プラヌラスキフラストロビラエフィラ
呪文のように覚えているのは
予備校の先生が絶対にこれだけは
おぼえておいて損はないぞと言った
生物の秘密兵器

必ず出題されると信じて
歩きながら
 ....
空想と物質の描写を迷いながら進む コンセプトプラグ ブレーカー叩く

蝋燭のピラミッドが透明な団扇の凪と戯れる

部屋は暗く テレビの受け付けない障りの触覚が伸びる

気取りに傾く45度  ....
いまは何一つ好きにはなれない

しろい夏に鳴き終えて落下する少女

夏は夏らしく振舞うことで時を虚ろにする

日に焼けたこどもたちよ

謎が謎でなくなる未来

夢に見たものの本 ....
空には
なみだが
すこしうつっていた

みぎ側が夜で
ひだり側が朝だった

きみに 僕がすこしうつっていた
鮮明な足跡ばかりでは
海岸の砂に
鮮やかさは埋もれてしまうから

懐かしい写真の
色褪せた部分が
きみの記憶にしか
残っていないことは

きみにはもちろん
やがて消えてしまう
僕 ....
基本 気の利かない 女のパラレルな空にどうか

振り回されないで 困った顔で金縛りの細い男

基本 気の利かない 男

種は持っていてもその種は持ってないのだから いじけないで

逞し ....
蝉の声がする

静寂の中
遠くに
蝉の声がする

頭の奥
他には何もない
ただ
ただ
蝉の声がする

僕はここだ
と言わんばかりの
切ない
蝉の声がする

近く来 ....
別の娘の名前を呼んで夏終わる いつまでも深く愛していていいですか君の代わりは誰もできない  水門

ニクソンを食ったポストがアマゾンに


 劣化

脚点々カネボウ要らず白ナマズ
きみのアソコを
ペロリンちょしていたとき
お菊さんから
鳩が飛び出した
フォーフォーフォッフォ
フォーフォーフォッフォ
煩いので
オジー・オズボーンを真似て
首を食い千切ってやった
 ....
男は照れの天才
幼児すら男なのね 微笑むと照れる くすぐるのよ母性本能を

女が好きみたい男って 可愛く思ってごめんなさい
美人には目を伏せる そのどうしようもない 照れの天才
男心をかすっ ....
非戦闘員の大量虐殺



言い訳はどうとでも出来るだろう


戦争を早く終わらせるため

連合国側の人的損失の軽減

卑劣な戦争を起こした報い

人を人として扱わなかった ....
なぜかちょいまえへ
たいむすりっぷ家族で

シニマエノハハに家族で
あそぶ

またたいむすりっぷ
母は死んだまま
ただラストもらった本ビジュツノ、だけがのこる
ベランダから晴れ 涼しげでさよならを漂わせる灼熱
今は灼熱仰ぐ 四季がめくれてゆく 優雅に無音に
余計な奇麗事も悟らせず めくれてゆく

命をまた再び運んでくる 一期一会の一瞬を
時に浅はか ....
エスカレーターで小さくなっていく顔の大きな女 煙草の煙は揺れて登る。

あなたの無言の言葉に変わって消える。

灰皿と吸殻と

濁った空気だけを残して。
運命は手のひらに

降り積もる間もなく消えてゆく

熱に蒸発し続ける

白く冷たい雪のよう。

耳たぶを赤くして

出会った夜から。
霜柱が降りる朝に

日向を選んで歩いた頃に

私は確かに

恋をしていた。

雪解けは早く

花色の風は強く

私は確かに

恋を失った。

そうし ....
わたしがあなたの名前を呼ぶ度、
薄桃色の隙間が出来ていましたか?




それはどんどんあなたを侵蝕していましたか?




