頭の中は常にいろいろでいっぱい
いっぱい過ぎて寡黙になる

朝起きて布団を蹴っ飛ばす

眠っている間のあれやこれやはくるくると
二次元と三次元の間でハレーション

あたし、ロボットのよ ....
うとうとしてる人の隣に座る 人間の心は母の腹に置いてきました まっさらな紙が一枚
夜空から舞い降りてきて
ふと立ち止まる 君の手元に横たわる

゛私を汚してください
 あなたの言葉で
 その指先の綴る
 文字の連なりで゛

日々
わだかまる想 ....
心細さも

雨があがるように

風に雲がうごいてゆくように

ぼくはほんとうにひとりなんだよ

あなたもほんとうにひとりなんだ


感じる

感じるってやつは

時空を簡 ....
まどろみのカレイドスコープの中で
アリスとウェンディが交錯する
白ウサギを追いかけてワンダーランドを駆けるウェンディ
ピーター・パンを追ってネヴァーランドを飛ぶアリス

少女たちは追いかける ....
日常の何でもない場面の空間に 
ふと、穴があくことがあり 
光の手が(こちらへおいで)と 
私を招いて、呼びかける 

瞳の色が失せた時も 
その手を見ると 
心臓はめらめら燃えて 
 ....
泣きたくなると
勝手にやって来て

何をしに来たのか
ひとりで本を読んでいたり
携帯をいじったりしている



「飯作れ」

言う訳でもないから

わたしも
 ....
体の無い死者が描いた絵を 
体のある生者は、額縁に    
重ねるだろう 

生者の描いた絵は 
死者が透きとおった額縁に 
重ねるだろう 

震災から一年後 
旅人の僕 ....
木箱の扉は
下辺が蝶番で、上からゆっくり開き
外に倒れてスロープになる


岸壁づたいに太い蔦
滑車一本で昇降できる
ロッジ部屋のような
木箱のつくり


+ + +


 ....
私を傷つけたあの人は
結局私の人生にとって
大切な人じゃなかった

3年かかって
やっとそのことに気づいた

仮に今 あなたが
誰かに傷つけられたと思っているとしたら
あなたにはもっ ....
日々の重労働のせいもあるが
最近は夜も歯をくいばって 寝ている
寝ても覚めても 最後は気合いだ元気を出せと
くいしばる
もう奥歯はボロボロ

陽水さんのあの名曲で元気になるぞ

パ ....
届かない手紙を書いた
誰のためでもない 自分のために
朝起きると雨が降っていたら
ただそれだけで
心が浮力を失くしてしまう
{引用=
お元気ですか?
今日はあなたの嫌いな雨になりました
 ....
人生はだまっていてもギャンブルだ
伏せて配られたカードは平等なんかではない
そこからスタート
幸せな人生がどんなものか本当はわからないまま
何かを捨てて
何かを拾って
ペアだとかハウス ....
            121116



 出生率が下がってるから、若者の人手不足といわれていても
若者にも厳しい職場しかないのです とため息をつかれた
わりかし給与が好くて働きがい ....
脳に転移していますね


ある日
余韻の残らない口調で担当医は言った

丁寧に覚悟を積み上げてきたはずなのに
質問をする私の声は上ずっていた
ひとつひとつ言葉を置くように説明する
 ....
空や大地や山河には

草木やからだやひかりには

水の記憶がやどるだろう

水は変化のたとえではない

水は異世界の存在をたとえている


変化もそう

異世界の存在をたとえ ....
冬の夜
わたしのうでは母に貸すものと決まっていた
ほどかれたセーターの毛糸の輪を
うでに通してかかげていると
母はそのはしをくるくると巻き取って
毛糸玉を作る
単純な作業は退屈で よく居眠 ....
漂う迷いが残していた幾つもの線は
決して振り返ることは出来ないから
持っている紙が柔らかな紙になって
自在な形を折りたいと考えていた。
近所の子らが小銭を握って
フルタのチョコやオレンジガムを買う
細野商店はおばさんがやっていて
娘と息子がひとりずつ

