吐き出したのは
 
 
   溜め息と
 
   嫌悪感
 
 
 
   抑えきれない息苦しさに
   もがき苦しみながら
   空を見上げてみれば




  ....
もしかして、これを愛の事だと思ったのなら
そんな日には死んでしまった母親の事を考えるような手つきで
ギターを弾けばいいさ

Dmにテンションを入れて、Cの時に歌えばいいさ

もしか ....
変わっていく君が怖くて

ボクは逃げた


置いてかれる僕が醜くて

キミは笑った



ぼくはね、何も変わらない
不自然な自然体


卒業、あれから
もうすぐ
はっぱがね 雨でぴてぴて おちてきて
どうろに ぺたり
はりついた

きをつけの しせいで伏せる はっぱたち
もう帰れん もう
親の木に

風吹いて とばされてても
おぼえてる おぼ ....
たしかに輝いて

儚く光る



生命のかがやきは

いつまでも



此処に



ある
話せば長くなる
言わない方が良いと思う
嘘つくつもりはなかった。
知らない方が良い

あちらこちらへ
ふらふらふらり
渡り歩いてゆく
彷徨えるジプシー

尾を引かない
切れ味抜群 ....
こころは今、穏やか
あの頃にみた
夏の坂道で
一斉に立ち昇る綿毛

花が行く、
歩き急がないで
だけど抑えられないのは
高揚
澄んだ青に
フォルテを描く

ステップを踏む、つま ....
ふとした瞬間に青い空
僕は心臓を砕かれた
あれほど危険と言われていたのに
ふとした隙間に青い空
僕は心臓を砕かれた

無心になりたい
真空に
舞い散る光に
目をつむって
無心になり ....
一段と強い風で我にかえった。見ると既にめぐちゃんは片付けを始め帰る準備をしていた。
「あ、そうだ!!今作曲にチャレンジしてるんすよ〜。」
これには少し驚いた。同じサークル活動をしていた頃何度か ....
そんなところで
何しているの

お花の中に
隠れているの

かくれんぼは
虫のお仕事

おいしい木の実を
作っているの
来年のことを知らない。
明日のことを知らない。
次の瞬間のことを知らない。
先のことは何も知らない。

だから不安?
だから期待?

状況は誰もが同じ。
あなたは不安? 期待?

 ....

スコッチが傍らにあって
よく俺の話を聴いてくれたものだった
時には氷で返事して
盛り上がっちまうと
すべてを吐き出せる
そんな関係だった
ロックの多かった俺は
ことさらにお前を必要 ....
葡萄酒は
私の体内を駆け巡り
ふらふらと歩き出し
くらくらと眩暈を覚え
気がつけば貴方の言葉を繰り返す
信じることが出来れば
貴方を傷つけなくてすんだ
涙は頬を伝い
赤と白の液体は私の ....
プラットホームに無数に付けられた
チューインガムの黒点が
未熟な夏の気温を
幾分か下げている気さえして
ぎんいろの屋根に逃げ込む

そこから視界に飛び込む紫陽花の
無防備な一片は
まだ ....
小さな花に
指先にとまる虫に
空を行く鳥に
あなたに

すべてのものに
宿っている

青い光
夜がさらりと降りてくる

目覚めない
女の髪のような

さっきまで長く長く伸びていた影は
地面に溶けてしまった

あるく
あるく
よるのみちを

夜が満ちてゆく
そこここに
 ....
山の奥に入って行かなければ
採ることのできない昆虫が
都会の真ん中にたくさん生きている
虫網を使わなくとも
高価なお金で獲得できる
採る楽しみよりも
持つ楽しみに変わってきたのだろうか
 ....
過去に
もうそこに姿のない俺と
君だなんてほんとは呼んでなかったおまえがいたとして
過去の青色はどんな色であらわすべきだろうね
それはどんな色ですっていやあいいんだろうね

俺の頭の中には ....
地球が背伸びをした
夢の中から目覚めて

(いつになったら
孤独は消えるのだろう)

