何処に消えて行くのだろう
何をながめているのだろう
憂鬱な言葉の先にあるのは
ぎゅるぎゅると
お腹が喚く
君に逢いたい
そんなん言うても困ったな
俺がお腹と話せるなんて
ぎゅるぎゅるぎゅると
催促される
お腹の上に君の手でもそっとのせれば
たちまちお腹は治まるの ....
手を引いて
歩く指先は、きっと
温かかったような
そんな気が
している
 
お母さん、と
間違えて呼んだ私の
頭を撫でては
大丈夫と
微笑んでいたから
 
 
髪を結う仕草の ....
鬼がやってきて
かくれんぼをしようと言った
僕たちはちょうど
何をしようかと考えていたところなので
いいよ、いいよと
鬼に賛同した

鬼が百まで数えている間に
僕は境内の ....
 袋小路に入ってしまった時でさえも
 苦しみに絶望してしまった時でさえも
 それでいいじゃないか
 それが生きること
 革命のポエムを産み出せば新たな道が訪れる

 捉え方を間違わなけ ....
橋の上からよく見えるよ
線路沿いの坂に咲き乱れ

すごく大袈裟に
僕らを出迎えてるんだ

右手 左手 
両手にいっぱい

右目 左目
両目にくっきり

赤 青  ....
深夜の商店街
シャッターは降り
仄白く
外燈の明かりがやっと届く
人気の無い道を歩く

ふと目の前を
カゲロウが漂い
無意識のうちに
払い除ける

刹那
脳裏に浮かぶ詩が一 ....
食べるのならあげるけど
おそるおそる声をかけられた
手に持っていたのは 漬物のようなお菓子

中国の方から戴いたものだという
仕事がらみのおみやげで
自腹でせっかく持ってきてくれたものだけ ....
 
なぜ
 
些細なことで殺しあったり
つついてみれば
脆弱な理論に扇動されたり
 
なぜ
こんなにも人は
あるところに13才の子のななしの子がおりました

2つ上の姉様がおりまして 
其の姉様というのが 大変美人で 剣道をやっているそうなのです
ななしの子も剣道をやっているのですが
姉様に勝てな ....
君のアドレスを消去することにした


一件消去しますか

イエス

一見消去しました


僕は 君を忘れることができるだろうか
ふるえる まぶた の

さきの まつげ に

涙 の 名残を

見せたまま

かわべ に 佇む


流れに まかせた

でたらめな 歌を 連れて
  鬼さんこちら
   手の鳴るほうへ
    あたしのあとを
     追いかけてきて


校庭に伸びる
わたしの分身
光を与えられない
無邪気な沈黙

朱色に染まる
雲の峰 ....
ネズミもどきの尻尾を付けて
尻を振る お遊戯会
一人だけ身体の色が違うからと
恥ずかしながらも 引きずり出される


何を歌えばいいかわからない
というよりこんな歌は知らない
だから
 ....
誰も自分のことを
見てはいない
 
 
そう思ってた
 
 
 
でも本当は
いつも誰かが
必ずどこかで
見ているんだ
 
 
いいことも
いけないことも
 
 
 ....
「本当に好きな人はいないの?」と真面目な顔して私に聞くな。


「みんな好き。」そう答えてもあなたが満足しないと知っているから。


友愛も恋愛だって愛でしょう?どう違うかは知らないけ ....
このやさしき夕暮れのなか
あなたはなにを想う

陽が沈んでいく
あたたかなやさしい一日が
終わろうとしている

このやわらかき黄昏のなか
あなたはだれを想う
星を見上げて
一人のベランダ

月の明かりが
孤独をうつす


ため息一つ
フゥ…とついたら

歌の終わりの
ロウソクのように


月も、星も、
全てが消える

 ....
★弥陀の目

弥陀の眼を私は見た
見上げた12歳の少女の目
その瞳の柔らかき疑問を、美しとした
再びは見れぬ弥陀の目
慈悲のまろやかな輝き
4尺半の痩躯に漂う幼い気持ち
私は再びは ....
夜はせばまり
夜はひろがる
粒と浮かぶかたちと唱と
妨げを泳ぐ轟きと尾と


