街灯の
周囲に孤独が群れる夜
耳をすませば犬、遠吠える


鳥たちが
十字架のように羽根ひろげ
薄暮の空に貼りついている


雨天こそ
こころ華やぐべきでしょう
赤い傘さしスキ ....
{引用=


一、漆黒


かりそめをながく着て
寝所のすみに
けがれを
灯して

目をつぶるから
ほこりがつもる
目だけを頼れば
いしにつまずく


なぞるだけでは ....
「あなたあなたあなたあなたあなた
貴方貴方貴方貴方貴方貴方」

みんなうるさい
黙れ

一人ぼっちしか知らないにんげんは
どうすればいい

愛する感覚は強烈に知ってる

でも愛さ ....
  H
             「十万投稿記念企画参加作品」

いつの間にか暗くなり
手暗がりでは捗らない
行灯の火をともし
目をこらして
仕上げを急ぐ仕立屋が
ふと窓の外に目をやる ....
Hip, hip, hurrahの掛け声と供に
大音量の蛍の光の歌に乗り
夜空に大輪の色を咲かせ
また、新しい年が幕を開けた

HippieでHotなきみにHit
Are you Ha ....
パピヨン
七色の翅を震わせ
夢から夢へ
月の花園で白百合の露を吸い
ひらと空の彼方へ
星になる
夢の欠片を残して

パピヨン
私の夢に舞い降りて
花から花へ
星の野原でやさしい{ ....
振り向かない力が
勇気となって
道のない前を
歩いてゆける
淋しくはない

振り向かない力が
翼となって
果てのない空を
飛んでゆける
悲しくはない

振り向かない力が
光と ....
永遠の愛をここに誓いましょう
出会ってから四年以上が経ちましたね
沢山の思い出を箱に詰めて
幸せの数だと笑っていたものです

来月からは同じ苗字になり
新しい時間が動き出すのですね
お揃 ....
ただしいこと
どこへ つなげていこう とも

わたしは わたしの
かなしみで めいいっぱいで
あなたは あなたの
こころを ひょうげんできないまま

とおりすぎて

あれから  ....
愛してるのに 窮屈なのよ

なぜかしら

一人考えたの


アルコールに半分意識もってかれた脳みそフル回転して




愛されてるのに 窮屈なのよ


なぜかしら

 ....
透明な硝子の向こうで
君が生み出した
緩やかな憂鬱
透明な硝子に当たって
白く砕けた

ちかちかと世界が明転するのは
まばたきのせいだろうか
睫毛が捕まえた蝶のせいだろうか

プレ ....
自ら逝く勇気など始めから無いもので。

だったらいっそ。
あなたが逝ってくれねーかなぁと思ったりして。
でももし逝かれたらすごい勢いで崩れるの分ってるし。
忘れた泣き方なんて思い出しておもい ....
少年は遠い空を眺めて
何を書きたいのか
何を描きたいのか
考えていた
空は高いまま

少年は青年になり
広い空を見渡して
何を書くべきなのか
何を描くべきなのか
決めていた
空は ....
呼びすぎた朝です
きみは楽しくする術を
知っているので(物語というおわりのないもの)
まだあらわれません

死んでしまったようです
今日の報せは過去について。
またたきの記事はとうとう
 ....
「あ」と声に出そうとして
うまく発音できなかったそんな目覚め
冬はもうすぐ終わるというのに
まだ春は土の中であたたかな夢を見ている
喉が掠れて泣いているみたいだ
裏返って仕方ない。
空はな ....
屠る粉を撒き散らす新聞配達少年のスキップ
硝子蝙蝠は陽だまりのなか彼岸花を摘んだ

泣いているよ!
烟る紫煙の向こうで悪魔が嘲笑うから
漆黒で顔を洗えば何もかも消せるのか?

首切る猿 ....
輪の裏で
小人の群れを掴み
握り潰す
手の端から
零れる体液を頬に塗ると
始まりと終わりの境界を見ることのない
私たちが
夕日を捕らえ
夜に
引きずり込んでいく
えりくすま、え ....
信号機が故障したので
シマウマがやってきて
代わりの信号になった
白と黒しかない縞模様で
シマウマは精一杯頑張った
多少の混乱はあったものの
車も歩行者もそれに従った
強いものは ....
あなたのことを思い浮かべる

藍色の海の底に包まれて
三日月の滑り台をするんと降りて

オレンジ色の花畑
太陽との一体化
ここでいつも見つめてる
空が闇に変わる瞬間


掴んでも ....
風が強いから
真っ白な兎のロングマフラァを
首の後ろで
きゅっと結びましたわ
まるでわたくし
絞殺されたがっているみたいだった
兎に殺されるんだわと思うと
それもいいかしらと笑いましたの
もう出掛けなきゃならないってのに

