151018

あるはずのものが無い
無いと思ったものが有った
見回したところ、平坦に見えても
凸凹があり、水溜りがある
雨が止んでしばらくすると
消えてしまう水溜 ....
;" "ヾ; ; ; ゞ゛;ヾ:.y.ノヾ ; ;ヾ ; ;ヾ ;" "ヾ; ; ; ヾ゛;    `
ヾ ;" " sakura pin ....
透明な柵の中を回り続ける鼠には
幻覚的な麻酔の恍惚が必要
生態系を逸脱した個体を繋ぐ夢は
遥かなる進化の虹を跨ぐのだろうか

水を与えれば開く鑑賞物のように
出窓に愛でられること自体が存在 ....
 庭の緑に紛れて自己主張する名も知れぬ花々。
 鮮やかな色は私の心をわくわくさせる。
 天気は良好、テラスで飲むアールグレイもまた楽しい。
 部屋の奥からベートーヴェンのピアノソナタが聴こえ ....
神経を{ルビ刮=こそ}ぐように
そとは雨降り
中途半端な滴の音たちが

わたしのからだに
張り巡らされた
過敏な絃を弾いてやまない

痛くてたまらなくって
家出したがってる
こころ ....
もう、疲れてしまった。
美しいものは、等しくコトバにできない、ことや、
瞼を瞑ることでしか、思い出せないと言うことを、
眠らない心が捉えてしまったのだ。

夕焼けすら 同じように見え ....
 ( 自己愛が強いスパイダー


 ( 感情に溺れたベルゼブブ


 ( 愛をウける資格ってなんなの


 ( 恋にオちる条件って なに なんなの


 (  ( 狂った大 ....
 或る日

椅子座り笑顔浮かぶる妻の顔かわゆらしとひとえに思う

伝道にいでゆく妻に声かけて頑張ってねと妻うなづきてゆく

昨夜には二人してとも二杯のカクテルをあけ気持ちよかり

賛美 ....
151016

透明な液体が
土壌に浸み込んで
悪さをするという
液体の成分は何なのか
放射性物質かもしれないと
口に出すのが習慣化して
そうかも ....
スクール水着にしてるのは 萌えるから燃えるから
              o         °
学生時代からスタイル変わってない
             °        °   ° ....
この夜、キオク
ヒビキの層成す
一斉に立ち上がり
遠く近く壁を造り
痕跡だけ残しては
逃れ消えていく
次から次へと

荒れ狂う情動の海の底

星々の明滅
溢れ流れる愛憎
鳴り止 ....
じゃりじゃりになっている
蜜のあわれを
さじで救い取る

瓶の中で
結晶になった
白い彼女はきれぎれになり

焼かれたパンの熱でそれは
ふたたび脆弱に溶かされてゆく
朝の甘い官能
 ....
崖のうえで
いまやっと
生きている気持がする
はだかで
つめたく嬲られて
ごつごつした岩に立って

穴だらけのひふを脱いで
ねばっこい血管を捨てて
さわがしい心臓も
置いてきて ....
                 151015
古くさいことばだねぇ
明治生まれの親父も使ったこと有るかしら

いつまでも候文を書いていた父も諸君!と叫んだことは有るまい
直立不動で自分は〇 ....
バス停から歩き出した 暗くなった歩道に
街頭に照らされて 燦然と 
一本だけ落ちている 大根の葉っぱ
ベビーカーを押す母親が スーパーの袋から落とした


午後7時 今ごろぶり大根にな ....
月が高い塔に当たりました

夜景は万華鏡の海 光に輝くベットの上


女性の姿で生まれました

悪夢を熱にしながら こぼれる言葉
キンタマ王子のキンタマは
地球の衛星であるとの論文が
英国科学誌キンタマジャーナルに
掲載されたのを受けて
キンタマ王子が会見を行った
キンタマ王子は
「自分のキンタマが超新星爆発で
生 ....
強盗が脅迫と力で奪いとった「それ」を
詐欺師は嘘と手管でまんまと横取りした
だが翌朝には消えている泥棒に入られて
泥棒は「それ」を盗品ブローカーの処へ持って行くが 
二束三文の代物だと言うブロ ....
根の堅州(かたす)まで逃げ果(おお)せるか

その先黄泉(よみ)の暗い道順(みちゆき)

