マスクの上の
おまえの瞳に
俺が映っている

おまえの瞳に牽かれているのか
自分の姿が気になっているのか
俺にはもう分からない

ただ、おまえが
俺を見ていることだけは
確かだ
 ....
やみくもに生を渇望し
容易く壊れてしまう
望みを重ねて
今日を凌ぐ
イザベラ、君は今、
何をして、何を想っている
遥かな首都ソフィアと
猥雑な地方都市、新居浜に
隔てられているけど
 ....
詩人に嫉妬して咄嗟に拒絶した


同じ人間と思えなくて思いたくなくて
深く関わっちゃだめだ
人生を壊される
笑うけど本気でそう思ったし
教室の席でじっと教科書を眺めながら 生まれ ....
誓い
永遠約束


忘却

雲散霧消
{ルビその日こそ=ディーエス・イレ} {ルビたみの怒りの日=ディーエス・イラ}!
悪徳なるもの 全て裁かれ 炎の中!

我らは憩う かみの庭
食卓を囲み笑う 感謝の中
利権に血迷う 金の亡者 ....
めっきり朝晩が冷え始め

気づいたら
平面的に見えていた街全体が

いつの間にか
深い立体感とコントラストを増してきて

遠景はどこまでもクッキリと
見えるようになってきた

太 ....
ウルトラセブン

凶悪なアソウノザウルスと

質の悪いアベノドンも

スペシウム光線で

やっつけてよ
カブールのニュースを見ていた
七つ釦に憧れた少年だった祖父が
「あれは昔のあれといっしょやな」
ふと思い出してつぶやく 諦めたように


いにしえの教えに戻りたい人たちが
キリスト教 ....
いつかもうあなたやわたしでなくなって出会わなくてもよくなる日まで 何十年かぶりに

ウルトラセブンがあらわれて

凶悪な怪獣、スガノドンを

スペシウム光線で

やっつけちゃった
オールドファッショングラスに

大きな氷山のような形をした

氷を一個入れて

メーカーズマークを注ぐ

メーカーズマークは美味しいよ

どこかで誰かが泣いている

寂しいよ、 ....
これは瀆神に非ず 篤信の祈りなり。

愛に憧れたさる娘が、
傾倒と幻想の末に見いだした
祈りの散文である。

故にこの書に法則は無く 拘束も無く
また侮辱を受けるに値しない。

ダビ ....
開いた手には
夢が一つ あったのだった
バスの向こうの通りに漂う
夏の匂いのしていた日


あの日の思い出の風景  
手には いつも
はまぐりの味 そして
歩いていただけの海
ここに来たのは
いったいどれくらいぶりだろう
遅い昼下がり
海岸沿いの辺鄙な道の駅は
物産品を買い求める人々や
ソフトクリームやドリンクを注文する人々で溢れかえっている


少年たちが ....
良いものは良いと素直に伝えたい素直な目で見て良さを見つける

大雪で学校午後から休校で電車やバスは遅れてばかり

古い町白壁通り和の香り道行く人は外国の人

雨脚が激しくなってやがて雪長々 ....
最初の一行は
勢いで書き出す
何でもいい

目の前に夕食の餃子があるならこうだ

私には
餃子のように飛べない羽がある
見てくれだけの羽がある
しかも私の羽は
パリパリと音を立てな ....
とろっとろに吐露したい

溢れて、流れ出しちゃいたい

もう隠しごとは嫌だ

毎夜に寸胴鍋で煮込みまして

とろみ、とろとろ、とろっとろ

とっくに出来上がってるよ

おた ....
これは墓まで持って行く。
そういうひみつがひとつくらいあるのではなかろうか
わたしにはそれがある。
これは墓まで持って行く、と
目をつむり見つめる

ひみつを見つめたあとに
見あげた空は ....
西の空が晴れた夕暮れには
宵の明星が黄金に輝き
地上から仰ぎ見るそれは
宇宙の高貴を惜しみなく放つ

この星に生まれ
過ごした日々は
ただただ眩暈
余りに早く遠去かり
余りに遠く奥ま ....
水の惑星の縁に群れる雲は
答のない問いをささやき
そよ風といっしょに耳をなぜる

