右手にアイボリー色の傘
左手にスケッチブック
いつもの原っぱ
大きなくすのきの下に
しゃがみこむ
 
パレットにはお空の涙
透明な絵の具を
筆先に含ませ
描写する世界は無限色
 
 ....
  見上げた空

  偶然の 流れ星

  あの日の涙 思い出す

  サヨナラ ナミダ

  さよなら あなた
 
小さな子供が空を見上げて
緑の瞳をぎょろりと泳がせたのを私は見逃さなかった
 
何時でも地球の中心に立つ私達は
きっとその目線が怖くて堪らないはずだ
 
時間軸でさえ
カウントは足 ....
カッパカッパラッタパラッパラッパウンパッパ
パラソルデルソルシオモッテコイ

しっかり夏売り出し中、でも
パラッパラッパと雨降る梅雨日和
気の早い百貨店では
夏じまいセールだって
冷 ....
愛してる 
こんな陳腐な言葉をお互いに言い合えていた時が 
実は一番幸せだったのかも知れないね

今じゃもう 小説家や詩人や偉人やらの名言が詰め込まれた分厚い本を
蛍光ペン片手に必死になって ....
夜明けとともに
目的もなくふらふらと
外を歩いてみる
そこの夏は冷たかった

葉の上の雫に触れ
その一瞬にしかない冷たさは
手のひらの中で
やがて消えてゆく

川のせせらぎの音も
 ....
ほら
きっとあの雲のなかには
朝陽が隠れてる

薄い天使の梯子を下ろして
わたしを天空へといざなう

雲の色も形も
刻々と変わって
変わらないものなんてなくて

永遠なんて信じない
この一瞬がすべて
 ....
 詩について一生懸命考えていると
 ときおり
 その胸の中に詩はいますか?
 という澄んだ女性の声がしたもんだから
 私は飛び上がってそうですと答えたけれど
 実際詩という姿を見たことも ....
チワワが
俺に
吠えている
俺にむかって
吠えている
俺はちょっと
わらってしまう
飼い主がチワワを
叱る
適当な感じで

飼い主と俺の
目はあわない
 ....
自由に詩を書く
体が風に煽られてTシャツが風船のように膨れ上がる
飛び上がる
静止して
世界を眺め回す
笑顔になって空を見上げる
降るような星の夜空を手に握ったまま
彼方を見つめる
詩 ....
「さようなら」不思議と涙は出なかった

多分、これからも私は恋をするでしょう
あなた以上もいるでしょう

でも

あなたはあなただから

忘れないよ
あの夜、抱きしめてくれたことと ....
あいが死ぬ

また

そこで

あそこで

小さな息はいて

誰にも見えないから

簡単に

あいが

しぬ


息を吸って
大声で泣いて
 ....
泣きそうなくらい明るい夜には
いつもは蹴飛ばすだけの布団を抱いて
点けていないと眠れない豆電球を消して
音量最小のコンポで
 
胸に微震を送って
 
 
揺られた感覚になろう
目を開 ....
小さな渦にあめんぼが脚を取られていた
男は意味も無く泣いていた

空は薄く曇り
まるで世界中が白い
銀色に染まった朝の事である

コトコトと煮えるシチューの湯気に記憶が奪われていった
 ....
何処に消えて行くのだろう
何をながめているのだろう
憂鬱な言葉の先にあるのは
ぎゅるぎゅると
お腹が喚く
君に逢いたい
そんなん言うても困ったな
俺がお腹と話せるなんて
ぎゅるぎゅるぎゅると
催促される
お腹の上に君の手でもそっとのせれば
たちまちお腹は治まるの ....
手を引いて
歩く指先は、きっと
温かかったような
そんな気が
している
 
お母さん、と
間違えて呼んだ私の
頭を撫でては
大丈夫と
微笑んでいたから
 
 
髪を結う仕草の ....
鬼がやってきて
かくれんぼをしようと言った
僕たちはちょうど
何をしようかと考えていたところなので
いいよ、いいよと
鬼に賛同した

鬼が百まで数えている間に
僕は境内の ....
 袋小路に入ってしまった時でさえも
 苦しみに絶望してしまった時でさえも
 それでいいじゃないか
 それが生きること
 革命のポエムを産み出せば新たな道が訪れる

