仮眠のつもりが中途半端な時刻に起きてしまった
私を迎えてくれたのは激しい頭痛
朝に降る雨のようにしばらく止まない予感を孕ませながら

私はもうどこへも行かないから
望みどおりに寝かせ ....
諦めと
手をつないだ

諦めはやさしく
とても甘美で

でも
まだ
溺れきれないわたしは

悪あがき

こころに
貼るものが欲しい

まだ
瘡蓋さえ
できてないから
ロメオの心臓を鷲掴みにして
握りつぶしたら
明日は雨が降るだろうか

メイドインチャイナのフォーチューンクッキー
流し込む薄い珈琲

あの子の事を好きなのは、
可愛い声でギターフリッ ....
いだいてくれていた
ちからがぬけていく
だれのまえにもでない
ねいろで
いとしさで
ふさいでいてくれていた

もういいよ
めをかくしてくれていた
いじのわるいてが
なきむしのように ....
          水に挿した青磁器を彩る

          切り裂かれた花々たちが

          私に{ルビ現在=いま}の終わりを告げる

          過去の栄華を断 ....
ぼくはぼくという世界の中で
毎日を過ごしている

きっと今日すれ違ったきみは
きみという世界の中で生きている

またね
と告げてわかれた花に
再び出会うことはない

久しぶり
と ....
マックポテト頬張りながら好きなのって本気か嘘か試されている

君の趣味メロンソーダとオムライスそれは嗜好だとなぜか言えずに

立ち込める闇の向こうにも太陽が必ずあるって信じてた頃

ダイエ ....
たっぷりとあふれんばかりに
湛えて
零さないように歩くアナタの
《ブンサイ》がウラヤマシクて
一滴の飛沫さえと
舌をのばしてもとどかず
しかたがないので
自らもとめようと
行間のふちに ....
 注意・・・あくまでも私の主観ですから、笑い飛ばして下さい。
ズバっと言ってしまう系が苦手な方はお控え下さい。
ノークレームでよろしくお願いします。

毒舌指数★★☆☆☆☆



第一 ....
溶け出した日々の力は
透明な糸巻きに絡め取られ
季節の風景を作る
色の音は季節ごとに変わり
風を数えながら進む
比べたくなるものがある
幸せの度合いとか
それぞれの人生のありようとか

ひとと比べることで見いだせるものとは

柱に刻まれた幾筋かの古傷は
生を授かった証であり
輝ける未来への歓声で ....
雨粒が
なみだみたいだなんて

陳腐ね
とても

雨滴も
落ちてしまえば
ただの雨水

なみだだって
たぶん
うれしかったこと

悲しかったこと

楽しかったこと

辛かったこと

今日の箱を
棚の奥にしまい込んでくれる
夜の暗闇

どこに置いたかなんて
明日になれば
きっと
 ....
僕は菌の研究してる。

よく顕微鏡でかわいい菌たちを眺めてる。

いつもと表情が違う、いろいろ考える。

菌が生きてる器の中は雑菌がいなくて、

かわいい奴らのキングダム。

器の ....
恋の、ささっやき、始、めましょ
小さ、なリズ、ム、で始、めましょ
1、2、3、1、2、3
1、2、3、1、2、3

夢みっる、ささっやき、始、めましょ
小さ、なトイッキで、重、ねましょ
 ....
   かそけき風の香音(かのん)を連れて
   秋宵の橋を渡る
   あふれる水の数を
   わたしはしらない


   契る言葉の薄紙
   序(ついで)を忘れた指先で鶴を折る ....
ひつじ雲見上げて
ずしん、ときた

そっか
会えないって
こういうことなんだ

一緒にこの空を
見上げることさえ
できないんだ

この空の下で
あのひとは
わたしの知らない
 ....
おぼろ月夜の
淡い光に
照らされて
陽炎のように現れた
秘密の扉


ゆらゆらと
揺らぎながら
こっちへおいでと
誘っている


この扉の向こうに
何があるの?
ためらい ....
追いかけるのはいつかの夢
{ルビ揺蕩=たゆた}うのは幸福だったころの記憶
抱きしめるのはあのひとの気配
口づけるのは囁かれた愛のことば
燦燦たる陽のしたで赤く爛れるのは向日葵の花

瞬きの ....
そういえば。
と、思い出した。

子供の頃、歯を投げたことを。
祖母に何かを願って投げろ
といわれ、"冷やし中華"と言った気がするのだが
いつ、歯の効果があったかは未だ ....
なんだおまえら
と、思うはおやつの頃の喫茶店の中

