カルピスを飲んだら、凄く濃かった。
何故なら、氷が溶ける前にすべて飲んでしまったから。

南極の氷が溶ける前の海の水と、今の海の水は、濃度が違うんだろうか。
小学生の夏休みに行った海の水の味と ....
先日の夜、だったかな。
それとも朝、だったか。

誰も食わねえ北海道みやげのわかさいもをバリボリやりながらテレビをみてたら、
すき屋のCMをやってた。有名な牛丼のチェーン店だ。
そこで俺は信 ....
  夜の頃
  いよいよ視力を盗まれて 往生する そう幾つもない階段を
  丁寧に降りていく 16,17,18,19,と数えていった
  山の神様が 遠い方からしょっぱい種を飛ばし
  加 ....
埃のように浮かんでいる
幾多ものかなしさを
君の代わりに受け取ります

郵便受けにはそんな毎日以外は
何も配達されない代わりに
仰ぎ見た夜空には
少なくとも名前を呼べる者達が
いくつか ....
そうだ、中三のとき

愛について、いつも考えていた

こころの灯、なんて題名つけて

愛について、ノートまでつけていた

母が死んで整理していたら

耕太郎関係、って書いた段ボール ....
大好きは

どこから来るんだろう

どこから来て

どのくらい滞在するんだろう

有限世界、このことわりのなかで

あとどのくらい

こんなこと考えていたら


きみに
 ....
病院で診てもらったら
うどんこ病にかかっていました
お医者さんは
専門じゃないので、と言って
生花店の名刺をくれました



お店のひとは
ぬれた脱脂綿で
手のひらを優しくぬぐって ....
今夜も蜜のような月が出た
夜を飛ぶにはふさわしい月夜だ

さあ窓を開けて
翼なんかいらない
飛ぼうと思う気持ちさえあれば
どこへだって飛んで行ける

蒼い闇に溶けて行く
この高揚とし ....
                    080827


未来少年コナンを呼んだ
コナン! コナぁン! コナぁーーン!!
コナンは来ない!
来ない気だ!!
腹が立つが
2008年の夏も ....
未来がまだ懐かしかった頃
人々はそれぞれの
大切なアルバムに
過去や現在や悩みなどと一緒に
未来を貼りつけていた
わたしたちには
過去や現在や悩みや
未来がこなくなっていたから
それら ....
急な坂道を
老婆がひとり
のぼってゆく
過去からの滑り台を
逆にのぼっていく
小高い丘の先は見えない
赤いものに追いこされても
老婆はいつまでも歩いてゆく
後ろ姿しか見えないので
ど ....
やせっぽっちの捨て猫だった

ミーミーないていたのでミーと名づけた
小雨が降る桜が散ったあとの公園だった

とても弱っていてミルクも飲まない
指先にミルクをひたして唇に寄せた
かたく閉じ ....
あの虹を掴み
僕が先に走りだそう

疑いながら
わからなくなって
疎外された心は置き去りに。

自分だけが知っている
過去を暴き出し
無くしたものを
忘れないために。

止 ....
「免許を取るには、年齢位の金がかかる」 

誰かさんが言ってた通り 
33歳にして33万という金を 
母ちゃんは惜しげもなく貸してくれた 

二俣川で筆記試験に受かり 
初めて免許を手に ....
■ミッドナイト・シャワー■


  ミッドナイト
  月のナイフで切る指に怖いほど、まだ滴るカシス


  甘い、赤
  舐めて
  瞳に翻る
  純情、孤独、叫ぶキラメキ ....
ワタシも

暗雲をおしのけて


誰かに

光を届けてあげたい


優しくて
あたたかい

光を
西へと
みじかい眠りを繋ぎながら
渦潮の海をわたって
風のくにへ

海の向こうで
山はいつも寝そべっている
近づくと
つぎつぎに隠れてしまう

活火山は豊かな鋭角で
休火山はやさ ....
暗闇に指を伸ばして
知ろうとしている
指先が暖かく湿る
聞こえるのは、ピアノだけ

鳴いている
泣いている
うまく言えない
でも大好きだよ

ピアノのトリルのような ....
偶然
この森の小道を
あなたと2回通ったね

真夏
知らない風が吹いて
わたしのワンピースの裾を揺らした

でも
あなたは
あなたのままで

この想いは
きっと
いつまでも ....
例えば
それが昨日と云う日
であったとしても
恋心を想って
もう通り過ぎたはずの
初恋の儚いだけの記憶が
ほんの微かに
胸の中へと
染み込んでいるみたいに
ふと傍らにいる

ちょ ....
「ねえ、手、繋いで良い?」
(最初から繋ぐつもりじゃ?)





