夜の 真実は 輝かしい 地獄だ
連続の 地獄だ
長く 眠る 阿呆どもよ
姦淫か? 又か? 俺を 信用させないのか?
ああ
東京都 一番目の 狂気性
世界は レベルのない 天使を 殺し ....
「ひとりになりたい」
その言葉は適切じゃない
初めからずっと独りだった

「ひとりは寂しい」
その言葉は適切じゃない
誰かといても満たされはしない

最後のわがまま
悲 ....
昨日浮かんだ君へのことばは、
朝になったらはじけていた。
部屋の隅には、かけらが浮いていた。

部屋の隅に浮かんだかけらを、
手を伸ばしてつかもうとしてみる。
拍子に空気がふわりと動いて、 ....
普通の生活の中に
優しくて気持ちのいい言葉がいっぱいあって
それは本当に心地いい響きなんだけど

そんな言葉は言葉として魅力を持たない
世間的に常識的に大切で美しい言葉が
私の好きな言葉に ....
めずらしく静かな夜
疲れた体を横たえて
左手を眺める
夜の匂い
似ている指先

右手で包んで胸の上に乗せる
キリギリスの鳴き声
蛍光灯が切れかかっている

小川のせせらぎが聞こ ....
スピーカーから流れる、
音と唄。

流れる涙。

強い意志のせいか、
弱い心のせいか。

流れてく。

真っ暗な、夜の部屋。
ベッドのなか。

誰も見てないから、
流してよ ....
世界の権力! マクドナルド!
略称:マックあるいはマクド!
だって権力じゃないか
121もの国に店があって
たくさんの従業員がいて
そして何よりも俺たち庶民に親しまれている
これは立派な権 ....
疲れている時ほど無理をして
悔しい時にも誠実で
絶望の淵に立った時すら笑顔で

冷たい言葉も温かく包んで
厳しい批評に礼を言い
偽善と呼ばれてそれでも

あなたは空を見上げてる

 ....
春からひとり
流れてきた
おまえ

こんこん冬と
墨染めの宵の川は
さぞ冷たかろう

月様には出逢うたか
さぞ澄ましていたろうに
あれは誰かを
好いている

一に ....
 若き頃
 道なき道を歩いたな
 誰からも相手されずに
 涙{ルビ眼=まなこ}で恨みっこ
 自分の未熟さ所以だね
 今だから分かる若き微熱
 こうしてる今も
 振り返る日がくれば
 ....
小さな幸せが
芽をだした

小さな幸せを
たくさん育てる

私にちょうどいい
幸せのサイズ
雨が降ると
紫陽花の咲くあの場所を思い出す
カタツムリは今日も
葉っぱに隠れて雨宿りをしているのかな

高校生の頃
雨が降った日には
よく二人で放課後の音楽室で時間をつぶした
君の奏で ....
さっきの言葉を繰り返す

まだまだ全然言い足りない

きのうの言葉を繰り返す

言い過ぎたのはどっちだろ

あの日の言葉を繰り返す

世界は二人のものでした

いま ....
雨はまだ降っている

何があるわけでもないが
窓の外を
ぼんやりと眺めている

雨はまだ降っている
ぼくはまだ眠らない

窓ガラスを打つ雨音が
不思議と体に響いて
ぼくの呼吸と合 ....
誰か来てよ
黙ってても良いから
傍に居てよ
言葉はいらないから

お願い 私に言葉を喋らせないで
お願い 私に笑みを作らせないで

共鳴する誰かと融けあいたいだけ
友達
家族 私心

あなたたちは劇場にいるのに
見ていない いくらかの身銭を切った -3500円- であるのに
激情 執心 
焼け付く 水 渇望
大地 風
なにも上演されていない
D ....
胸のボタンを外すとき
あなたの狡猾な指先を思い出す
背後から不器用そうに
それでいて
未来に待ち受けているものを欺くかのように
(それなのに忘れられないのは
部屋の灯りを消しても
情念の ....
キチガイでごめんなさい
頭のネジ取れててごめんなさい
空気読めなくてごめんなさい

直せだと?
直せるかっての

こんな日々が続いてようやく気付いた
「ああ自分は普通じゃない」って
 ....
 生きていること 死ぬことの不思議
 さなぎのような体の中に 
 閉じ込められた私の意識
 息を吸うたび膨らむ胸郭 
 心地よい空気の移動
 耳の奥で脈打つ血のうねり
 私にしか聞こえない ....
ある日、僕の所に彼女から手紙が来た。
素直で、可愛くて、良い子。
僕の、大好きな子。

僕は封をきると、ゆっくり読んだ


*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
いきなりの手 ....
私とあなたが
星砂の浜辺を歩きます

くりかえし
打ち寄せる波は
過去から未来へと
永く続いている
時の呼吸です

波に乗せられて
次々と浜辺に
打ち上げられる
星の形をした砂 ....
白い石畳
その一マスの上で
青い猫は欠伸をする
昼の残月が
揺れる水面を撫でながら
水平線に沈んでいく
足音を拾いながら歩き
日陰のヴェールをかぶりながら
潮風の衣を纏う
影が靴 ....
食人鬼の俺にも
規定通りの「最後のディナー」。

刑務官も、そりゃ悩んだろう。

笑われてもいい、と頼んだのは
シリアルとミルク。

三十年振りに泣いた。
 私は一人、円を描き
 つま先でリズムを取りながら踊る
 
 夕暮れ時の空は頬染めて
 つま先まで 染めあげて
 私はは震えを押し隠し
 未知の世界に挑むべく
 くるりくるりと回り続ける ....
 すみません。
 すみません。

 あなたのお持ちになられている。
 切っ先鋭いそのナイフ。

 どうぞ私に貸して下さいな。

 え。どうしてって?
 いやー。あのね。

 どう ....
見捨てられた水族館の水槽に沈む闇の中には金魚たちが棲んでいる
羽虫のような音を立てる水銀灯の明かりの底に浮かび上がる
彼岸花


詰まりかけた管が振動音とともに彼らに空気を供給する
 ....
ほし が でている
こんや は ここで
たおれよう なんの
みかえり も なく
ゆめだけ を みて  
『癌と云う/漢字が書けるようになりました』/外科医に向かいて父が笑う


『お父さんの/腎臓を見たよ』と呟いて/遠くを見つめる母の背中


『治るよね?』/テレビを見つめて兄が聞く/誰 ....
シェリル
まぶしいな、区切られない場所は


名前を持つのかどうかも知らないような虫が
指先をつたってきて
それはぼくになにも響かなかったから
そっとしておいた



シ ....
しんしんと雪降る夜の出来事

「雪は天使の舞だ」

窓開けて 雪を見始めたあなたが
ぼそりと言ったんだ
でも 私は寒くて堪らなくて

「早く閉めてよ」
ロマンティックのカケラもなかっ ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19013)
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流れるすべてを、そのままに。- 狠志自由詩306-12-15
世界の権力- 新守山ダ ...自由詩606-12-15
取り留めなくあなたの隣で- mac自由詩306-12-15
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雨はまだ降っている- ぽえむ君自由詩13*06-12-14
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悦楽(黒薔薇の微笑_其の二)- 恋月 ぴ ...自由詩33*06-12-14
そしてキチガイはナイフを持つ- さえ自由詩2*06-12-14
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シェリル- 白雨パル自由詩14*06-12-14
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