私は私の影なので
生き身は自然からのかりもの
魂は何とは言い切れない何かへとつながっている

雪国の
 ....
二〇一七年八月一日 「カサのなか」


いま、きみやから帰った。ラーメン食べて寝る。おやすみ。

 文学極道の詩投稿掲示板に、作品「カサのなか」を投稿しました。よろしければ、ごらんください。 ....
世界の糊代に迷い込み、四方八方、己の居場所とはまるで違う有様で、色の薄い一日が繰り返される、精神異常者が見る見境の無い夢のような日常の中で、思考は数十年放置された廃屋の窓ガラスのようにひび割れ、所 .... 炭酸ジュースしゃかしゃか振ってプシュッ た ら、あ
シュワッ 近未来

キリンみたい 、な
水銀灯の 塗り絵みたいな光のなかを
コンビニ袋が
虫の知らせみたいに応答して
海の ....
語られた言葉のあとで浮きあがる 静寂 目線 寂しい体

ふれられてふれてなお泳ぐ肌 これより遠くに行けはしないね
日本経済一流、政治は三流といわれた時代は既に昔の話だけど、
理解できるかスポーツの世界から個人の力で日本を支えてきた。
野茂、イチロー、澤、羽生、そして、コロナの今は大谷翔平だ。
彼を比較す ....
    
       傘を見たものは言う

       尖っているやつだね
       いや、丸かった
       いやいや、三角だった
       短くなかったか
 ....
窓を開けると
爽やかな風が

夏の終わりを告げる
秋の臭いを運んでくる

お盆の頃にやって来た
小さな台風が

まるで
神風のように

この北国の
焼けつく夏から

熱さ ....
     手を伸ばしても、伸ばしても
     掴めないやさしさに
     伸ばした指先に
     宿るかなしみ
     声にだすことも、
     泣くこともできず
 ....
雨が降る
夜更けの街に
濡れていく
ひたすらの闇
広がって
向かいの家に
点る灯り
故郷のように
懐かしく
忙しく動く人影が
家族の居場所を
教えている

ひたすらに
広が ....
 生栗の皮むきというのをやってみたくて、お勤め品のを買ってきた。
 実家では、「危ないから」とさせてもらえなかったので、どきどきする。
 水で3時間ふやかし、まな板の上でざらざらした尻をちょいと落 ....
梅昆布茶さんのおすすめリスト(13739)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ハードボイルド・スタンリー「俺を見るな」- 花形新次自由詩221-9-8
静かに潜航する- ジム・プ ...自由詩1*21-9-8
いま考えると_/_ある女の子篇- 末下りょ ...自由詩4*21-9-8
- ヨロシク自由詩121-9-8
エゴ・エリスⅢ_主はみ怒りによって彼らを_のみつくされる_火 ...- PAULA0125自由詩221-9-8
秋の讃歌- st自由詩521-9-8
続ウルトラセブン- ジム・プ ...自由詩1*21-9-7
遠い国- 藤原絵理 ...自由詩421-9-7
_- いる短歌121-9-7
ウルトラセブン- ジム・プ ...自由詩1*21-9-7
秋の昼下がり- ジム・プ ...自由詩1*21-9-7
エゴ・エリスⅢ_前置き- PAULA0125自由詩121-9-7
湘南、九十九里- 番田 自由詩221-9-7
金星- 本田憲嵩自由詩521-9-6
白壁- 夏川ゆう短歌521-9-6
大阪王将- 花形新次自由詩3+21-9-6
とろっとろ- クーヘン自由詩1*21-9-6
どこかのここ- こしごえ自由詩7*21-9-6
黄金- ひだかた ...自由詩521-9-6
水影- こしごえ自由詩8*21-9-6
詩の日めくり_二〇一七年八月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩10*21-9-6
あぶれもの- ホロウ・ ...自由詩4*21-9-5
リヴィジョン_/_ある女の子篇- 末下りょ ...自由詩2*21-9-5
- はるな短歌121-9-5
アスリートは伝えたがっている- 足立らど ...散文(批評 ...221-9-5
記憶の棘- 石田とわ自由詩521-9-5
夏の終わり- st自由詩621-9-5
指先- 石田とわ自由詩421-9-5
雨降る夜に- ひだかた ...自由詩5*21-9-5
生栗- 46U散文(批評 ...421-9-4

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458