こころは、
ころころしたいので、
いまからころころしますけれども、
ここでころころしても、
いいですか。
ころろ、
ころがったりもするので、
ころころもあもあ ....
 アフリカ象の象牙は高く売れるので墓荒らしが多い
 今日も3人組の泥棒が象牙を探しにやってきた
 この地域は干魃が多く雨がほとんど降らないので 動物達はおろか植物達にとって地獄のような場所である
 ....
ちゃりんちゃりんりん
とベルを鳴らしてカーチェイスの様に
すり抜けていく自転車に憧れて

朝のすっと染み込む
水の匂いの濃い晴れた日の風に流れて
ジャっとタイヤを鳴らして

僕にはそん ....
ベストオブにんじん色に選ばれた

「おめでとうございます!!!
あなたは、ベストオブにんじん色に選ばれました!!!」

という電話がかかってきたから間違いはない

学校へ行くと友達が
 ....
私、
頑張ったよ。


出来る限り以上


カラダも
ココロも
悲鳴をあげはじめてきた。


でも、
誰かが待っててくれるから
私は負けない


絶対負けない

 ....
            2003/07/09


郊外電車の
つりかわが
ぶらぶらと
ぶらさがる

丸い土俵に
手を下ろし
はっけよい
相撲力士は
たちあがる

よいと ....
夜のアゲハ蝶の行き先は、決まって、
忘れられた夢のなかの王国の紫色の書架がもえている、
焼却炉のなかを通る。
くぐりぬけて、
グローバル・スタンダードのみずが曳航する午後、
雨の遊園地で、イ ....
枕元に立つ影は一言ポツリ

罪悪感に苦しみ抜いてください

と、声にならない声で

でも

ボクの意識にダイレクトに

そして

フッと漏れた笑いを残して

消えていった
 ....
重ねるほどに
見えるものまで見えなくなる

それを情け無用と切り捨てようにも
思うが侭にならぬ身体と
曖昧な優しさで隠す意志の弱さ

諦めることさえ捨て去ってしまい
手の中の小さな夢を ....
春色の街 新緑の芽が
朝露に 光る朝

山の目覚める 春の光に
雪どけ
ながれる
川の 音色は
せせらぎ‥

新しい空気に 深呼吸
風に ゆれる
新緑の葉

雪割草が  ....
母さん、がんばれ

僕は背中をさすることしか
できないけれど
苦しい 苦しい
と言っているのに

母さん、がんばれ

それしか言えない
けれど

今になって初めて
言えること ....
まず蕗の薹
雪が溶けて、側溝に水が流れたら大根を
切干しに干せるのは寒のうち
あとは塩して、漬けものの樽

味噌を仕込むのは
麹菌が繁殖するほどにぬるく
雑カビがさほどには混 ....
叫びは夜のしじまに消えた

涙はコンクリートに吸い込まれた

どこにも行き場のない

思いだけを抱えて

月を見上げた
それぞれには帰りたい場所というものがあった
所属欲だ
僕と君は何故か駅で別れた
君は東京へ向かった
東京とは、夢の中に出てくる場所、のイデアを
指す、幻の国の名、ではないのかと
僕は呟く
 ....
桜の咲かない四月が終わろうとしている。

 風の強い朝、ひんやりとする外気に体がきゅっとこわばる。先月買ったばかりの白いトレンチコートの前を抑え点滅を始めた交差点を足早にわたる。
 ふと見上げれ ....
もう
どこにも帰れない

そんな気がした夕暮れは
どんなことばも
風にした



 ながれる雲の
 行き先はしらない

 突きとめずにおくことが
 しあわせだとは
 ....
人は時を渡り行く渡り鳥

出会いと別れを繰り返して

寂しくなんかないと

頬をつたうのは涙か雨粒か

風にかき消された言葉

微かに耳に届いた
両手の指のひとつひとつに
小さくやわらかな輪が回り
手を振ると鳴り
息を吹くと鳴る


午後の雲を聴いていると
輪も静かに聴いている
降る言葉に触れ
少し揺れる


握 ....
この太陽は 若く 
光が とっても 透明で
退廃や 停滞を 知らない

月と太陽が 見かけ上
同じ大きさに 見える 
神秘を 理解して

たおやかな 青空を 仰ぎ見る

光を 両の ....
階段の近くで生まれました
階段で話をして
それから歌い
お互いの名前を呼び合い
Tシャツ、セーター、靴下、下着の類
何度も着替えをしました
時々触れて
時々離れて
おしなべてそのどちら ....
まずは色金山で軍議だね
そして首塚
次は血の池で
槍ではないけれど
互いの刀を洗いっこしよう
その後に
足湯でご機嫌になってから
あの大きな観覧車に乗ろうか
あなたの見ている私と
真実(ホント)の私は違う

