世界の端っこのようなところで
僕と牛とがシーソーをしている
ぎったん、ばっこん、する度に
審判の人が紅白の旗を挙げて
正誤を判定する
あまりにも長すぎたね
どっちがどっちなのか
 ....
言葉を呑み込むのも、言葉を吐き出すのも
なかなかに難しい
この落ち葉を踏む感じがたまんないんだよなぁ

あなたは言った

私は
どちらかというとヒンヤリとした空気を
胸いっぱいに吸い込むのが好きだった


深まる秋の朝

そこここに澄ん ....
この海の向こう側には
何が待っているのだろう
波間から見える向こう側
あそこには何があるのだろう

この空の向こう側には
何が待っているのだろう
雲間から見える向こう側
あそこには何が ....
     Ⅰ

小さな日だまり きらきらと
光のカーテン揺れている
小さな日だまり ゆらゆらと
そこだけ光の輪ができた
誰にも内緒教えない
あれは妖精の輪なんだよ
妖精たちが踊っている ....
    1 追憶の街

(そこを曲がると目的地だ。
(たくさんのヒヤシンスの花が僕たちを見ている。
(そう、あの青い塔のある丘まで競争だ。
(君の長い髪がそよかぜにのって
(春を歌っている ....
手紙 なら
彼の詩を
参考に すればいい
下準備を 終わらせて
お正月を
お雑煮を
待てば
いいのだから

しかし
この
二つ折りの
機械は
どうすれば
いいのだろう
私は
花びらが一枚足りないの
みんなは五枚なんだ
でもね


  一 

ずっと前、
私は小さな種でした
ほんとに小さくて、軽くて、やわらかかった
あの土と、この風が私を育て ....
雨が降り続く秋の中で
公園のベンチは
誰も腰かけないまま
しっとりと濡れてゆく
何もない無の空間に
わずか一瞬だけ
背もたれにスズメが立ち止まる

雨が降り続く秋の中で
公園のブラン ....
私のなにもかもをお見通しという顔をする君

でも

私の一体なにを知っているの?

君が知っている私は、本当の私じゃないよ

気付いてよ

強がっている私の裏に弱い私がいることを
 ....
綺麗な言葉なんて書けないけど
あたしがふと呟いた 小さな言葉たちを
拾い上げて共感してくれる

そんな人たちが この広い世界のどこかに
ぽろぽろと存在している

それってしあわせな事 ....
しとしとと久しく耳に雨音を聞きし静けさ君想うとき 世界中の人たちが

みんなみんな仲が良かったら

パスポートなんて必要ないよね


僕は

君という国に永住したいんだけど



承認してくれるかい?
誕生までのプロセスです いつもはつけるキャンドルのランプを

きのうはつけなかった。

突然、ものすごい疲労感に襲われて、

ベッドに倒れこんだから



真っ暗闇に

亡霊がつどう



あ ....
この窓を開けると
いつでも夕暮れを見ることができます
橙色の空と感傷的な思い出たち
それらのものがいつでも見ることができるのです

今真っ赤な夕日が
水平線の彼方に沈んで行きます
あれは ....
その指先から
放たれた熱に
目眩して
浮遊する

私もまた
ひとつの
季節なのだと

いずれは
白く
凍ってしまう

冬枯れの木のように
詩を書く時はほどほどに… こんなことまで詩にしてみました  
 
昼下がり

ちょうど
町までのバスが出た頃



 青 空



その青空に
ペンギンは
洗濯物をひろげる


真っ白な

雪のように真っ白な

洗 ....
 

 一 琴引浜

さくら貝は、はかないという言葉がお好き
はかないという枕詞がつくものには
とりあえず歌ってみる
それらはかつては量産されたものだが
貝は、そんな厄介なものは持ち合 ....
「逢」                 「別」

空から降ってきた            空から降ってきた

雨と言わず               雨と言わず

雪と言わず        ....
おしまいは
呆気ないね

今しがたまで注いでいた目線を
手元のカップに移して
囁くようにあなたが嘆いた
続けてのため息は
ほんのり紅茶の匂いで
外には
すぐそこに夜がある

北西 ....
空の君
風の向う
夢の中
とおく
背肌をすべる
うわついた言葉
嘘は左から
右へと逃げて行く


空の君
風の彼方
浅い夢
     水に流すは あなたのいたみ

     流して晴れぬは わたしのおもい

     春なら雛に のせましょか

     夏なら精霊に のせましょか

     秋なら紅 ....
幸せな日々を送りたい
あなたと
そして 他に何人かいたらいいな
そうだったらいいな
なんてかなわないかな
これはわがままなことですか
ただ幸せな人生を歩みたいだけ
夢をかなえたいだけ
 ....
短歌を作ってみたものの… 身分証明書を
と言われて財布を探ったが
パン屋のレシートがぱらりと落ちただけ
カード入れにはブックオフのカードだけ
午後の図書館だった

カウンターのミセスは
住所と名前が記されている  ....
そのころ、と言っても今でもそうなんだけど
僕の遊ぶベースは六本木で
ヒマがあるといつも
終電でやってきて始発で帰る日々を送っていて
仕事の知り合いよりもこの街の知り合いのほうが多いとい ....
大好きな君を一生幸せにできる力量など
僕にはなかったんだ。

大好きでも、僕には出来ないコトだったんだ
そんな事に今さら気づくなんて笑っちゃうよね

君の幸せと、僕の幸せ、
幾度かわから ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19150)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
記憶- たもつ自由詩1306-10-26
つぶやき- FUBAR未詩・独白5*06-10-26
恋道- ささやま ...自由詩6*06-10-25
向こう側- 緋月 衣 ...自由詩6*06-10-25
金色の庭- 未有花自由詩15*06-10-25
三つの街—浮遊する断片- 前田ふむ ...自由詩18*06-10-24
レシピ- FUBAR自由詩7*06-10-24
四ツ花- Rin.自由詩22*06-10-24
雨が降り続く秋の中で- ぽえむ君自由詩16*06-10-23
仮面の下の私- 緋月 衣 ...自由詩4*06-10-23
しあわせのかけら- 蒼依自由詩206-10-22
秋雨- ささやま ...短歌4*06-10-22
パスポート- ささやま ...自由詩7*06-10-22
4コマポエム(No.8)- ぽえむ君携帯写真+ ...4*06-10-21
ただの_悪夢- もも う ...未詩・独白7*06-10-20
たそがれ窓- 未有花自由詩13*06-10-20
環流する季節- LEO携帯写真+ ...23*06-10-20
4コマポエム(No.7)- ぽえむ君携帯写真+ ...5*06-10-19
4コマポエム(No.6)- ぽえむ君携帯写真+ ...8*06-10-18
ペンギン日和- 橘のの自由詩6*06-10-18
うたまくらの浜- Rin K自由詩28*06-10-18
「逢」「別」- ネ々コ自由詩306-10-17
木枯し、吹くまえに- LEO自由詩16*06-10-17
空のきみ- 松嶋慶子自由詩506-10-17
創書日和「流」__流して、流れて- 逢坂桜自由詩11*06-10-17
幸せな日々- きみ自由詩6*06-10-17
4コマポエム(No.5)- ぽえむ君携帯写真+ ...4*06-10-17
図書館に通う- 吉田ぐん ...自由詩3806-10-17
silent_moon- いとう自由詩17*06-10-16
さがすよ・・・- Wasabi 未詩・独白306-10-16

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597 598 599 600 601 602 603 604 605 606 607 608 609 610 611 612 613 614 615 616 617 618 619 620 621 622 623 624 625 626 627 628 629 630 631 632 633 634 635 636 637 638 639