近所の子らが大人になって
いつやらクリーニング代理店になり
細野商店 ....
スーパーに並ぶ玉ねぎは
じつは人の魂です
皮をむくたびによぎるものあり
涙がとめどなく流れます
玉ねぎを最後まで
むいてはいけません
むいたらそこで、おしまいです




 ....
流れゆく川のように
ゆっくりとした足取りの妖精達
昨日までの汲々とした世界から区別された聖性を掲げ
大地は誇り高く実りを告げる
冬の星座も宙高く
また来る聖夜には全てが始まる
すべての予感 ....
守るものはなんだ

この生活か
この空間か
過去を帯びた今か
過ぎし忘れられそうな過去か
そのままの先の未来か
何も見えない新しい未来か

なんでもいいから
自分を守れ

 ....
When the world is mine...

火曜日は街の背中の見える丘でアルマゲドンをひとり待つ予定


タンポポを折った帰りは電柱を倒すべきという義務の問題


相対性理論 ....
買い物袋を持つ
袖口から覗く彼女の腕には
野犬に噛まれたような夥しい赤い痕がある
ぼくの腕にも、
同じような痕が犇めいている  ....
{引用=
長らくご無沙汰しております


 要に結ばれた 松の葉が
 はらはらと舞っていたりするものですから

この世で添い遂げられなかった二人の 死骸の群れのように思え
いたたまれず ....
ある女性から振られて
運気が下がった。
身から出た錆だった。
必死にあがいたが
ダメだった。

前世からの因縁で
地獄行きが決定した。
もう夢も希望もない。
仕事もその内首になる。
 ....
雪女の夏服に納得がいかない マイルスのジャズ串にさす焼き鳥屋 悲しさと寂しさは
似ているようで違う
悲しさには少し
怒りの気配があり
寂しさには少し
温もりの気配がある

楽しさと嬉しさは
似ているようで違う
楽しさには少し
短さを感じ
嬉 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
或る日のトリップ- Mélodie自由詩112-11-18
うとうとしてる人の隣に座る- 北大路京 ...自由詩512-11-17
人間の心は母の腹に置いてきました- 北大路京 ...自由詩812-11-17
いちまいの紙- まーつん自由詩11*12-11-17
心細さ- 吉岡ペペ ...自由詩512-11-17
少女カレイドスコープ- 塔野夏子自由詩6*12-11-17
呼びかけ- 服部 剛自由詩612-11-17
泣きたくなると- 鵜飼千代 ...自由詩13*12-11-17
更地のひまわり_- 服部 剛自由詩512-11-17
木箱と旅先の少年_(夢喰植物)- 乾 加津 ...自由詩12*12-11-17
エール- 夏美かを ...自由詩15*12-11-17
パロディ♪奥歯が無い- ぎへいじ自由詩7*12-11-17
【_——できなかった人へ_】- 泡沫恋歌自由詩7*12-11-17
わたしがギャンブルをしない理由- ただのみ ...自由詩20*12-11-17
個と場- あおば自由詩7*12-11-16
その日- nonya自由詩28*12-11-16
水の記憶- 吉岡ペペ ...自由詩812-11-16
ふゆのうで- そらの珊 ...自由詩23*12-11-16
折り紙- seniri自由詩6*12-11-16
細野のおばさん- salco自由詩9*12-11-15
玉ねぎほどの魂- 石田とわ自由詩8*12-11-15
銀河- 黒髪自由詩6*12-11-15
頭痛- まきちぇ ...自由詩712-11-15
世界が私のものだったころ- 由比良 ...短歌8*12-11-15
『共喰い』- あおい満 ...自由詩6*12-11-15
秋の便り- 月乃助自由詩13*12-11-15
どうあがいても地獄行き- ペポパン ...自由詩5+*12-11-15
雪女の夏服に納得がいかない- 北大路京 ...自由詩312-11-15
焼き鳥屋- 北大路京 ...俳句112-11-15
似ているようで- 小原あき自由詩11*12-11-15

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