ロックンロール
西平よしゆき

孤独なんて言葉じゃ足りない、足りない
突き刺さるような激しい感情
心の奥の、奥の方に


まだ鳴ってる
響いてる
あの日君が聞かせてくれた
ロックンロール
僕の胸を揺らす
朝が来ようが夜が来ようが関係無い
僕は無敵
ヒーローさ


いい気分でシャワーを浴びる


ロックが死んだって?
なら蘇らせればいい、この手で


レコードは無邪気に円盤の上を回り
それを聴く僕は束の間のロックンローラー
辺り構わずシャウトする
僕はその時ジョンになり
君はその時ビートニクに


奇跡の8ビート、まるで人の鼓動
つんざくギター、叫びの象徴
声は全ての代弁者、you know


この世の中にこんなに素晴らしいものを僕は他に知らない


ロックンロールよ、永遠に
ロックンロールよ、蘇れ



自由詩 ロックンロール Copyright 西平よしゆき 2007-08-17 22:59:50
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