やつら
梟みたく囁いて昼間の光に盲目になっている
バードキス
ひどく汚い音


男は小太りで
ああ、豚骨の匂いがしそうなくらいぎ ....
口にするのは
事実だから
相対化してしまえば
加は被を語れない
被は加を語らない
口にするのは
それらが
事実だから
安美錦
アミニズム
あれはクビライ・ハンの来襲だったのか
心技体
やおろずの神々に祈りを捧げ
丸い土俵の上にあるものを
観音菩薩。弁天様。
ご利益いかばかりであったとしても
女人禁制
 ....
   〜秋〜 水色揺々 


   「手折れぬは花言葉」


水色の細い曲線滑らかに夕を奏でる9月のフルート

コスモスの薄紅風とたわむれて赤トンボかわし鬼さんこちら

 ....
秋祭りの
準備が始まる

まだ
夏は終わったばかりなのに

まだ
夏の名残が
消えないのに

季節は
私たちを追い越し
先へ先へと
すすんでいく
鋭角的な警鐘が
残像する
私の眺めのどこかに いつも

おそらくあの時から
導音を失った私の音階
私はそれを
探しているのか
いないのか
果たして探すことを許されているのか?

 ....
終わってしまった
はずなのに
それは密閉した
重いふたの透き間から
かすかに甘くたちのぼる


人知れず心の底に
埋めたはずなのに
かぐわしい記憶の薫りは
ゆるゆると漂い
真夜中 ....
 

僕が豪語しようか、
きみの背中がすきだよ。
いろんなかなしみを背負って、
さまざまなしみをつくったね。

すこしだけの筋肉とか、やわらかい
へこんだ部分にたまるであろう あい だ ....
列車のベルが鳴る


どうして

どうして

僕らは旅に出て行くんだろう

小さなリュックをさげた女の子が
泣きながら
走って列車に飛び乗った

大きな声で
彼女を呼ぶ声が ....
街煙るしのづく雨に{ルビ慄=おのの}いて誰を待つのか片方の靴

雷鳴と{ルビ海鳴=うみなり}の距離比べては真夏に返る銀幕のウラ

秒針0で息止める荒ぶ風緩まった気がした交差点

銀の糸指に ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19149)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
たゆたい- 宮市菜央自由詩3*07-9-13
ガーゼ- 風音携帯写真+ ...4*07-9-13
メイドインマイブレイン- 虹村 凌自由詩2*07-9-13
とべ- 砂木自由詩14*07-9-13
花葬- 渡 ひろ ...自由詩8*07-9-13
それでもぼくはぼくという世界の中に- 夕焼け空自由詩9*07-9-12
こぼれおちるもの(其の六)- 快晴短歌1*07-9-12
Webからのインスパイア- 渡 ひろ ...自由詩5*07-9-12
ものづくし__〜KAZANAGI草子〜- Rin.散文(批評 ...32*07-9-12
二度と今日に帰ることはない。- プル式自由詩5*07-9-12
- 恋月 ぴ ...自由詩31*07-9-11
雨滴- 風音携帯写真+ ...7*07-9-11
今日の箱- 乱太郎自由詩16+*07-9-11
顕微鏡- 短角牛自由詩3*07-9-11
最初のキッスは_ないしょのないしょ。- プル式自由詩1*07-9-11
せせらぎ- Rin K自由詩24*07-9-11
この空の下で- 風音携帯写真+ ...7*07-9-10
月夜の扉- 渡 ひろ ...自由詩6*07-9-10
花のなまえ- 月下美人自由詩13*07-9-10
歯の行方- フクロネ ...未詩・独白11*07-9-10
痴話- フクロネ ...自由詩4*07-9-10
つぶやき- FUBAR未詩・独白5*07-9-10
大相撲九月場所のロゴス- 恋月 ぴ ...自由詩10+*07-9-9
■共同作品■_時の花いろ- Rin.短歌10*07-9-9
心の準備はできてない- 風音携帯写真+ ...3*07-9-9
知らない黎明- 塔野夏子自由詩10*07-9-9
記憶の薫り- 渡 ひろ ...自由詩8*07-9-8
恋愛証明。- 哀詩自由詩307-9-8
Image- 瀬田行生自由詩807-9-8
銀の雨- Rin.短歌907-9-7

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