4月25日金曜日 晴れ
最高気温24℃
バスの車内にてブレックファスト
愛と勇気を齧り喰われたアンパンマンの
これからについて妄想する
   砂地にのびる
   影法師
   不機嫌な男みたいに
   息苦しくて
   湿っぽい
   気圧が下がってる
   きっと
   嵐の前触れだ


           ....
人のフリ見て我がフリ直さず知らんフリー

スーパーの通路で話し込む迷惑な主婦たち

今どきの娘は〜という時に鼻の穴が膨らむ

老後が心配

バッグの中にはエコバッグ

無料(タダ) ....
{画像=140426112527.jpg}

都会の一角に寄り添って
おまえは小さき声を上げていた

1月の薄い陽射しを浴びて
身体には輝く黒石の毛皮をまとい
丸まり
鞠のように丸まり ....
鳥が庭の果実をついばみに来た
鳥によって食べ方のリズムが違う

あんなに早く飛べるなら
雨粒も追いかけていける
まあるく逆さに空を映しながら落ちていく
綺麗なものを

風がさらった思い ....
アンパンマンの首から下を食べるのは なし コーヒー豆を煎っている
剥けてくる薄い皮を丁寧に
吹き飛ばしながら煎っている

誰かのためでもなく、自分のためでもない
ただ美味いコーヒーになるように
細心の注意を払っている

窓から ....
昼下がり 
古いテニスコートを占領して
自転車の練習をする女の子
もうずい分上達したようで
ぎこちなくだが転びもせずに
不規則軌道を描いている
ヘルメットを被った人工衛星
昔は誰も被って ....
甘える
それは奮い立たせる刺激がない、もしくは、そんなもの、要らないから

私は、何かになろうという気持ちがないし、あなたは
病気を治し、社会へ戻ろうという気持ちがない
似たようなふたりが
 ....
鳩尾を透過していく
風のライオン
たてがみの感触に
背中が粟立つ

睫毛を蹴って逃げ出す
光のインパラ
ボンネットを飛び移る
逃げ足が眩しい

舗道に投げ出された
影のアミメ ....
人はなんでもないような場面を
なぜか覚えているものだ

中学校からの帰り道
乾いたグラウンド
走者のあげる土埃
プールに浮かんだ白いはなびら
すでに樹の指先は新しい葉を生やして
吠える ....
きびだんごで複数年契約 絵の具の声が
はじめて油絵具を手にした少女には 聞こえた。
「恥じるな ためらうな チューブから色を ひねりだせ」
開封し、すこしだけ色を出してはみるけれど、ぬっちょりとした色があるだけの
そ ....
夜明けの森を夢見た わたしの閉じたまぶたは
光によってひらかれる あなたの白い
春のような指さきで


わたしのためにあなたは生きていた
わたしが悲しいときははらはらと涙を流した
嬉し ....
 水は、万象の旅人

 生き物の身体は
 彼等の泊まる、仮の宿

 水よ

 お前が
 笑いさざめくのは
 春の林床に降り注ぎ
 小川を結び、走るとき

 お前が
 咳き込み ....
眠れない夜に吸殻だけが溢れてゆく。
君は誰?
僕の味方?
それとも君も偽物?

明けてゆく窓越しに過去がものすごい勢いで覆いかぶさってくる。
君は今幸せかい?
君は誰かに守られている ....
とても綺麗な彼女にだって
鼻くそのひとつやふたつ
たまることぐらい
当たり前なのに
許せなかったのは
僕が余りに幼すぎたから

僕に好意をよせてくれているのが
なんとなく分かっていたく ....
飛行船追いかけて知らない町 卒業証書の筒からマーブルチョコレート ことばに変換できない
内に断層の捲れ上がる感覚
{ルビ穿=うが}たれた二つの池が風もないのに細波立つ
千も万もの透明な手足を生やしては
縋るものもない空の空を
死にもの狂いで掻き毟る

 ....
私は卵を毎日産む
優秀な鶏
多くの同胞と同じように
一羽ずつ
ケージの中で大切に守られ
整った環境で
健康に育てられ
栄養が 無駄な筋肉や
要らない羽にいかないで
卵のみに集中するよ ....
子どもの頃
大縄跳びが苦手だった
自分の順番がきて
入るタイミングを計っているが
なかなか飛び込めなくて
戸惑っていた

後ろから
早くと背中を押されて
飛び込んだら
いつも縄を踏 ....
主語がない! アレ。コレ。

子どもをたくさん産んだ主婦ほど威張っている

失敗しても謝るより先に人のせいにする

ゴキブリとおばさん、どっちがしぶといか? 生物学レベルで検証中!

