ワコール
胸が小さく見えるブラ
パンツ
ツモリチサト
インナー
無印良品黒コットン100%
上着
ワンピース
メルシーボークー
デニム
ガンリュー
コムデギャルソン
イ ....
細かい雨が降り続くなか
最寄り駅前のロータリーに着くと
くるくる廻るビニール傘
黄色い小さな長靴履いた
三歳くらいの女の子が
くりくりまぁるい目をキョロキョロさせ立ち止まっていて
通りかけ ....
寂しい人が多過ぎる

誰も彼もが寂しがって
みんな誰かに会いたがる

それぞれどこか
何か少しずつ足りなくて

いつも互いに求め合う

だけど見渡す言葉は荒野のようだ

人は求 ....
          160606


今日は朝から雨
新聞を取って来て
の声に新聞を取りに行く
朝食を食べたら
眠くなり
すべてを却下して
寝て曜日とした
しかし、
昼 ....
空を、ください

だれにも消せない
どこにも消えない
あの空を、

わたしだけの物には成り得なくても
わたしだけの物と覚えておけそうな
あの空を、


許さないでください ....
自棄食いも海藻キノコ寒天と考えているカロリーのこと まどろむたびに言葉は減り
空をゆくものは増えてゆく
雨涸らす雨
雨散らす雨


こがねいろの輪の上を飛び
冬空にひとり立つものが
野を分ける径を見つめている
踏みつけ ....
昼間の熱光、
眼球を突き刺し
神経に塩揉み込み
叫び脈打つコメカミ

何をこれ以上耐える必要がある!

烈火の太陽、
脳髄に爆発し続け
逃走の情欲に顔埋め
爆音ノイズ掻き鳴らす
 ....
びわの葉に隠れてしたのを覚えてる? 分厚い梅雨の灰色の下で   
昼間の火照りから解放された夕暮れ
ビルから流れ出た人たちが
睡蓮の群生する池の畔を帰っていく

池の畔のベンチに若い女が独り
 ....
私は最近誰にも会わなくなった
ここからどこに行けばいいのかを思い浮かべる
疲れた 街の片隅で そして
私は 考えている 行くべき場所を 


街角には もう 見渡せば
そこで あじさいが ....
私たちは互いが憎み合い、恨み合い、奪い合い、言葉を失って、
初めてコトバを発することが出来る、ピリオドとピリオドです。
しあわせ、が遠ざかれば遠ざかる程、雄弁になれるのは
ふこう、の ....
母を乗せたのぼりの電車
母を乗せたのぼりのタクシー
ペースメーカーの電池は音もなく 擦り切れて
障碍者手帳と交付されたタクシーの補助券は
どんどんなくなり 
彼女はもう どこにも行 ....
{引用=ぼくの記憶の螺旋の、森
その先に蔦の茂った廃屋がある
寂れた椅子に 小雨が降りつづけ、
緑は天を刺す、あるいは、地に従属する
苔生した兵士たちは歩みを止めることもなく
繁茂 ....
舟が港につながれている

波がゆれている

生き物の呼吸のよう

あたしは森からそれを見る

ひっきりなしの鳥の鳴き声

それがあたしの胎教

何度も生まれて

一日に何度 ....
焦げたソースの薫る
烏賊の入った焼きそばがうまい、
湯気の立つソースに塗れた太麺には
紅生姜もたっぷりのっていて

そっと隠れて
刻んだキャベツや
玉葱だの
もやしも入ってる

青 ....
ある日夢を見た
大統領専用機をハイジャックして
銀翼のブーメランは肥えた豚の脇腹をえぐる
全ての核が夜明けのように地球を照らし
先史時代の遺跡に月が冷たく口付ける
砂場で遊ぶこどもの和毛が音 ....
  見えつつ
  あるものの内壁へ
  つたう光へ、冷えた天使をみつめていた
  腫れ房を成す、{ルビ硝子景=ガラスけい}の、あなたがたの
  優しさから眼をそむけた
  見えつつ  ....
 黒いドレスを纏った貴婦人が僕に手招きをする。
 ミッドナイトパープルのスーツを着た紳士が僕に目配せをする。
 あらゆる人が僕に甘い言葉を囁きかける。
 そして僕はまた一つ嘘をつく。

