白衣着てバイクに乗って一句よみ 日々がどよめいている
宇宙が波打っている
『遠い遠い』と手を振る君

)何かが湧き起こり
)何かが沸騰して
)すべてが終わり
)すべてが始まろうとしている
)名状しがたい何物か ....
季節があわただしくすぎてゆく
いま、どこにいるのだろう
さっぱり わからない

わからないから歩いている
ながいあいだ歩いてきたような気もするし
ついいましがた歩きはじめたような気もする
 ....
かくこと
かかないことの傷口として

飛躍し過ぎの言葉
人工衛星
時々
ジャングルジムへ墜落

おんがく
巻貝
自己愛の十六分音符

意味は無意味
咽びのタイミングで
スリ ....
 途中で無性にカップヌードル食べたくなった。
 コンビニの駐車場に車停めて店に入ると一個だけ買った。
 店内で直ぐに開封し蓋を開けて備え付けのポットからお湯を注ぐ。
 熱いそれを持って寒い外に出 ....
詩を書く時、自分の場合どんなふうかを少し書こうと思います。時々、こういう変な気まぐれをおこします。

まず
銀河、という言葉がすきだから銀河ということばをよく詩につかいます。

魚とか青色と ....
雷を髪に飾ることはできる、とあの人は言いました。
プラスチックの黄色い髪留めのことかと思いました
あるいは単なる冗談なのかと

朝食は取らない主義で
それはお腹が弱いから
薄紫の傘が立て掛 ....
 
  {引用=みずうみに
釣り糸をたらすと
うつくしい皺が外縁へむかい
逡巡をひろげていく

魚のいない惑星では
玻璃でできた液体はとてもあおい

水べの図書館の閉架には
魚偏で ....
日々色付く里

地の守り神である
オオイチョウの頭が染まる

昨日はおとといよりも
今日は昨日よりも
確実に変化してきている葉の色

樹の寿命は長い
何世代もの人間をみおろし
年 ....
この地球もろとも
人間も人間以外も滅びてしまえ
なんてさ
願ったりしたのは
絶望に打ちひしがれたからさ

欲しいものは何も手に入らなくて
いらないものばかり投げつけられてさ
受け止めき ....
病院に勤務していた頃
「私には霊感があるの。
霊感体質なんだよねぇ。」と
言っていた独身で年配の
先輩看護婦さんがいた

ボクはその看護婦さんと
夜勤をするのが
凄く苦手だった

 ....
田んぼの土手には篠竹をが生い茂り雑草も入り混じって、その先に見えるのは連なる山並みの内の立ちそびえる山の肌でした。
でも山と土手の間には川が流れて、その手前には川原が有る筈でした。
だからでしょう ....
「いくつかメモ」

誤解を恐れず端的に言うとバランスが欲しい。換言すれば、あれもこれも欲しい。低い水位で流れるのでいい。こういうことを言うのはバランスを欠く要素だからと、すぐに排除することに飛びつ ....
朝、車で通勤の途中の細い道端に咲いていた白い秋桜の花が何本か根本から倒れてました。
そこは大東宅建の集合住宅の駐車場の前でした。
倒れている秋桜の花の姿を見て、倒れている人の姿を想ってしまった私は ....
何かを他の何かでいいかえるしか
何かを括る方途が無いので
世界はこのような仕方で
むかしから戯れております

あたらしいものはあるのですか
ないのですか
どちらでもよいじゃありませんか
 ....
{引用=逆説的}
ルイス・キャロルが実在のアリスを愛し物語を捧げたように
わたしも捧げたかった

わたしも溺れたかった
ボードレールがジャンヌ・デュバルの肉体に溺れたように

高村光太郎 ....
よく晴れた日曜日
川沿いの心地良い風
秋の深まりが肌寒さを呼ぶ

ゆったりとした川の水
生活の影がゆらゆら映る

これからみんな
厚着になっていく
寒さが加速していく

川沿いは ....
秋晴や洗い晒しのキッチンクロス


アールグレイにレモンを添えて午後を飲む


窓辺から隣の芝と草の花


わが猫と明日も在りたし秋の風


はばたいてどこへ帰るか秋のくれ
 ....
末娘が10歳の誕生日を迎えた日
7歳上の長女と妻は
誕生日のプレゼントを
用意していた

ボクはと言えば
実は
すっかり誕生日だったことを
忘れていたのだ

ねぇ。お父さんは
何 ....
今を静かさが支配している
静かさは私という不安を抱き留めている
私は静かさのなかで震えている

静かさのなかですべては始まるから
静かさがすべてを支配するから

私は吐きそうになりながら ....
瓦が白く光っている

烏が一羽とまっている

広がる秋の光の中を

烏と瓦が交わっている

互いの輪郭守りながら

光の海を泳いでいる


)この蒼穹は何処まても高く
)光 ....
台風の進度予想は難しい自由自在に進度を決める

新しく出来た温泉施設行くサービスも良い心をほぐす

夏らしい色に染まった浮輪買う砂浜はカラフルな模様

暇あれば海に出かけてぼんやりと広い世 ....
時給900円
一日八時間
週五日
一日当たり150円のガソリン代
その他に何もなし
あるのは

半年ごとの契約更新

以上から年金健康保険等など引かれる

私の年収は幾ら何だろう ....
望んだのは平凡で退屈な人生
波乱万丈な日常はいらない
つまらない毎日と嘲笑されようとも
何も変わらない日々が1番の幸せ
食べるものに困らない
布団で眠れる
それだけで十分満ち足りている
 ....
たくさんの、色んな名前で呼び合った


シャボン玉はじけるように始まった


きみの明るさが羨ましかった日


とても遠い場所で優しく日が落ちる
言ってはいけないことはないけれど
言えないことはある
言えないことなんて無いというのは暴論です
われわれに与えられた自由は
無限の宇宙の中でこのように制限されていて
しかし制限というのも言葉 ....
そうあるように
あるものが
あるだけなのに

なにかの切り屑のせいで首までが埋まってしまっている
上昇が原理ならよかったのに
鱗のはがれたものだけが天へゆけるのならよかったのに
人の望み ....
次期米大統領候補バイデンは痴呆症だけではなく変態性欲者なのですが、
いや、ほんとです! 冗談で書いているのではない、証拠など
山のようにある。一例。
https://ameblo.jp/niho ....
 私達は幸せになります

しあわせ

嘘みたいに
こうの鳥が運んで来てくれた
しあわせは

まるで額縁に嵌め込まれた絵だったかも知れません

それは
ほんの束の間

いつ ....
フリッパーズ・ギターは
『全ての言葉はさよなら』のなかで

{引用=分かりあえやしないってことだけを分かりあうのさ}

と歌い、

若い頃は、本当にその通りだと思ったし、その歌詞が身に沁 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ハロウィーン川柳- 足立らど ...川柳120-11-1
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記憶- 草野大悟 ...自由詩820-10-31
燐の火- 道草次郎自由詩4*20-10-31
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雷を髪に飾ることはできる- ふるる自由詩14*20-10-28
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恋人と爆弾- ただのみ ...自由詩5*20-10-24
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風のゆくえ- もっぷ俳句220-10-23
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静かさ- ひだかた ...自由詩620-10-21
秋の光景- ひだかた ...自由詩520-10-20
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フリッパーズ・ギターは- Wasabi 自由詩120-10-18

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