荒神谷の奥深く 
人影も無く、道も無く
鬱蒼(うっそう)とした下草と
室(むろ)を作る地(じ)  ....
浮かんでは沈んでいく言葉達
言葉のありかは深層意識
漁師のように言葉に網をかける

網にかかった言葉は
時に楽しく
時に悲しい

最近は悲しい言葉ばかりが網にかかる

何度も 何度 ....
メガネをかけた店員が私を緑のサツマイモだと言った
もう一人の店員は私のことを赤いキュウリだと言った
どの棚にも私の居場所はなく、
北海道の男爵やクイーンが
同じ棚には並びたくない、と言 ....
{引用=金のメダル
銀のメダル
銅のメダル
どれがあなたのメダルでしょう

(これはお約束だから)
銅のメダルです
と応えた

では銅のメダルをあげましょう

嬉しかった
三人 ....
ウンコの拭き方については
未だに議論が続いている
後ろから手を入れて後ろに引くか
前から手を入れて前に引くかだ
これが女性だと
衛生上、後ろからが普通なのに対し
男性の場合は前からでも
 ....
実家に帰り、午睡をする。
窓外で
うらかな陽に照らされたポストが
かたっと音をたてる。
配達夫のバイクの音は遠ざかる。

そんな風に僕はいつも
待っている
昨日も、今日も、これからも
 ....
多くの人が溢れる街
私が この街に暮らして何年だろう
今 私に帰る場所は だけど 無い
そんな光を見ている 今の 私がいた


ロンバケのやっていた 昔見たことのある場所
隅田川の畔の深 ....
あまいとおもっていた
あなたの言葉は
いまでもわたしの喉をふさいでいる
目の内側から金色がおしよせて
まもなく手も足もうごかなくなる
指を折って数えて間違えている 『夕暮れ』

寂しいと呟けば
誰かが
肩を抱いてくれそうな
そんな
秋の夕暮れに


『曼珠沙華』

野辺の道に咲く
真っ赤な曼珠沙華が
やけに扇情的で
まるで娼婦のようだ ....
夕陽に向かって走っていた電車が停まった。長い間揺られていた人々は立ち上がった。この先には もうレールはなかった。が 旅が終わったのではない。
ここからは ひとり 自分の足で歩く始発駅でもあった。過去 ....
です。です。です。〉〉〉〉〉〉〉はかない、こゑがこだまする。〈〈〈〈〈〈〈です。です。です。荒野の。はて。はて。はて。〉〉〉〉〉〉〉〉サンクチュアリが地を行進してアンドロメダマが遥かかなたから傍観 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
みあたらない- あおば自由詩7*15-10-18
sakura_pink- 北大路京 ...自由詩14*15-10-18
◎瞑想- 由木名緒 ...自由詩15*15-10-18
愛する人へ- ヒヤシン ...自由詩14*15-10-17
そとは雨降り- もっぷ自由詩5*15-10-17
喪失- 為平 澪自由詩20*15-10-16
蠅の王- 北大路京 ...自由詩815-10-16
_或る日- 生田 稔短歌615-10-16
不揮発性の諸君- あおば自由詩8*15-10-16
潜る- 北大路京 ...自由詩2115-10-15
キオク〇ヒビキ(改訂)- たけし自由詩415-10-15
冬のはちみつ- そらの珊 ...自由詩20*15-10-15
崖のうえ- はるな自由詩415-10-15
諸君!- あおば自由詩6*15-10-15
落し物- 藤原絵理 ...自由詩7*15-10-14
女性の姿で生まれました- 北大路京 ...自由詩915-10-14
キンタマ王子、キンタマに立つ- 花形新次自由詩1*15-10-14
黒幕- ただのみ ...自由詩14*15-10-14
バラッドのはじまり- ……とあ ...自由詩5*15-10-14
漁師のように- 小川麻由 ...自由詩4*15-10-14
メガネの店で- 為平 澪自由詩1415-10-14
嬉しいメダル- もっぷ自由詩715-10-14
キンタマ王子、拭き方を間違える- 花形新次自由詩215-10-13
日々の歓び___- 服部 剛自由詩515-10-13
ある夜、東京- 番田 自由詩215-10-13
はちみつ- はるな自由詩615-10-13
指を折って数えて間違えている- 北大路京 ...自由詩1815-10-13
【_秋_三詩_】- 泡沫恋歌自由詩16*15-10-13
終着駅- イナエ自由詩17*15-10-12
きこえる- 阿ト理恵自由詩7*15-10-12

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