わたしとのメールと電話、それは全部、
薄桃色の隙間 ....
秋の中国地方を巡るツアーバスが
平和公園に着いたとき 記念館から 
修学旅行生の一団が出てきた
入れ替わりにはいった私たちが
今日最後の客になった

平和記念館を出ると
秋の陽はすでに落 ....
 空に むきだしの骨をさらす伽藍
「歴史」はいつも古びた建物を残していく


廃墟のあとにしか 平和が生まれることがないのなら
平和は、あまりに残酷な子


森は、朝にめざめ
戦いの ....
渓流で渓魚と遊ぶ美しい装いはどんなおんなも敵わない

簡単には釣れないまるで釣り針が己の様に想像出来なければ

下流から釣り登るまるでけだものの様に

ふと気が付けば源流であるガレ場に至っ ....
ばーばに手を引かれ
ゆるい坂道をてくてくいけば

「コカ・コーラ!」
わたしは畑に捨てられていた瓶を指さして叫ぶ

ママ、という言葉は知っていたけれど
ママ、と呼ぶ対象がいなかった
日 ....
                 130806



本物の難しすぎる構造は安直に模擬してねと
先輩達は今日も飲みに出かける
残された見習いの僕は
2足歩行の細かい動作を追い切れない
 ....
お客様から御礼状を
いただいたの

全国売場コンテストで
私の手掛けたディスプレイが
優勝したの

今年の夏で4年目を迎えたんだ

オモチャが大好きで
子供が大好きで
君に今の仕 ....
しろく しかくい たてものの中から かわいた無数の命の声がするのを
しずめるかのような噴水

しろさ きわだつ 広島平和記念資料館を想いながら
床についてみた夢は
しろい塩で できた ....
ヒューヒューヒュー
ドーンと叫んで両手を高くあげ
おもいっきり地面を蹴ると
おじさんの体は
そのまま夜空へあがってゆく
おじさんの花火だった

おじさんは夜しか現れない
ビョーキかもし ....
壁なのだろうか
雨だったのだろうか
全てを忘れてしまった
前に進む言葉もなく
手のひらの上を
くるくると いくつもの雪が 舞っている


ただただ
思うことは何もない
恥ずかし ....
日曜日
公園端にひまわりが伸びていた
二輪はふてぶてしい黄色
子ども達のはしゃぎ声を
したり顔で見下ろしている
あと四、五本のはまだ早緑
背丈は一人前なのにねー

大きな葉っぱを着て
 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ミズクラゲの一生- Lucy自由詩26*13-8-8
映像との夜- 朝焼彩茜 ...自由詩3*13-8-8
何一つ好きにはなれない- ただのみ ...自由詩18*13-8-8
- はるな自由詩313-8-8
写真- 花形新次自由詩5+13-8-8
男_基本と本来- 朝焼彩茜 ...自由詩7*13-8-8
蝉の声- hiroto22自由詩6*13-8-8
別の娘の名前を呼んで夏終わる- 北大路京 ...俳句313-8-8
いつまでも深く愛していていいですか君の代わりは誰もできない- 北大路京 ...短歌113-8-8
amazon- salco川柳3*13-8-7
温かい手- 花形新次自由詩113-8-7
男_繊細な照れ- 朝焼彩茜 ...自由詩11*13-8-7
ストレートに原爆- ……とあ ...自由詩10*13-8-7
たいむすりっぷ- 田園自由詩213-8-7
秋麗の羽音- 朝焼彩茜 ...自由詩513-8-7
エスカレーターで小さくなっていく顔の大きな女- 北大路京 ...自由詩613-8-7
さよなら。- 永乃ゆち自由詩4*13-8-7
運命は手のひらに- 永乃ゆち自由詩2*13-8-7
私は確かに。- 永乃ゆち自由詩4*13-8-7
いまの疑問- ねむみち ...自由詩113-8-7
八月六日の影- イナエ自由詩16*13-8-6
蜻蛉の泉- 月乃助自由詩1113-8-6
そこで風に撫でられた- ドクダミ ...自由詩313-8-6
もらい乳- そらの珊 ...自由詩24*13-8-6
飛行模型- あおば自由詩7*13-8-6
嬉しい事3つ- ちゃんこ携帯写真+ ...213-8-5
- るるりら自由詩26*13-8-5
おじさんの花火- yo-yo自由詩9*13-8-5
in庭- 番田 自由詩213-8-5
でっかい- salco自由詩11*13-8-4

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