朝の道
朧月

朝から僧侶が
歳末助け合い とかかれた登り旗を掲げて歩いていた

助け合え
助け合え と歩いていた

その脇で
道をはく老人がいた
うつむいて
ほうきを使う老人の
背に太陽が反射していた


自由詩 朝の道 Copyright 朧月 2012-12-02 08:59:17
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