四冠の誕生日プレゼントを
ありがとう

とは
師匠が自分の誕生日に

大変な偉業を成し遂げてくれた

弟子にむかっての
喜びの思いだが

まてよ
この日は僕の誕生日

師匠 ....
僕は 川を 見る
友達と ここで 僕は
その でも 光と 影に
歌を 景色に 感じ取る 
引き潮に見惚れているうちに暗くなり
帰り路を失います
前後どころか
上下の区別も無くなって
次第に夢も壊れます

どんなに愛してもだめです
もう少し もう少し

思っている ....
帰っていく
毎夜毎夜、帰っていく

天上の響き、ヴェールに覆われ
懐かしさだけ降って来る

(予感と思い出が溶け合って
宇宙の心臓の鼓動を聴き
それは一瞬の永い道のりを)

帰って ....
ここへ久しぶりに来たけど相変わらず賑やかですね。
俺っち名乗るほどのもんじゃありませんがね
こたきってもんです

以後お引きまわしのほどよろしくね

日に日に寒くなっていきますね
あった ....
随分と明け暮れた
袖が長くなった
言葉は短く
体毛は薄く白く
はかないものに近づいていく

そんな母に高齢の魔女たちが詰め寄り
うらみつらみの思い出話に花は咲かずに散りしきる
というよ ....
 政権交代を夢見ていたけど、現実化はしなかった。与党の消極的、支持層の意識や無党派層の意識を変える為に何が必要なのだろう。この地獄化した世の中が継続した方が良いのか、本当に分からない。変わることがそん .... 寒さがやさしく悪さして
濃い霧がおおっていた

蜂のくびれにも似た時の斜交い
あの見えざる空ろへ
生は 一連の真砂のきらめきか

四つの季節ではなく
四つの変貌の頂きを有する女神の
 ....
寒さは
指の先から入り込み
肩へ
背中へ
そして足先へ

もう何も燃やすものがない
闇の他にはなにもない世界で
やがて闇と同化する

薄くて透けそうな
パラフィンカーテンよ

 ....

僕たちの半分は 燃え残り
がらくたを 集めはじめた
不完全なまま 笑ったり
食べたり 愛した

頂点の すこしだけ手前で
自我をもった がらくたが
誰かのかわりに 泣きはじめた ....
私は今花崗岩の上に立っている。ここでは同じ大地が地球の深奥の地点まで直接達している。どんな地層も、どんな夾雑物も、私とこの確固とした太古の基盤との間を隔ててはいない。

この山頂はこれまで生あるも ....
{引用=   我が友、田中修子に}



時折西風が吹く
そして天使が笑ふ
するとさざ波が寄せ返し
沖を白い帆が行き過ぎる

砂に埋れた昨日の手紙を
まだ浅い春の陽ざしが淡く照らす ....
目の前が、白くなる
昨日までなぜあんなに幸せだと
思えていた?

これは罰なのか
私の好きなことだけやってきた

空気が花の色に染まっていた
あの頃

夜を過ごした
あた ....
スズメに
なんでお前は人間じゃないんだ
そう怒り狂ってるような

うどんに
はやくスパゲティにならんか
そう指導するような

そんな人間に
俺なりたかったっけ



11月の ....
スーパーで売られている無花果はスーパーなイチジクではない
ミルクが切り口から出ていない
それでも ためつすがめつ見る
皮の色合い ふくらみ 同じものは ひとつもない
紅をさしたかのような口が美 ....
自分自身をブラフマンだと言い
警官に連れられ強制入院と
なった彼の目の前で
敢えて
天然石腕輪を付けている手首を
見せつけるように
ボクは彼の薬を
両の手で温めるように挟んだ

『何 ....
風を食べていた鳥は
夢を食べはじめるようになってから ずっと
腹をすかせ
風は
その鳥を食べたせいで
空を吹けずに
地を這うようになった

たくさんの綻びた男たちと
肌をあわあせてき ....
切通しを歩いていった
母と二人で

縁切り寺もあった
夢の鎌倉で

屋台では
地球駒が不思議な同心円を描き廻っていた

眠り駒……

わたしはその時、
じぶんが自分であることに ....
東京がいよいよ
ゴッサムシティ化
しようとしているのを
いち早く感じ取った
花形モータースの御曹子である
花形新次は
エンジニアのコーガン・フリーマン(所謂ふるちん)に
特殊素材のスーツ ....
正直日本人だから
よく分かんないじゃんか
でもさ、映画の主人公とかは
やっぱりカッコいい名前なんじゃないかと思うわけさ
例えばさ
ハリー・キャラハンとか
ジョン・マクレーンとか
ブルース ....
安心感あれば生活安定し細かい場所に目が行き届く