まだ、おまえにすがりたい。

冷え切った体がおまえの温もりを求める。

こんなんじゃ駄目だって昨日も感じてたのに。

今日もまた、

お ....
空 でもなく
月 でもなく
携帯 でもなく
四角い画面 でもなく
もちろん
肩書 なんかでもなく

手 だけ

言わず
心 が
身体 が
いい
 清らかな冬の夜の大空
 月があくびして
 星がウィンクして
 犬は遠吠え
 猫は狂い鳴き
 どうでもいいけど
 
 ちっぽけな世界を守るため
 僕達は額に汗して
 下げたくもな ....
良い人たちが国を造った
とりあえずの法律と
良い人たちだけの政府を造った
僕らはその人たちに
従えばそれでいい

悪い人たちは
殺してしまえばいい
良い人たちは口をそろえ ....
夜中に遊園地に忍び込んだら
観覧車の箱はすっかり片付けられていた
仕方がないのでその骨を登って
遠くに浮かんだ月を見た
丁度あの下辺りだろうか
君の住む町は

風がえらく強い日で僕は
 ....
夜がほの蒼いのは
雪が舞っているから

すこし窓を開けて
吐息が白く夜気に放たれ
雪と交わるのをながめる

手を延ばせば舞いおりて
けれどその冷たさは
触れるまもなく掌に溶け ....
こんな寒い日は
ひとりの部屋で
暖かくなった時のことを
想ってみます

私は緑あふれる
公園へと出向くでしょう
そして地面に落ちた
木の葉を探すのです

役目を終えていないのに
 ....
僕は
人よりもできることが すくない


僕は
人よりもあたまの回転が おそい


僕は
人よりも当てはまることが すくない


僕は
人よりも決まったことしか でき ....
一月ついたち

凛として
鈴の音が
聞こえてきそうな
夜でした

まっすぐのびるこの道も
ざわとも動かぬ杉の木立も
風の止んだ雪の原も
すべてに
群青いろの絵の具を
とかして撒 ....
波はもう台所まで押し寄せている
娘はバシャバシャ水を蹴りながら
学校の仕度に忙しい
妻は膝まで海水につかりながら
朝の牛乳を温めている
もしもの時のために集合場所を決めておこうか
と言 ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19150)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
散逸してゆく日々の記録を- 吉田ぐん ...短歌1107-1-6
小詩集【レトロな猛毒】side.B- 千波 一 ...自由詩10*07-1-6
一人のこどく- 一絵未詩・独白607-1-6
- あおば自由詩9*07-1-6
*_H_*- かおる自由詩8*07-1-6
パピヨン- 未有花自由詩13*07-1-6
振り向かない力- ぽえむ君自由詩14*07-1-6
結/喜- AKiHiCo自由詩4*07-1-6
あまい_かじつ- 玉兎自由詩607-1-6
窮屈- ウデラコ ...自由詩6*07-1-6
角砂糖の積み木- プル式自由詩10*07-1-5
マザコン初詣。- もののあ ...自由詩19*07-1-5
時は変わらず歳は移りゆく- ぽえむ君自由詩11*07-1-5
- ちな自由詩3*07-1-5
散歩道- 夕凪ここ ...自由詩8*07-1-5
気狂いサイレン・ス- 白寿自由詩4*07-1-5
美しいミサイル- いとう自由詩3107-1-5
優しい日- たもつ自由詩18*07-1-5
散歩道- 渡邊永遠自由詩607-1-5
自殺補助- 士狼(銀)自由詩9*07-1-5
女々しい俺- カネコ□ ...自由詩5*07-1-5
生平- FUBAR自由詩6*07-1-5
一番搾り- 山崎 風 ...自由詩907-1-5
良い人の国- なかがわ ...自由詩14*07-1-5
ばかだなぁ- プル式自由詩8*07-1-4
雪あかり- 落合朱美自由詩29*07-1-4
眠れる都市- 三条麗菜自由詩7*07-1-4
僕と人- ごまたれ自由詩18*07-1-4
月夜- LEO自由詩29*07-1-4
水没- たもつ自由詩1307-1-4

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597 598 599 600 601 602 603 604 605 606 607 608 609 610 611 612 613 614 615 616 617 618 619 620 621 622 623 624 625 626 627 628 629 630 631 632 633 634 635 636 637 638 639