 ....
最近暑さが増してきて
日差しに負けそうになる日もあるけれど

大きな壁にぶつかって
めげそうになる日もあるけれど

夏が近づいて夏バテになりかけて
食べることが十分にできない日もある ....
  透きとおった女に
  殴られた男の傷から
  ながれる血は透明でなかった
  

  くろい鍋がはっきりと置かれた
  江東区亀戸二丁目のキッチン 
  言葉のかわりだという ....
蒼い魚が泳いでいたオリオンの川
三つの願いはシリウスへと
今夜も回っています
思い出のメリーゴーランド


どうした兄貴
やけにセンチなフレーズをと茶化してもよいものか
文芸部 ....
茜の斜光の残像が
余韻響かせ揺れ動く

生きた理念に魂充たされ
この界に現象する未知輝く

眩暈し覚えず跪き
褪せて青澄む天仰ぐ
善いですね、花は
いつみても善いですね
たぶん神さまです
たぶんなんでもゆるします
きょうは特に会いたかったです

路傍の石っころは
決して言葉を使いません
でも 言葉を持っています
 ....
葉脈の一筋一筋
陽光の留まり点灯し
くっきり浮き出す緑に
生動スル命の循環は止まず

改めて懐かしく
見慣れた細部に
生きる力を貰う
傷みを耐え凝視集中
彷徨う森の静謐な午後

 ....
からだが重たい。
しばらく贅肉をぶら下げて生活していたらすっかり肩が凝ってしまった。

家から駅前公園までの道には「ばらの家」がある。庭いっぱいに薔薇棚を作ってあって、さらにいくつもの鉢それ ....
今朝あなたの手紙の上
木漏れ日が踊りました
強い日差しは濃い影を生み
風のなすまま掻き乱されて
静止なんてありえたでしょうか
いつも新鮮で
動揺は隠せなかった
なのに
身じろぎもせず
 ....
しまった
こまったなあ
おれゆうれいなんだけど
このからだ
どうしようかなあ
正直重くてじゃまなんだよな

なんだろ
成仏とかじゃないんだよな
タダだからってもらってきたけど
いら ....
このひたすら退屈かつ競争狂気の線形時計時間を切断せよ 
垂直に!垂直に!
おまえの魂が未だ、
肉の感覚欲望の屈辱に屈していないのなら

紫陽花はいよいよ青を深め濃くして霊気放ち。
あらゆるからだとゆうからだをゆるしからだをもてあますいまからだにできることできないことできちゃうことを火星に問う。いまからこい。って、もてたからだたもてたからだもってけ泥棒ってやんでぇからだなんか ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
共時する_オーナメンタルなコンフェッション_(オーディエンス ...- モリマサ ...自由詩11+16-6-7
駅前の雨(改訂)- ひだかた ...自由詩3*16-6-7
果てなき荒野- ガト自由詩4*16-6-7
初夏のある日- あおば自由詩2*16-6-6
空をください- 千波 一 ...自由詩716-6-6
自棄食いも海藻キノコ寒天と考えているカロリーのこと- 北大路京 ...短歌316-6-6
はざま_真昼- 木立 悟自由詩716-6-6
壊れた肉体- ひだかた ...自由詩416-6-6
びわの葉- はるな短歌116-6-6
睡蓮池の畔にて- イナエ自由詩14*16-6-6
ブルーホリデー- 番田 自由詩216-6-5
拝啓幸せに遠い二人へ- 為平 澪自由詩5*16-6-5
タクシー- 為平 澪自由詩616-6-5
夢の位置- 為平 澪自由詩416-6-5
舟の家- 吉岡ペペ ...自由詩516-6-5
焼きそば- atsuchan69自由詩10*16-6-5
夢見ぬ人- ただのみ ...自由詩8*16-6-4
冷えた天使/見えつつあるものの内壁へつたう光- 草野春心自由詩816-6-4
嘘つき- ヒヤシン ...自由詩3*16-6-4
わたしはげんき- 瑞海自由詩5*16-6-4
- 草野春心自由詩4*16-6-2
ハベラス_(四行連詩)- 乱太郎自由詩9*16-6-2
重なる界- ひだかた ...自由詩316-6-2
善いですね、花は- もっぷ自由詩6*16-6-2
生きる- ひだかた ...自由詩516-6-2
ばらの家のこと- はるな散文(批評 ...316-6-2
紙のドア- ただのみ ...自由詩11*16-6-1
からだのもちぐされ(ゴル投稿)- 高橋良幸自由詩5*16-6-1
個体の力- ひだかた ...自由詩216-6-1
からだのもちぐされ - 阿ト理恵自由詩4*16-6-1

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