短歌121-10-14
陽が沈むにつれて- 坂本瞳子自由詩3*21-10-14
半月- ひだかた ...自由詩321-10-14
美しい一手- 花形新次自由詩221-10-14
三途川- 田中修子散文(批評 ...1121-10-14
年越し夜勤の思い出- 板谷みき ...自由詩3*21-10-14
一人、唇を噛み締める- ジム・プ ...自由詩1*21-10-14
第十巻七十二番- 板谷みき ...自由詩2*21-10-14
まだ、まだまだだ- 坂本瞳子自由詩2*21-10-14
ゆらぐ- 坂本瞳子自由詩1*21-10-13
ラットレース- 暮田真名川柳221-10-13

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456