ただの壁だと思っていた面に
白い花が
ちらほらと咲き始めた

家と道
内と外
隣人と自分
向こうとこちら
静けさと騒音
過ぎ去った時間とやってくる時間
何かと何かを隔てるための境目 ....
      
      わたしが歳をとる
      髪は白く
      乾いた肌には
      無数の皺
             
      あなたが歳をとる
    ....
夢の中に突然現れた君は、まるで僕の古くからの親友のようだった。
君はピアノの前に座り、こんな曲が出来たんだ、と僕に教えてくれた。
僕は君の口ずさむその曲にいつしかハミングしていた。
それはな ....
二本脚の椅子を作りました
自分を信用できない人が
自分を信用できるようになるために

この椅子に腰掛ける人は自分の足を使わないと
座ることができません

二本の椅子の脚と
自分の二本の ....
わたしにお母さんが居たら
うんと甘える
まず確かめてえっと
うんと甘える
夢じゃないよね

お母さんが居たら
お母さん!
って呼んでみたい
そしてなぁに薫ちゃんって
わたしの顔を
 ....
よわかあないよ

ぼろぼろだよ

ぼろぼろになれるくらい

おれまだげんきだよ


つらくてかなしくて

そんなじぶんがまた

つらくてかなしくて

きゅうにつばが

 ....
 人には身体があって
 それを包む心があって
 更には世界がそれを包み込み

 玉ねぎのように、
 剥いても、剥いても
 涙しか出てこない

 私たちは
 芯なのか

 それとも ....
真夜中の扉を開けて
裸足で駆けて行こう
たくさんの流れ星が降るという
星降る森へ走って行こう

キーンコーン
いろんな色の流れ星が
きらめきながら落ちて行く

金属的なその音は
真 ....
もう一度
肩車したい

もう一度
自転車の乗り方を教えたい

もう一度
いっしょに大玉転がししたい

大人になってゆく
我が子との距離が
私の愛を
無償から
有償に変えてゆく ....
                   131202


仕合わせならばいつでも
一直線に揚がってゆくよ
風のない日は温かいから
誰だって気分が解れる
 ....
至急! #$%様にお電話して下さい。→電話

本部長が怒ってますよ^^;→マグカップの下(コースター)

暗証番号IY6700love→パソコン ディスプレー

3段目の右から4冊目→サン ....
右に左に吹く風に
流されながらバランスを取り
逆らっているようで風に乗り
高みに登ってしまった凧よ

 風を詠み 
 目立たず
 叫ばず
 場に溶けて
 ひっそりと生きている ....
「すみません。おひとりさま1パックまでなんです。」

その日
特売の卵を2パック
かごに入れていた老人は
無情なレジ係にそう言われ
1パック取り上げられていた

解けかけた雪が
昨夜 ....
仕事柄
保育園や老人介護施設を訪れる

人生の入り口と出口
もちろん私は後者にちかいあたりを走っているのだろう
少々息を切らしながらも

保育園児に捕まるとなんどでも同じ質問をしてくるの ....
無題の書をひらき
ドアを叩く
誰もいないから
自分にだけわかる詩をかいたけれど
もはや自分でもわからない
こんな日は
君の詩をよみたい
技巧派がつくりだした行間で道に迷い
言葉の枝を捨 ....
僕は目を瞑り
夕暮れの国道に彷徨う仔犬のことをちょっとだけ考える
カーラジオから明るい声が
逃げ出しちゃった犬の情報を
お寄せくださいと呼び掛けている
犬の種類 大きさ 毛の色
首輪 名前 ....
息をとめた空間で毎日を過ごした
こわい こわい
こわい こわい
未来が見えない

音を消した過去を毎日思い出した
いやだ いやだ
いやだ いやだ
どこにも行けない

歩かない花だっ ....
普段の私は40Wくらいの明るさで
人に会う時は60Wになる
さらに仕事中は
100Wの明るさで全開だ!

しかし100Wの電球は
消費電力が大きい過ぎて……
電球がすぐに切れてそうになり ....
ハッキリと分かれた
新緑の出来 不出来が
皮肉にも映えている

豊かだらけの様は
皆 退屈に見えて
つまらないと
頬杖つくけど

清らかも濁りも
この平面では普通で
なんのたわい ....
 