いつでもポジティブで
いつでも明るくて
いつでもハイテンションで
誰にでも優しくて
どんなときも笑顔は崩さなくて
弱音はほとんど吐かな ....
見上げた空は雲が浮かんでいた

僕が君を見つめていても
たぶんきっと空は青色でしかないのだろう

高鳴りする鼓動は
空の色も変えてくれるのだろうか
だとしたら君は

笑ってくれるだろ ....
真っ白な紙の中に
何でもない文字が
単純に並んでいる
けれども
そこには
見えないものが見え
聞こえないものが聞こえ
何かを訴えて
人の心を響かせる
真っ白な紙の中で
言葉は響いて ....
空が咲いています
ふわふわ咲いています
何もかも時が止まったように
やわらかく咲いています
山が沈んでいます
その中を鳥が泳いでいます
人が逆さまになって
咲いている空を見ながら
手を ....
少年は手にもっている一つの林檎を空に向かって投げる
するとそれは翼を拡げる鳥になった

少年は青い空が好きだった
空の中は永遠に汚れぬ世界であると信じていた

少年はどこまでも途切れぬ煙突 ....
今さらながら驚いてしまうのだけど
あなたはまだ生きているのだった
毎日とんでもない数の人が死んでゆくというのに
あなたより年若いバカが自殺するというのに
あなたが死んだという連絡はまだ入らない ....
 あなたが去り
 私は、失った

 その墓には、名前がなかった
 私が愛した、名前がなかった


今太陽が割れて浜を照らす
その潔癖なほどまっすぐに
見下ろし揺るがぬ様は
カル ....
こたつの中で
何本もの足たちが
陣地を取り合っている

 
まどろみはそっと
瞼をノックして
心地好い終わりに
私を包もうとしている
 
 
目をしばたかせて
現実を直視
 ....
とても独りじゃ持ちきれない荷物

「持ってやるよ。」って

ひょいとかついで

私の半歩前を歩くあなた

きっと顔は苦しそうなんだろうけど

背中は大きくて

とっても ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19149)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「_こころころ。_」- PULL.自由詩13*07-4-28
アフリカ象の骨だらけの墓場- はじめ自由詩6*07-4-28
自転車をかくんだ- プル式自由詩4*07-4-28
ベストオブにんじん色- ふるる自由詩24*07-4-28
負けてなんかやるもんか- 夕焼け空自由詩8*07-4-28
トランポリン- あおば自由詩6+*07-4-28
落丁した夏- 前田ふむ ...自由詩28*07-4-27
selfish_bubble- 三架月 ...自由詩3*07-4-27
- 恋月 ぴ ...自由詩32*07-4-27
春の居眠り- 鈴鈴自由詩5*07-4-27
母さん、がんばれ- 乱太郎未詩・独白10*07-4-27
春の食卓- リーフレ ...自由詩1107-4-27
夜のしじま- 有扉なぎ ...自由詩707-4-27
縮尺- チグトセ自由詩10*07-4-27
春に降る雨- ku-mi散文(批評 ...3*07-4-27
はぐれ水- 千波 一 ...自由詩26*07-4-27
「バイバイサンキュー」- 優飛自由詩6*07-4-27
ノート(指輪)- 木立 悟自由詩1107-4-27
この_太陽が- アハウ自由詩907-4-27
木漏れ日隠れ- たもつ自由詩1107-4-27
長頸烏喙- FUBAR自由詩5*07-4-27
フクランデイク…- 夕焼け空自由詩2*07-4-27
恋色の空- 零椅未詩・独白3*07-4-27
言葉は響いている- ぽえむ君自由詩8*07-4-26
空が咲いています- ぽえむ君自由詩10*07-4-26
- 村木正成自由詩12*07-4-26
地球の生活- 佐々宝砂自由詩15*07-4-26
その墓には名前がなかった- soft_machine自由詩9*07-4-26
こたつ日和- 山中 烏 ...自由詩10*07-4-26
旅は道連れ- 優飛自由詩8*07-4-26

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