 ....
女たちがまた
向かっていく 風俗街 そして
何も言わずに入っていく ピンク色の壁の中
薄暗い店の中は いつも 寂しい

そんな風にして 出かけていった
寂しい男も夜になると集まってくる ....
ぼくらに見えているのは

それが跳ね返している色なんだ

きらきらきらきら

きらきらきらきら

それに跳ね返されている色なんだ


真実は真実をはねかえす

愛は愛をはねか ....
初めてのセックス 知らない人が死んだ日 小さな凧になって
白い干潟の方へただよっていく
そんな夢をみた
空はいつもの人見知り
いそがしく雲がゆききして
染まるべき色を探している
そんな風力2の午後だ
自分が思っているようには
他人は自分を見てくれない

それで私は
極力自分を
客観視しようと試みた

気付いたら
他人の顔色ばかり伺って
ますます自分が
わからなくなっていた

 ....
眼下の木目のまな板に
鯛が一匹、のっている

包丁を手にした、僕は
ひと時の間、思案する

いつかの夢の誰かの囁きが
何故か脳裏にりふれいんするのだ
(かっ裁いちゃあいかん、かっ裁いち ....
いつの間に寝ていたのだろう

まぶしい

もう朝か

目の前に虹がある

壁紙のわずかな凹凸紋様と相まって
まるで絵画のようにかすれて
わずかに揺れているように見える

 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13681)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
開封- 凛々椿自由詩514-4-25
【_前触れ_】- 泡沫恋歌自由詩14*14-4-25
自由律_【_おばさんの流儀_】_其の八- 泡沫恋歌俳句6*14-4-25
黒猫_/_陽の当たる暗闇に消えていくもの- beebee自由詩25*14-4-25
あたたかいスペル- ふるる自由詩13*14-4-24
アンパンマンの首から下を食べるのは_なし- 北大路京 ...自由詩1414-4-24
泣いた赤鬼- 山部 佳自由詩914-4-24
めまぐるしくも- ただのみ ...自由詩20*14-4-24
size:L- 凛々椿自由詩1214-4-24
21℃_31%_4m/s- nonya自由詩19*14-4-24
かあさんも受験生だった頃がある- そらの珊 ...自由詩1014-4-24
きびだんごで複数年契約- 北大路京 ...自由詩814-4-23
血管少女- るるりら自由詩15*14-4-23
アグネシュカ_夜明けの森- 石瀬琳々自由詩10*14-4-23
透明な声- まーつん自由詩13*14-4-23
夜明け前の戯言- ヒヤシン ...自由詩3*14-4-23
彼女にだって鼻くそはたまる- 花形新次自由詩114-4-22
飛行船追いかけて知らない町- 北大路京 ...自由詩714-4-22
卒業証書の筒からマーブルチョコレート- 北大路京 ...自由詩614-4-22
軋む人- ただのみ ...自由詩15*14-4-22
白色レグホン- Lucy自由詩20*14-4-22
【_大縄跳び_】- 泡沫恋歌自由詩10*14-4-22
自由律_【_おばさんの流儀_】_其の七- 泡沫恋歌俳句5*14-4-22
今日歌舞伎町で- 番田 自由詩214-4-22
きらきら- 吉岡ペペ ...自由詩314-4-22
初めてのセックス_知らない人が死んだ日- 北大路京 ...自由詩614-4-21
カイト- あまね自由詩914-4-21
客観視- Lucy自由詩15*14-4-21
まな板の鯛- 服部 剛自由詩414-4-20
小さな朝のギャラリー- ichirou自由詩8*14-4-20

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