そんなことを考えていた

夢で見た
木星との
失恋を思い出していた

悲しかった
こんな ....
夕暮れ 
母校の校庭の隅に立つ 
{ルビ巨=おお}きい{ルビ欅=けやき}に額を押しつけ 
涙を絞って泣いていた 

この木のまわりに穴を掘り 
子供だった僕等の宝を入れた 
卒業前のあの ....
駅までの道を雨の中歩いていて
改札に入ろうと財布から定期券を出して手に持って
けれど指からすり抜けて濡れた道路に落としてしまって
だから拾おうと僕はしゃがんで
水の流れるアスファルトを爪で引っ ....
ひたむきだから
汗をかく

それは
おろかであるかも知れないけれど
ふしあわせの向こうが
しあわせであったり
するもので

虹は
しずかに消えてゆく


あおぞらがき ....
自分は正しいのかと悩むのはやめておこう。
人というものは間違いだらけなのだ。
悩むとするなら、そう、自分はどこで間違ったのだろうということだ。
垂れ込めた 雨雲の下
その街は 午後を迎える

あの路地を
右へ折れると尻手黒川線
左側は商店街

猫の通う 細い道
衣料を商う 廉価店や
まだ 人のまばらな飲み屋街

気の早い ....
まどろみを さめたり もぐったり

白日の 季節の かいなの なか

体力は うばわれ

けだるさに 眠って

窓を 吹いて くる

れもんの 風との トランスファー  ....
ひどいことを
じつにさらさら言い募った後で

ごめん
あたし、
心を病んでるの って

えもいわれぬ大噴火を
だから布団に叩きつけた

ごめんな、
お布団
さあ自分を腑分けしてみよう!
まずは胸にさくっとナイフを入れて
白くきれいな骨をこりこりと切って
どくどくと動く心臓を見てみよう
今にも血があふれ出そうなそれは
さぞかし傲慢なのでしょう
 ....
  一 「ミッシング・ピース」

手渡されたたった一枚の
欠けた切符のように
行き先でもなく
日付でもなく
空白のはずなのに
それ以上に大切なものを
どこかに忘れたまま
 ....
はじめての深呼吸は
君に会えない夜に
街灯にうかれた虫たちを
見上げる時の角度で

  波を見上げる魚でもない
  雲を抜き去る鳥でもない

手に入れた感情の
空虚な その熱さ
埋 ....
雨が地面をいじめて
僕は大声で叱ってみるものの
すでに蒼の世界
綺麗過ぎて僕は
おじけづく

ペットボトルが
汗をかきはじめたら
いつのまにやら
すでに雨は幻

(儚いね)

 ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19149)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
吐く- 秋桜自由詩8*07-6-15
まぁ、見てみろよ_- 那津自由詩307-6-15
・卒業、あれから・- はち自由詩607-6-15
おちばのきもち- 唐草フウ自由詩13*07-6-15
ほたる- 秋桜携帯写真+ ...5*07-6-15
チョウチョ- ペポパン ...自由詩7*07-6-15
花が行く- かのこ自由詩907-6-15
青い空- ゆうと自由詩4*07-6-15
小説_『Is_it_no_use_crying_over_s ...- 散文(批評 ...2*07-6-15
かくれんぼ- weed & s ...携帯写真+ ...3*07-6-15
目隠し- 美琴自由詩307-6-15
一人寝の子守唄- アマル・ ...自由詩15*07-6-15
お酒と私と- 茉莉香未詩・独白407-6-15
黒点- 銀猫自由詩19*07-6-15
聖なるもの- weed & s ...携帯写真+ ...5*07-6-15
- ふるる自由詩25*07-6-15
昆虫採集- ぽえむ君自由詩19*07-6-15
302号かんじょうせん- 水町綜助未詩・独白10*07-6-15
恋しくて- 小原あき自由詩16*07-6-15
夜の校庭_- 服部 剛自由詩11*07-6-15
定期券- 水町綜助自由詩13*07-6-15
あおぞらがきれい- 千波 一 ...自由詩17*07-6-15
悩み- DoGear自由詩107-6-15
その街- アハウ自由詩1207-6-15
ランドサット- モーヌ。自由詩21*07-6-15
ごめんな、お布団- FUBAR自由詩7*07-6-15
腑分け- 麻生ゆり自由詩5*07-6-15
パッセンジャーズ- Rin K自由詩43*07-6-15
ディラックの空- たりぽん ...自由詩14*07-6-15
夏の生まれた日- ゆうさく自由詩3*07-6-15

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