昨夜、
夢の中で
君と違う女を抱いていた
顔も知らない
名前もない女だった

気が付いた時には
腰を振っていて
目の前の女体に
魅了されながら
欲望と官能に溺れ
悦楽と ....
テレビもついにカラーバーが流れ始めた頃
やはりぽつりぽつりとコンビニにも人がいなくなり
普段は聞こえないBGMがふと耳に入ったりする。

誰もが寝静まった中で道路沿いに街灯も無ければ
 ....
嘘で固めた
仮面を嵌めて
 
道化のように
飄々と
 
 
愛想笑いを
貼り付けて
 
表面上の
お付き合い
 
 
 
誰も仮面に気づかない
誰も嘘には気づかない
 ....
神哭きて
割れんばかりに
響いては
涙滴り
大地を濡らす


刻経りて
涙は尽きて
笑い出す
陽の優しさに
虹を返して
大好きだったあなたの指が

いまそっと、ナイフに触れるわ

ダーリン

わたし、あなたを殺てしまうわ

今愛憎の意味が解るの



靴下

靴下を買いに来ただけ
 ....
この地球には
捨てるものなど
何一つとしてありません
あなたたち動物の排泄物も
やがては花となり
実となるのです

まだ使えるものなのに
物を捨てさせなければ
物を作り出せない
そ ....
蛇口から出てきたシャケのにおい嗅ぐ


手を挙げた雨粒ひとつ海の底


もういいわサザエの端がしかめ面


触角をぶん回しつつ触れた指
{引用=
 浅い夢に色を塗って
 コバルトブルーの空にして。


 辛いことがあったとき
 一人心の中だけで
 泣けるような大人になるには
 まだ、時間がかかりそうです。


 ....
 流れるように月日は過ぎて
 あんなに恋焦がれていたあの娘のことなんかも
 色褪せて
 季節風に乗って運ばれる俺達
 君の暖かい声
 君の輝く瞳
 君の柔らかな頬
 すべて時の船にゆらゆ ....
雨上がり
太陽
夕焼け
そこに虹が架かるといい

私の気持ち
雨上がれ
揺れる雑草が笑って朽ちる
滲む太陽が泣いて沈む
死に絶えた魂が此処に
血を吐きながら腐りゆく
俺は生きながらえて
ただ腐敗を待つ

退路を断たれた魂よ
地に堕ちた精神よ
失われた感情 ....
とおい空を
求めたりしない

ただ

「綺麗ね。」と
微笑んでいたい

この空に
問いかけたりしない

ただ

「瞳だけでも触れさせて。」
そう呟いて泣いていたい


 ....
羊水の中で生きぬように
私はかく強くありたい
境界線に達してもいいさ
それが私の生き様となるのなら

羊水の中で溺れぬように
私はかく厳しくありたい
機械にも人形にもなりたくはないさ
 ....
行ったことはたぶんない

空のうえならあるかも知れない

かわいたゆたかな光

人間と同質な植物たちの陰


テキサス

テキサステキサス

英語にも

言霊なんてものが ....
心が切り裂かれ涙は星になって
君は呟いたね 
何を愛していたのだろうと

星になった君の涙を 
僕が一粒指で弾いて
未来に零れる流れ星に変えた

満天の星空は君の美しい涙
とめどなく ....
ほんとうにあるのだろうか

この身ひとつでゆけるところなんて

そんなところあるのだろうか

肉や骨やで出来ているこの身ひとつだけで


おたがいの

純な気持ちの正当化が

 ....
架空の鋲 雨に打たれる
錆びついた工場の手すりや階段
タンクローリに描かれた落書き
めくれ上がったその名残

あるいはまた
背中を丸め 雨に濡れるままに
オンボロの自転車に乗って
工場 ....
群れを成し
一点を見定め
乱れぬ様は
予め組み込まれた
仕掛けのように

波紋がやがて
飲み込まれ
波間の一部となり
消えゆくように

石瀬に映る影が
揺れながら
あとを追う ....
 おばぁちゃん
 ただひたすらに
 愛でてくれ
 今は一人で 
 味噌汁すする
地下道で出会ったあの子は
身体の周りに薄赤い魚を
泳がせていた

