今よりももっと
自分のこと好きになるには

今よりも少しだけ
あなたのこと好きになれば

いいのかな?
久しぶりの朝は雨の日で
このまま 布団の中うずくまって
雨の音を聴いていたいって 思った
ずっとずっとこのままで
雨になりたいって 思った

布団の中で ふと あのひとのことを考える
 ....
 いくつもの物語を奏でる人生オーケストラ
 奇跡の影に追いつけないまま
 狂い咲きする情熱の炎

 垣間見る景色は虚ろ気に

 咲いた花は散っていく
 涙もみせることなく

 果 ....
お酒に逃げる、

自分がわかる

「縁がなかった」

なんて都合のいい言葉

「昔の話だから」

なんて身勝手なその言葉

逃げてしまうの、

いまだけだから

もう一杯だけ、

お酒を飲もう!
きっと

いつ出会っても

どこですれちがっても

過去でも
未来でも

北の国でも
南の国でも

何度生まれ変わっても

すぐにあなただとわかる

そして

私は ....
きれた風が コップの中
五つの渦を 見上げている

行きつけの船の舵取りにしか
読めない星雲

人指し指をやめない
子守り歌は
コップのガラスをまわり

砂丘におちていく蝶の
石 ....
早朝に 笑いこらえる つつじかな まあるい背中が
少しだけ哀愁
眩暈に似た痛みが広がる
右手の人差し指を中心に

(歪に屈折しながら
(彷徨を(彷徨し
(彷徨っている
 左右円滑に回転する
 首の骨/球体A
(貴方が可能な限り速(早く
(振ってく ....
たたいても尽きぬ埃で日常にわが身を埋める「砂の女」

めくる字より脳を痺れさせたのは本が吸ったタバコの煙



 ※「砂の女」安部公房
何回叩いても反応が無いドアの前で
一本だけ煙草吸う
全部が灰になる前に出てこなかったら
帰ろうと思う

疲れちまった
そんなに多くの季節を越えた訳でも無いけど
この階段も幾度となく昇り降 ....
道端にひとりで咲いてた
君の名前をぼくは知らない
風車のような青い花

君から少し離れた草むらに
君と同じかたちした花たちが集まって咲いていた

どうして君だけそんな冷たい岩壁に
でもとても綺麗だ ....
ここに
銀色のエンジンがあればそれと

あと太陽の動きのような一時間半があれば

ぐるりを周りきれるほどのちいさな島
四方からの潮風にさらされ続けていて

そこで何本もの縄を編んではほ ....
翻弄する春の嵐が去る先は悲しい顔した菜の花の中

詰め込まれ押しつぶされてぺっちゃんこ現実つれてけ満員電車

集まると寄ってたかって噂して結局みんな彼が好きなのさ
種が風に乗って
そこに着地したことは
わかっているけど

私の頭の中には
君がうんしょこらしょと
木に登る姿が
浮かんでしまう
色とりどりの
やわらかな悲しみが
落ちてきて、

なすすべもなく
それは高々と積み上げられてゆく


今にも、
空にとどきそうな
赤や青
黄色や紫、緑色の悲哀


 ....
擦り切れている背表紙を
後生大事に持ち歩く
付箋に躓くことを繰り返してしまった

左手には一束のシャレード
紐解いている間に
夏の森は
微笑や涙やトキメキを頬張って
色彩を奏ではじめて ....
ねぇ
出来るならこうして永久に枯れずに
君の支えでありたい


水はいらない
視線をください
聳え立つコンクリートの塊

夕陽を遮る建物が
太陽の光を反射している

植えられた木々たちの傍
腐ってしまった水の中で
ぼうふらが湧いている

澱んだ空気だけが流れることなく
その ....
 
 かなしさが流れてうつくしくて、あまいような
 そんな感覚ばかりを欲したわけではないのだけれど
 しょうこりも無いととがめられそうな、なにかを掴んでしまいたかった

 、(あなたの持って ....
ちゃぽんと音がするので
ふり向くと
道端にいわしが跳ねていた

どうしてこんな所で跳ねているのか

と問うて見たら

どうもこうも無い
そんな事を聞くなぞ人間も野蛮になったものだ
 ....
クジラが静かに僕の横を通り過ぎて
僕はその尾ひれの渦に巻き込まれた
気がつくと上も下も分からなくなっていた
だから明かりのあるほうに行った
どうやら少し水圧が高かったのだろう
世界は少しもぼ ....
瞳の湖には魚が住んでいる
普段はのん気に暮らしているが
ときどき湖が氾濫して
涙の滝となりそんな時には
湖から流れ落ちぬよう
人知れず遡上しているのだ
この事実は案外知られていない
つら ....
むかし、
いやなことがあったりすると
よく近所の公園の砂場に来た
 
いつも靴をぬいで
はだしになって
そっと 冷たい粒にふれた
 
ひんやりとして
きもちよくて
なんだか心が落ち ....
          2007/04/29


ぎんだら ぎんだら
ステップ踏んで歩く道
緑の風が吹いてきて
天然孤児の頬なぜる

イチゴミルクの配達に
岡を登った林の影に
太った ....
小さい頃からお世話になっていた診療所には
セイコさんがいた

しなびた手のお年寄りで
診療所の奥で薬の調合をしたり
患者がいなくて暇な時は掃除をしたりしていた

小さい頃はよく風邪をひい ....
もう外は真っ暗なのに

僅かな月明かりに


春の少しだけ暖かくなった風が

私を外に出向かせる



よく見ると
空には雲ひとつなくて



真っ暗だと思ったのに
 ....
友達が象を飼い始めたというので
見に行った

五匹の象がいた
大きいのや小さいの
ひとしきり眺めたり触ったりして
友達の手料理をご馳走になり
楽しく喋ったりもして
遅くなったし、そろそ ....
はじめて春の木漏れ日をデッサンする人は
黒いスポーツキャップをかぶっている
背骨のひとつひとつが明瞭で
白い服をさらさらいわせ
にぎやかな空白に
筆をさしこむ

そしてパレットの虹は ....
この手には
案外多くのものが握られてるんだと思ってた

そこには人との繋がりとか自分の勇気とか愛とか
目には見えない綺麗なモノがたくさんあるんだって



違った



 ....
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