銀翼の先が震えている絶対零度の闇のフライト

期待値の乱高下近似値の生活相対値の憂鬱

固体にもなりきれず水のようにも流れない不活性な期待

城砦のかなたにかかる月澄み渡る理想液体の夜
 ....
煙草をすっている間考えたんだ
天気の良い日ばかりでは無い事を

世界はちょうど良い硬さでバラバラにならずに済んでいるが
手綱を緩めたら僕をおいて走り去ってゆくことを

ちょうどバランスのと ....
私は五月にカラスに襲われた
いつもの道を自転車で走っていたら
前を歩いているオジサンがカラスに突かれていた
ははん さてはカラスに石でも投げたんだなあ
……と 
この時点では人ごとの顔で通り ....
才能がない! 

パクるんだ 自作気取りの オマージュ

ネタがない!

探すんだ 古い日記の つらい恋

うけない!

晒すんだ みんな大好き 自虐ネタ
殺さないでください
いつかは
死ぬ運命だとしても

殺さないでください
ほら 
私の息は
おもちゃのラッパを鳴らすことだって出来るのです

あなたが私に買ってくれたラッパです
これ ....
ドアを開けると芥子の実が弾けて
ちぎれた海藻が過去を誘き寄せながら
細く尖った肩や腰骨に絡みつく黄土色の髪
紫の影が月の表面を犯す
瞳は補色と死海をさまよい妖しい。
噛んでとばかりに潤ん ....
生まれてきてしまったのだから もういいの

よろこびに満ちた今日だったから もういいの

過ぎてしまったことだから もういいの

やるだけやったのだから もういいの

死んでしまっ ....
ライトブルー ソーダーシュワ
真冬のアイスクリーム

   そんな匂いが弾けるシュワ

着込んだ湯気が凍てつく氷張りの澄んだ鏡空へ
何気ない息を膨らますシュワ

   星に雪がかかる降 ....
わたくしが地上に降りようとしていたとき
まっすぐに地をめざしているとき
宇宙の先にある青い星を目指すことは
それは まるで 円錐の底から円錐の先を 目指すようでございました
空間は細ら ....
残業も無いのに帰宅もせずに待っています

午後7時45分

太陽をいっぱい かごに入れていますね

知っているんですよ


この建物の中は 外より寒い

大丈夫 安心して下さい
 ....
親指が落ちている
孵化できなかったさなぎのように

雨に濡れている誰かの親指
生まれ変わることが
喪失の上のなりたつならば
感傷ははなから捨てなければならない
でなければ
君のように
 ....
ひとつ
大きな仕事をして
昨日は飽きるほど眠った
ので、
今日は眠れない