着ていたのは薄い綿のシャツで
ローリングストーンズの唇 臆面もなく舌を
突き出していた

タンゴのリズムで十まで数 ....
シュークリームの丘に登って
手をたたこう
ミルクティーみたいな空と
メレンゲみたいな入道雲
そこに居るだけでいいんだ
気付かない場所に幸福はある
こっちへおいで
僕の左手を掴みなよ。
夜が控えめな口で笑っております
ニコリと、いえニタリと
時折墨色のハンケチで覆い隠しながらも
笑うのをやめようとはいたしません
ウフフと、いえキヒヒと
奇麗な弧を描く口元に見惚れ  ....
君は理解していない。
人と別れるということを。
私と別れるということを。

そうやって無邪気に笑って、手を振って。
さよならを言うだけで良いと思っている。

やがて沈みゆくあの太陽と同じ ....
日日に緑深まる狭庭辺に今朝は蛙の鳴き声がする

さきほども小雨降りいた表通り人の声して雀飛び交う

グリーグのペール・ギュントを聴きつつも紫陽花の絵をじっと見るとき

また鳩が一声 ....
はじめての

  「好きです」

見下ろした世界は温かくて

零れた

寄り添う最後の波は

引いて

見えなくなる

けれど

強く

強く焼き付けた

見上 ....
雨の降りそうもない晴天、

会社に忘れた傘を持ち帰る

電車の中は誰一人として、

傘をもっている人はいない

私の羞恥心がどきどきと、

顔はピンクから赤茶化して

傘を置い ....
ひとは思想だけで死ねるという
それにはわたしには思慮が足りなかった

ひとは愛のために死ねるという
それにはわたしには憎しみが足りなかった

ひとは祈りのために死ねるという
そ ....
人には見えて
自分には見えないもの
それは
自分の幸せなのかもしれない

自分では
不幸なことが多いと思うけど
人から見れば
幸せの方が多いらしい

いつも困ったことばかりだから
 ....
無為に過ごした時間に 自分を責める
幼子の記憶に 今も悲鳴を上げている

だれにも認められないくやしさ
街で仲間が背を向ける恐怖

それらが一つになって 
怒りになった

誰に向けて ....
花は散り
葉が開く
ベルの音
オレンジ

人に頼られ
人に好かれ
人が優しく
尊敬される

思わぬご褒美
永遠の薔薇を
重圧を感じる
裏切を封じる
北大路京介さんのおすすめリスト(19013)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
腹上死- おるふぇ自由詩807-6-9
深夜のコンビニは誘蛾灯のように。- yuma自由詩2*07-6-9
仮面- 秋桜自由詩9*07-6-9
かみなり- 秋桜短歌7*07-6-9
_- 三条自由詩207-6-9
地球が捨てられてゆく- ぽえむ君自由詩11*07-6-9
ちょびっとおとなしめな感じの川柳- しみまん川柳7*07-6-9
I'm_here- 灯和自由詩14*07-6-9
普通電車- 山崎 風 ...自由詩4*07-6-9
雨上がり- 夕焼け空自由詩5*07-6-9
- 結城 森 ...自由詩1*07-6-9
無限- 見崎 光携帯写真+ ...407-6-9
癒しの水- 麻生ゆり自由詩9*07-6-9
テキサステキサス- 吉岡ペペ ...自由詩807-6-9
流星群- アマル・ ...自由詩7*07-6-9
この身ひとつで- 吉岡ペペ ...自由詩207-6-9
排気音- プテラノ ...自由詩4*07-6-9
錦鱗- 自由詩1307-6-9
味噌汁- 山崎 風 ...短歌407-6-9
ピアソラ- Utakata自由詩507-6-9
スプン- プル式自由詩3*07-6-9
二日月- 朝原 凪 ...自由詩7*07-6-9
別れの言葉- 夢幻自由詩307-6-9
ペール・ギュントの朝- 生田 稔短歌8*07-6-9
*初恋*- ちと自由詩2*07-6-9
- yoyo自由詩207-6-9
うつくしい死因- あずみの自由詩807-6-9
人には見えて- ぽえむ君自由詩9*07-6-9
青空オデコにはっつけて- いねむり ...自由詩107-6-9
愛の人- ペポパン ...自由詩13*07-6-9

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