 捉え方を間違わなけ ....
橋の上からよく見えるよ
線路沿いの坂に咲き乱れ

すごく大袈裟に
僕らを出迎えてるんだ

右手 左手 
両手にいっぱい

右目 左目
両目にくっきり

赤 青  ....
深夜の商店街
シャッターは降り
仄白く
外燈の明かりがやっと届く
人気の無い道を歩く

ふと目の前を
カゲロウが漂い
無意識のうちに
払い除ける

刹那
脳裏に浮かぶ詩が一 ....
食べるのならあげるけど
おそるおそる声をかけられた
手に持っていたのは 漬物のようなお菓子

中国の方から戴いたものだという
仕事がらみのおみやげで
自腹でせっかく持ってきてくれたものだけ ....
 
なぜ
 
些細なことで殺しあったり
つついてみれば
脆弱な理論に扇動されたり
 
なぜ
こんなにも人は
あるところに13才の子のななしの子がおりました

2つ上の姉様がおりまして 
其の姉様というのが 大変美人で 剣道をやっているそうなのです
ななしの子も剣道をやっているのですが
姉様に勝てな ....
君のアドレスを消去することにした


一件消去しますか

イエス

一見消去しました


僕は 君を忘れることができるだろうか
ふるえる まぶた の

さきの まつげ に

涙 の 名残を

見せたまま

かわべ に 佇む


流れに まかせた

でたらめな 歌を 連れて
  鬼さんこちら
   手の鳴るほうへ
    あたしのあとを
     追いかけてきて


校庭に伸びる
わたしの分身
光を与えられない
無邪気な沈黙

朱色に染まる
雲の峰 ....
ネズミもどきの尻尾を付けて
尻を振る お遊戯会
一人だけ身体の色が違うからと
恥ずかしながらも 引きずり出される


何を歌えばいいかわからない
というよりこんな歌は知らない
だから
 ....
誰も自分のことを
見てはいない
 
 
そう思ってた
 
 
 
でも本当は
いつも誰かが
必ずどこかで
見ているんだ
 
 
いいことも
いけないことも
 
 
 ....
年下の夫に穿かす白タイツ

闇鍋や阿部定を呼んだのは誰だ

涙目で火事を見ている阿部サダヲ

ほっぺたのにきびをつぶす初鏡

初夢の母がガメラを噛み潰す

恋愛に逃げ場はないぜ貼る ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19150)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
雨ふりアート- 倉持 雛自由詩1307-7-24
創書日和「星」__ナミダ- 逢坂桜自由詩7*07-7-24
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*パラソル*- かおる自由詩10*07-7-24
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冷たい夏- ぽえむ君自由詩23*07-7-24
あの光- 風音携帯写真+ ...5*07-7-24
詩人アシスタントA子- doon自由詩507-7-24
チワワ- 馬野ミキ自由詩13*07-7-24
涅槃インテリゲンツィア- 円谷一自由詩2*07-7-24
・終わりという永遠を・- はち自由詩707-7-24
さよなら- shu自由詩1007-7-24
ねおん- 青井 茜自由詩2*07-7-24
黎明の空に浮かぶ光明は儚い- プル式自由詩5*07-7-24
言町〜ことまち〜- プル式自由詩2*07-7-24
お腹ぎゅるぎゅる- アマル・ ...自由詩407-7-24
人形- 山中 烏 ...自由詩15*07-7-24
かくれんぼ- なかがわ ...自由詩7*07-7-24
捨てないで- 山崎 風 ...自由詩307-7-24
■■■__紫陽花_トレイン__■■■- じゃんじ ...自由詩1*07-7-24
月に泣く夜が- 川口 掌自由詩6*07-7-24
困る- 砂木自由詩11*07-7-23
去り行くもの- ブロッコ ...自由詩507-7-23
「ななしの子」- あゆの  ...自由詩7*07-7-23
消した後に残るもの- 楠木理沙自由詩8*07-7-23
宵待ちうた- 李伍 翔携帯写真+ ...107-7-23
影踏み- 悠詩自由詩8*07-7-23
燃えかすルーツ- こうや自由詩2*07-7-23
独りじゃない- 秋桜自由詩6*07-7-23
阿部サダヲ- 石原ユキ ...俳句3*07-7-23

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