小さく洩れるアナタの声

頬をつたうアナタの涙

そして、愛がまた溢れる


 
電動歯ブラシ一本朝の洗面台
ぶるぶる
おやおや寒いのかな
白い粉
雪のように真っ白で
雪国の少女が掴んだ歯ブラシ
ぶるぶる
ぷるぷる
ぶるぶる
ぷるぷる
今震えているのは
 ....
凡に生き抜きたくはない 滑稽な道にはバナナの皮が咲き乱れる
シリアスな持ち主故 そんな気分には成れない 慣れる気質もない
半分ジョーダンの段差は知っている 

つまずくんだ 小癪なその段差に
 ....
水割りはゆっくり作りたい
自家製の大きい氷を厚いグラスに入れ
今日の自分に会うために必要な量の
ウイスキーを氷に浴びせる
重要なのは
ミネラルウォーターを
ゆっくりゆっくり
氷を洗うよう ....
その肩に
いつも少年は
かなへびをのせていたので
私はそれが作り物だと思っていた
見慣れてしまうと
日常は背景になるので
誰もそれを指差したりはしなかった
私を見ても
誰も指差したりし ....
海に裏切られ 花に批難されたら

枯葉にも笑われる生き様


ヒューっと 大きく豪勢な車が

目の前を風のごとくに走り過ぎようとするよ

ハンドルにしがみついた女の人

なぜ ....
あなたが抱える孤独は

わたしによって規定されている

それをわたしはよく分かっているから

あなたは孤独ではないと伝えたい

わたしが抱える孤独は

あなたによって規定されている ....
高いところから何見てるのだろう

駿河湾の先の太平洋か

あの高さなら
地球の丸さはわかるだろうね

さすがに
僕のことはわからないだろうな
「大衆は強き指導者を好む」
アドルフ・ヒトラーは言っていた。

ときに私達は、
事の大小にかかわらず磁石のように"強き言葉"に吸いよせられていく。
誠実か不誠実かすら ....
嫌な顔をした先生 でもフランクフルトを詩にしちゃいけない理由 なかった


いつの間に空箱になる ボンタンアメ 好物の似た大人と子供


欲しかった柔らかい胸で頬を埋めた 肌の ....
こころは洗濯できるものだろうか

いつもその時どきなりの

こころで生きれるように

できるものならば

天気の良い日に

やさしい風の中に

干してみたいものだ
北大路京介さんのおすすめリスト(19087)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
垣根- そらの珊 ...自由詩19*13-12-4
未来に微笑みを- 石田とわ自由詩21*13-12-4
真っ白な夢- ヒヤシン ...自由詩8*13-12-4
自分を信用しないと座れない椅子- ichirou自由詩7*13-12-3
シチュー- もっぷ自由詩1013-12-3
つらくてかなしくて- 吉岡ペペ ...自由詩813-12-3
玉ねぎと宇宙- まーつん自由詩18*13-12-3
星降る森へ- 未有花自由詩20*13-12-3
無償から有償に- ichirou自由詩6+*13-12-3
車窓から見える赤い風船は、まるで祝福のしるしみたいに- あおば自由詩7*13-12-3
付箋- ichirou自由詩4*13-12-2
KITE- イナエ自由詩7*13-12-2
卵2パック- Lucy自由詩23+*13-12-2
ブックエンド〜オールドフレンズ- 梅昆布茶自由詩29*13-12-2
醤油と批評- 左屋百色自由詩10*13-12-2
帰ろうという意志さえあれば_彼には道がわかるはず- Lucy自由詩14*13-12-2
可能性- きみのて ...自由詩413-12-2
【_電球_】- 泡沫恋歌自由詩23*13-12-2
濃淡- subaru★自由詩8*13-12-2
愛が- 殿上 童自由詩20*13-12-2
午前六時に目覚まし鳴って- 乱太郎自由詩1413-12-1
小癪な段差- 朝焼彩茜 ...自由詩15*13-12-1
時間の進む方向- ichirou自由詩9*13-12-1
初雪- そらの珊 ...自由詩15*13-12-1
だいたい_それくらい- 芦沢 恵自由詩23*13-12-1
伝えたい- 吉岡ペペ ...自由詩713-12-1
高いところから何見てるのだろう- ichirou携帯写真+ ...4*13-12-1
強きもの- hiroto22自由詩4+*13-12-1
嘘の傷痕- 深水遊脚短歌5*13-12-1
太陽- 梅昆布茶自由詩25*13-12-1

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