波の終わりとはじまりに
砂の言葉と花火があがる
水からひろいあつめた羽と
貝のかたさの音のつ ....
21

カレンダーを見ると
夏の途中だった
日付は海で満たされていた
子供だろうか
小さな鮫が落ちて
少し跳ねた
恐くないように
拾って元に戻した



22

フライパ ....
私。

どっぷり

水に浸かって

悩んでいました

  生きるべきか
  死ぬべきか


ここは闇
先の見えない


私。

迷っていました

  出るべきか ....
梅雨から解放された青空は
夏の海と同じ色をしている
あー
まぁ、よく批評なり感想なりを寄せる人間なので、ひとつそういうことをする、にあたっての立場表明などしておくと、読む人も読みやすいかなと思ってしてみます。
自己紹介みたいなもんかな、あれっしょ、 ....
干されるのを待っている
真白な空じゃなくてよかった
げに太陽の一方照射
くだ、さい
元気ジュース

もてあそべるならいくらでも買いたい
くしゃみをしてもねっころがり態
黒くならないの、 ....
ピカが落ちた場所はここより左
そんな道案内も聞こえないほど
おなかが空いたのでレストランを探したら
少し遠くの板門店を勧められた

板門店で食べるチャーハンは300円で手榴弾と停戦解除つ ....
GIVEが先、TAKEが後
与えて与えて与えて
始めて貰える物
皆損得で動いている

GIVEばかりでもだめ
TAKEばかりでもだめ
GIVEですぐに見返りを
期待すると行き詰ってしま ....
きみにふれて
きがふれた

きみにふれて
きがふれた


きみにふれて
ありふれた おもい
あふれた

おりにふれて
きいてみたかったのさ

はりもふれて ....
何かに追われて
自分が見えなくなって
約束すら忘れて

遠い遠い道のりの途中で
出会いがあった
運命と呼ぶには
少し大袈裟な
そんな出会い

他人は他人
自分は自分

 ....
中古品も
古着もきらいだけど

アイシテルって言葉は
何回使ってもいいよ
北大路京介さんのおすすめリスト(19013)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
言町〜ことまち〜- プル式自由詩2*07-7-24
お腹ぎゅるぎゅる- アマル・ ...自由詩407-7-24
人形- 山中 烏 ...自由詩15*07-7-24
かくれんぼ- なかがわ ...自由詩7*07-7-24
捨てないで- 山崎 風 ...自由詩307-7-24
■■■__紫陽花_トレイン__■■■- じゃんじ ...自由詩1*07-7-24
月に泣く夜が- 川口 掌自由詩6*07-7-24
困る- 砂木自由詩11*07-7-23
去り行くもの- ブロッコ ...自由詩507-7-23
「ななしの子」- あゆの  ...自由詩7*07-7-23
消した後に残るもの- 楠木理沙自由詩8*07-7-23
宵待ちうた- 李伍 翔携帯写真+ ...107-7-23
影踏み- 悠詩自由詩8*07-7-23
燃えかすルーツ- こうや自由詩2*07-7-23
独りじゃない- 秋桜自由詩6*07-7-23
答えられない- 秋桜短歌7*07-7-23
この黄昏のなか- 風音携帯写真+ ...3*07-7-23
二人月夜- ゆうじん自由詩407-7-23
詩集・聖なるペギー- 生田 稔自由詩6*07-7-23
みどり_よびこ_Ⅳ- 木立 悟自由詩807-7-23
「その海から」(21〜30)- たもつ自由詩20+*07-7-23
どうしよう- 乱太郎自由詩9*07-7-23
青空- OLGA携帯写真+ ...4*07-7-23
批評をするにあたって。- ワタナベ散文(批評 ...4*07-7-23
花を泳ぐ- 唐草フウ自由詩8*07-7-23
命がけ料理店- ひげ爺@ ...自由詩4+*07-7-23
GIVE_AND_TAKE(愛)- ペポパン ...自由詩11*07-7-23
■■■__ふれぶれ__■■■- じゃんじ ...自由詩4*07-7-23
誓い- 優飛自由詩13*07-7-23
リサイクル- 風音未詩・独白6*07-7-23

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