ゴルフして上達しない辞めようか力み焦りがミスの始まり

味噌汁とご飯があれば最高で漬物があれば更に最高

ドイツ人日本の女性と結婚し神々し ....
煙突のチューブから
青空のキャンバスに向かって

どんどん飛び出してくる
真っ白い雲たちは

目の前で生まれていても

いつも空高く
昇れるわけじゃない

飛行機がつくる
飛行 ....
二〇一八年四月一日 「孤独の円盤」


 きょうから河出書房新社の奇想コレクションシリーズの第2弾、シオドア・スタージョンの『不思議のひと触れ』憶えているのは、異色作家短篇集の『一角獣・多角 ....
その瞳のなかに
黒と茶色の毛並みをもつ
活発な
栗鼠でも飼っているのかな?
好奇心がつぎつぎに
樹から樹へと
跳ねまわっているよ
とてもかわいらしく
とても目まぐるしく


かが ....
{引用=破産者の口笛}
あなたのうなじの足跡
夢からずっとついて来て
真昼に座礁した
摩耗してゆく面差しの焔

古びた空想科学
瞑る金属片の美しさ
叶わないで狂うわたし
鏡の海に爛熟 ....
十月になっても初夏みたいな日が続き
小さな畑でおくらの収穫をする

母は
穏やかでなんのわずらいもない日よりだと言う
この小さく可憐で柔らかなおくらの花が
せめて実になるまでそれが続きます ....
くものうみ
くものうみ
なみ
なみみ
ななみ

がんかはるかに
はぜるなみがしら
てりかがやくみなも

くものうえ
ひかり
ひかかり
ひかりり

きおくのよくやにうかぶ
 ....
秋も次第に深まって
桜の紅葉が美しさを増してきた

少し離れた場所にある
桜の木には

優しい陽の光が満ちあふれ

ひときわ
その美しさを際立たせている

さっそく
望遠レンズ ....
眠いことに間違いはないのだけれど
気持ちがついていかないというか
眠りに堕ちたくない気がするというか
なんだかこのまま眠りに就きたくないのだな

欠伸だってしているし
疲れだって感じている ....
この夜に目醒め
この夜底に触れる
私にはもはや
親兄弟家族親族はなく
現世的無縁仏だ
円やかな現世孤児だ

そこでは
 私という存在が剥き出しで
そこでは
 私が真っ裸のすっぽんぽ ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
誕生日プレゼント- st自由詩321-11-15
暮れゆく道で- 番田 自由詩121-11-15
引き潮- はるな自由詩121-11-14
帰っていく- ひだかた ...自由詩621-11-14
アレッここ現代詩フォーラムすか懐かしいっす- こたきひ ...自由詩121-11-14
財産- ふるる自由詩6*21-11-13
選挙考察- ジム・プ ...散文(批評 ...3*21-11-13
いのちの湿度- ただのみ ...自由詩8*21-11-13
パラフィン- そらの珊 ...自由詩10*21-11-12
解凍- はるな自由詩1321-11-11
山頂にて*- ひだかた ...散文(批評 ...721-11-11
告別- 石村自由詩28*21-11-10
目の前が白くなる- 秋葉竹自由詩221-11-10
そんな人間- 吉岡ペペ ...自由詩321-11-10
いちじく- るるりら自由詩821-11-10
_腕輪数珠と十字架のネックレス- 板谷みき ...自由詩3*21-11-10
風の折れる音- 草野大悟 ...自由詩521-11-10
生誕- ひだかた ...自由詩721-11-9
ゴッサムシティ- 花形新次自由詩121-11-9
アメリカ人にとってのカッコいい名前- 花形新次自由詩121-11-8
味噌汁- 夏川ゆう短歌221-11-8
工場生まれの雲はアーティスト- st自由詩321-11-8
詩の日めくり_二〇一八年四月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩12*21-11-8
せかい- 本田憲嵩自由詩521-11-7
ひなびた温泉宿で芸者の幽霊と興じる真夜中の野球拳あとひと息あ ...- ただのみ ...自由詩4*21-11-6
おくらの花- そらの珊 ...自由詩15*21-11-6
帰郷- Giovanni自由詩8*21-11-6
気の弱い赤とんぼ- st自由詩421-11-6
いやいやの眠り- 坂本瞳子自由詩1*21-11-5
宇宙の風道(改訂)- ひだかた ...自由詩721-11-5

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