すべてのおすすめ
見えないように 幾つも隠していった
触れないように 何度も遠ざけていた
光よりも 陰よりも 離れた場所に
君にだけ 教えてあげる
ふたつにひとつ 秘密をひとつ
守らないで 背負わない ....
誰も選ばなかった空白 それが僕の指定席
それ以外の空間が 僕以外の 人の席
こんな僕でも その優しさに会いたい
そう願うのは 醜さでしか ないのか
それでもいいと 言えない心を 殺したくな ....
君がくれたものなら 唇に隠しておいた
手紙にするには 言葉が 足りなかった
誰かが逃がした涙 誰のもか僕にはわからない
今日犯した罪も 明日には覚えていないだろう
書き換えのきくルールに ....
窓から忍び込んだ風 僕の生まれた季節を運ぶ
少し風邪気味だって言えば 心配してくれるかな
愛って凶器と 孤独って盾
矛盾を生むことは 必然だったのかな
最後の最後まで その優しさに 甘えて ....
生きている理由なら ひとつだけ
例えば 今 「死ね」と言われたとして
きっと死ねないと思うから それだけ
与えられた意味なんて 後付にすぎなくて
美しいものよりも 汚れていないものを求めた ....
全てに疲れ果てて 涙を流す 君がいた
こんな自分には もう価値なんてないと呟いた
でも そんな涙を流せる心にこそ 価値は宿るんだ
目に映らないものばかりで 溢れているのは
交わらない二つの ....
飼い殺した新鮮な感情 目は曇っている
心に吊ったてるてる坊主 一体 何個目かな
絶えない否定と肯定 大丈夫 昨日は戻らない
慰めるだけ 虚しくなるから わかっているのに 忍ばせた
卵が ....
誰だって あって当たり前なんて耐えられない
誰だって なくてはならない存在でありたいから
互いを伝えあうんだよ それを 選んだんだよ
与える 与えられる その繰り返しなんだね
理想は気配を ....
心配そうに見つめる 君 「大丈夫だって」
言い聞かせるように繰り返していた あのとき
なんで 素直に 「ありがとう」って言えなかったのかな
隠してばかりだった 隠していれば強くなれると思って ....
知らない誰かが 僕に問い詰める
「平和な世界って どんな世界なんだろう」
一言 こう答えたよ 「誰も見たことのない世界」だと
楽な生き方だって 覚えたよ でも 強くはなれないよ
ここで語っ ....
ご機嫌斜めの横隔膜と 瞼の重そうな君を横に
見上げる夜空は格別で でも素直になれなくて
まだ ちゃんと 見つめられないでいる
幸せになる方法 愛の確かめ方
平和への方程式 煩悩の消しかた
....
勢いに任せて 何となく今日まで生きてみたよ
違うよ 生かされているんだ ああ言えば こう言う
もうどっちだっていいよ どっちかなんて 決めたくないよ
何とかなるだろって 切羽詰まって
結果 ....
今お腹蹴ったよ って言っていたのがまるで昨日みたい
時計の針の音が脈と重なって 僕を追い込んでいく
髪をかきあげたときだった 天使が舞い降りてくれた
おはよう
肌に触れた瞬間 抱き上げ ....
僕が僕と出会って 時計は何周しただろう
僕と君が出会って 地球は何周しただろう
嗚呼 そんなことばかり胸をよぎるよ 何故かな
今日も 明日も その先も空が悲しいと呟く
肌に触れて やっと僕 ....
ただの憧れだけだったなら どんなに楽だろう
数歩先を歩く後ろ姿 顔なんか見えなくたって
笑っているのがわかる 距離
目分量で注いだ優しさ 芽吹く日が来るのはわかっていた
君の心と 僕の心を ....
無差別に並べられた玩具達 その中心には僕
そうやって思い知った とっくに気付いていたんだ
自由なんて どこにも ないんだ
まるで毒を盛られるように 掌の上で転がされているよ
手足は 思った ....
認めたくない 嘘であってほしい 身代わりを探す僕
ちゃんと光を灯したはずなのに 影を選んだその末路
全てを愛せて 幸せにしちゃう 答えや呪文なんてなくても
僕らには 人それぞれに与えられた切 ....
嗚呼 今頃 汗を流しているかな
こっちは 思ったより 風が気持ちいいぞ
生命の縷々 断ち切れぬなら
流れのままに 摂理のままに
嗚呼 今頃 笑っているかな
こっちは 思ったより 風が ....
桜はまだ咲かないね 今日の朝のニュースの話を
君も見てるってわかっているのに ふってみたりする
でも明日から暖かくなるらしいよ それ昨日も言ってたよって
なんだか落ち着かないな 本当に もう ....
珍しい種があったから 買って帰ろうと思ったけど
やっぱり珍しいだけあって ちょっと今は 手が出ない
それに飽き性の僕だから きっとすぐに 枯らしてしまうだろう
感情のドミノ倒し 嫌々ながらも ....
懐かしい場所に帰ってきて 変な夢を見た
ある日 神様がやってきて 好きな未来を選べという
悩んだ末 これにすると決めたとき 目が覚めた
ガラクタ集めて組み立てた秘密基地 怒られた夜
目に映 ....
今以上の暮らし 恵まれた才能
何で こんなにも無い物ねだりなんだろう
絶対的に埋まらない 心の隙間が僕に語りかける
きっと みんな どこかで救いを求めている
まるで 当てはまらないパズルを ....
今じゃプレミアつきの 「命」ってチケット やっと見つけた
ただし片道切符だって 神様って名乗る奴は見せびらかす
苦労して高値で買い取ったのに 選択をどこで間違った?
誰もが自分で自分に期 ....
どっちが優れている? そんな話より
君は僕にないモノを持っていて 僕は
君にないモノを持っている そうやって
互いのタシカナモノに 近づいていこうよ
そりゃいいことばかりじゃないよ
でも ....
新しい一日が始まる 変わらぬ毎日が流れる
どこで区切って 何で笑って 生きているんだろう
夢から覚める前に 現実に冷めてしまった
先の見えない時間を 一人で背負いすぎて
振り払えない不安を ....
何気ない言葉が 僕の支えになって
ありふれた幸せが 僕の救いになって
そんな日常が 宝物になっていく
いつか 夢は科学と名を変える
そして 祈りは綺麗事と名を変える
人は 死ぬために生きるようになる
こんな愚痴が 真実と名を変えたりする
そんな真実が 今日も 世界を 変えていく
上手く言えないのを時間のせいにして 抱きしめる
そして始まるキスで 言葉にならない何かを 確かめる
何にでも意味を求めたがって 欲張りなのは お互い様
失ってばかりだったから 臆病者になって ....
一言で充分なのに わざと歌ってみたりして
大切なことは 一つも 伝えられない僕の癖
君の前では 誰だってそうなるんだろう わかっている
いつか黒になると 答えを知っていながら
好きな色を ....
もし人間が 地球で一番のゴミだとしたら
この地球は 宇宙で一番のゴミ箱なのかな
僕等人間が 好き勝手描いた夢は
この日まで 生きるために使ってきた
エネルギーの 何分の一の大き ....