仕事といっても
遊びで
「仕事」の意味は
「必殺仕事人」の
「仕事」なんだけれど

 ....
路面



ボンネット

木々の葉

草花

僕の手のひら

あらゆるところに降り注ぐ雨粒の一粒一粒が

耳を澄ませると

万別の音階で

声色で

思いで
 ....
白い花が二輪

口をあけて

雛鳥のようだ

世界に命を震わせながら

何一つ邪なく生きている


あなたの掌に

載っている

その形が好き

なぜって僕の鍵穴だか ....
何かよくわかんないけど、自分よりレベルの高い人にはとりあえずリスペクトしときます。

自分の人生に真剣に向き合っていたとある高僧(やらない夫)は、

自分なりの知恵を完成させようとしていろいろ ....
僕のこころは

いっぱいいっぱい

君のこころは

いっぱいいっぱい

世界のこころは

いっぱいいっぱい




また一粒

零れ落ちてゆくよ  ....
湯気のゆーちゃん 御茶碗に腰かけ
はみだしたつま先で ほっぺにちょん

冷たかった 指も冷たかった
窓を閉めても 重ね着しても
ふとんかぶっても 冷たい

両手でおちゃわん握りしめた
 ....
じぶんのなかの書きたいことが霞んできたらそれこそ終わり




バランスとってんじゃねえよ
ともだちの家と二軒ぶんのごみだしたから
朝からくたくただって君が言う

今日はお昼から仕事だって

僕は朝帰ったばかりで残り物でご飯をつくっている

刻んであった大根とキャベツをつかう
 ....
哀しみの法則なんて大嫌い

悪夢でもここにいる人僕の妻

バーゲン会場彼女の汗の美しさ

命懸けの恋も今では金次第

給料日嫁のまゆ毛が吊り上がり

ラブレター書き間違えたとまだ言 ....
誰かが案山子に
帽子を被せた

誰かがお地蔵様に
上着を着せた

寒ぅなりよる
風邪ひかんでね

誰かが誰かのために
祈っている

なんの変哲もない
道々で
おとぎ話を温め ....
柔らかい つのは
とても臆病

誰かに触れるたび
驚いたように
身を縮める

もうこれ以上傷つけあいたくないのです

この世がそんなに怖いなら
堅い殻の中に
ずっと眠っていればい ....
中庭を突っ切れば垂れながしの異臭が鼻を注さしてくる 。
両脇に並んだ板戸を次々と開けどれもこれも汚物にちり紙の山だらけはとても直視できない 。
どこで用を足せばいいのか少ない紙を手に迷っ ....
止めどなくあふれる涙を
売ることが出来るなら私は金持ちだ

そんな妄想しちゃうくらい
涙が止まらないよ

自分の涙で溺れそう
そろそろ息が上手く出来なくなってきたよ

涙の価値って何 ....
まるでま(とま)るはなしはまるでおわる


思ったことを口にする
それは失言になることが多い
けれどそんな人に憧れる

思ったこととは裏腹なこと
しか口にしていないから
意識を裏切りながら生きているから

それでも最近は脳神経が ....
帰省時に バスに乗った
タクシーでも 良かったし
母の 車を 借りても 良かった

地元に 密着していた頃は
気付かなかった
外から 来た場合の 道を
撮影してみたい と 思い立ち

 ....
下校途中のスクールバスに
突如乗り込んできた男達
怯える少女達に男が
「どの子がマララ・ユスフザイか?」と訊いた
まだ愛くるしさの残るきれいな瞳を持つ少女が指差された
次の瞬間彼女の頭と肩 ....
たまの休みに猫と相撲をとる自由

恐竜も出演前の薄化粧

リアリティ短歌の巨匠におしえられ

猫じゃらし遊んで暮らす迷い人

不可解を不可解にする朝メール

蠅が飛びふと習性で追い ....
赤ちゃんがいると
赤ちゃん言葉をしゃべりたくなるのは
ちょっとだけ
赤ちゃんになると
楽しくなるから

みんな赤ちゃんの頃があったのに
記憶はないから
二度目の赤ちゃん役をやってみる
 ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19150)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
窒素またはアルゴン- 梅昆布茶短歌612-10-18
洗濯物は乾かない- 梅昆布茶自由詩1812-10-18
【_カラスの勝手じゃない!_】- 泡沫恋歌自由詩8*12-10-18
川柳_【_駄目詩人_】- 泡沫恋歌川柳10*12-10-18
殺さないでください- そらの珊 ...自由詩912-10-18
月と哭け___(三)- アラガイ ...自由詩6*12-10-18
もういいの- 芦沢 恵自由詩15*12-10-18
ライトブルーソーダーシュワ- 朝焼彩茜 ...自由詩812-10-17
浄土の鳥- るるりら携帯写真+ ...10*12-10-17
待ち伏せ- ぎへいじ自由詩15*12-10-17
親指- そらの珊 ...自由詩1012-10-17
昨日頑張りました- 鵜飼千代 ...自由詩8*12-10-17
音階- 三田九郎自由詩7*12-10-17
80歳まで- 吉岡ペペ ...自由詩1012-10-17
現代心経(編集中)- 2012自由詩312-10-16
こころの器- 多紀自由詩15*12-10-16
フォー_ユー- 砂木自由詩16*12-10-16
創作者たるもの独り善がりであれ- 乾 加津 ...自由詩18+*12-10-16
残り物- 梅昆布茶自由詩1712-10-16
哀しみの法則- 梅昆布茶川柳512-10-16
稲刈りが終わったら- そらの珊 ...自由詩812-10-16
柔らかい_つの- そらの珊 ...自由詩1612-10-16
月と哭け__(二)- アラガイ ...自由詩7*12-10-16
私の涙買いませんか?- 乙ノ羽  ...自由詩612-10-16
- 阿ト理恵自由詩10*12-10-16
迂闊な発言しかできない- kauz ...自由詩9*12-10-15
武将の如く- 藤鈴呼自由詩8*12-10-15
今宵は4つの瞳のために祈ろう- 夏美かを ...自由詩16+*12-10-15
お休み川柳- 梅昆布茶川柳612-10-15
ばいばい- そらの珊 ...自由詩15+12-10-15

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597 598 599 600 601 602 603 604 605 606 607 608 609 610 611 612 613 614 615 616 617 618 619 620 621 622 623 624 625 626 627 628 629 630 631 632 633 634 635 636 637 638 639