最近の女の子は凄い。
男に対して文句が多い。(あくまで俺の体験談。)
付き合う男も同年代な訳だからこの年齢では精神 ....
ホテルに荷物を置いて

もうすぐ日がかわる外に出た

この土地の名物だという料理と

この店でねかせた果実酒をたのんだ

サービスだと言って

小ぶりの林檎と小ぶりの茄子がでてきた

よくしゃべる女主 ....
この夏が終わるのもそう遠くはない、と
花火が打ち上げ終わった海にいる私

横たわる一メートルと五十センチあまりの生身
押し寄せる波に三十六度五分の生気は解放される

あれからどれぐらい経つ ....
{画像=080722004625.jpg}

飛べ 飛べ
おれよ 飛べ

まっしぐらに 飛べ
何も考えずに 飛べ

踏み切って 滞空する時間に
脳裏をめぐる 想いは
展開の素早さに ....
世界を変えられるとか変えられないとか
そういうことをいちいち誰かが細々とつぶやいて
それは確かに誰かの耳に入るけれど
結局うまく回らないまま、落ちてしまう

{引用=爆撃の音がきこえる、夜
 ....
一瞬で、感動を与える。

今だけは、主人公。
{画像=080822034532.jpg}

夏風邪に


鄙(ヒナ)びし夢みる心地する


見上ぐる天井に思い出あり
 とてもとても長い道

 まだ先は見えない

 暗くて冷たい土を踏み締めながら

 一歩一歩進んでゆく

 足が痛くても辛くても

 止まらず進んでゆく


 とてもとて ....
 嫌われもののからすは

 誰からも愛されない

 慈悲の心があっても

 精進の心があっても

 愛されはしない


 冷たい冷たい冬も

 ひとりぼっち

 笑っ ....
永遠に交わらぬはずの者同士が
交わろうとする



水と油
そんな感じで



高温にまで熱せられた油は
邪険にも寄せる思いを弾き飛ばして
ふつふつと
行き場の無い怒りに震え ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19150)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
カルピス- 小原あき自由詩16*08-8-29
すき屋の真ん中で「何しとんじゃ吉野屋」と叫ぶ- 角田寿星散文(批評 ...26*08-8-29
夜、視力- 嘉村奈緒自由詩908-8-28
手紙を出しに- 二瀬自由詩8*08-8-28
愛について- 吉岡ペペ ...自由詩2708-8-28
それは聞こえない- 吉岡ペペ ...自由詩608-8-27
うどんこ病- 佐野権太自由詩32*08-8-27
夜間飛行- 未有花自由詩16*08-8-27
未来がまだ懐かしかった頃- あおば自由詩10*08-8-27
未来がまだ懐かしかった頃- 小原あき自由詩12*08-8-27
急な坂- tomtom_poem自由詩508-8-27
ミーのこと- タマムシ自由詩7*08-8-27
突然に。- Izm自由詩308-8-26
免許を取れた日_- 服部 剛自由詩27+*08-8-26
夏の鋭角- Rin.短歌19*08-8-26
スポットライト- 赤澤るろ ...携帯写真+ ...208-8-26
風のことば- yo-yo自由詩20*08-8-26
cresc.(_渡_ひろこ_/_rabbitfighter_ ...- rabbitfighte ...自由詩23*08-8-26
知らない風が吹いて- 風音自由詩708-8-25
透きとおったラヴレターを携えて- りゅうの ...自由詩6*08-8-25
セーラー服の下は5万円(生尺で4万円)- 榊 慧散文(批評 ...608-8-25
悲しみと祝福と- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...108-8-24
海になる- 緋月 衣 ...自由詩11*08-8-24
飛べよ_おれ- beebee自由詩1308-8-24
眩む青- 笹子ゆら自由詩3+*08-8-24
きらきら。- 狠志携帯写真+ ...608-8-23
独居寝(ヒトリネ)の詩- beebee短歌5*08-8-23
- 星月冬灯自由詩308-8-23
からす- 星月冬灯自由詩708-8-23
乾いたひと- 恋月 ぴ ...自由詩26+*08-8-22

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