ひまわりが枯れて
バラが枯れて
チューリップがこぼれて
シベリアだけがまだ 
咲き誇っている

切られた花の優しさしか
あげられません
あげたくても
あげられません
 ....
この曲を聴いてる時は思い出に浸ってるので君も邪魔です


伝えたいことを伝える旋律を奏でられたら言葉にできたら


メロディーがたゆたうヘッドフォンをつけ人波にのり ここ以外へと

 ....
君の怯えた目は ボクを煽るんだ

狂い泣かせたいって 思ってしまうんだ


止まらない 止まれないけど・・・

やっぱ 刺されたいかも どこか

黒光りするナイフで 貫かれたいのかも ....
あたしのスカートの
端っこを切ったのは あなたでしょう?

羽をばたばたさせて 空に浮かぶ
髪が伸びたので あたしは飛べるようになった

まっさらな夜を
あなたの匂いをたよりに飛んで
 ....
ずっとむかし
わたしがまだ、
色になまえがあることなんて知らないころ

わたしはいまよりずっとたくさんの、
色がみえていた気がする

あれは赤
これはあお
それはみどりで、これは ....
 自由の翼がほしかった
 好きでもないものばかりは食べられない
 わがままなんかじゃなくて
 自分らしく生きていたい

 自由の心を持ちたかった
 言いたいことを押さえて
 我慢する ....
暮れかかる
陽の手は伸びて
居ならぶ雲を
染めあげる
夜の扉をひらくため
灯された
あかりのように

瞬き、
という行為の
間に間に見える
人と人を結ぶ
曖昧な影
「優しさ」 ....
あなたはためすように
月を詠むのです
椿の花が落ちる夜に
闇から色を分かてるのか
ためすように
あなたは月を詠むのです

くれなゐは
いつぞの契り
くれなゐは
今わにみ ....
水が流れる
水車が回る
水が回る
僕は僕の血液で回る

風が吹く
風車が回る
風が回る
僕は僕の呼吸で回る

陽が昇る
地球が回る
陽が回る
僕は僕の意志で回る

星が輝 ....
昼下がり
雲がぼやぼや流れている

ハラピンが道を歩いてきた
ぼーとしながらふらふらしている
俺を見ると
ダッシュでやってきた

汗でふにゃふにゃした原稿用紙を押し付けてきた

読 ....
小さい頃

雪っていうのは神様が落とした

宝石だと信じていた




人が亡くなって
魂が神様のところに逝く

また人間として生まれ変わるとき
人間だったときの記憶は
宝 ....
おかもと君は
わたしの初めての人に
なってもいいと思ってたのに
夢ばかり語って
てんこーして行ってしまった
手紙を書くよと言ったきり
年賀状もこなかった

おかもと君の夢は
とほうも ....
電車が動き出す
もうすぐ地下を抜け
地上にでる
在るはずも無い風景
白い曇り日
多摩あたりに向かう
神社や商店街
見慣れた居酒屋
風の匂い
空気の湿度

ガタン

風景が一つ ....
痛む胸の真ん中で

紅い小鳥が叫ぶので

今夜もうるさくて眠れやしない

不規則なリズムで

小躍りしている

僕は起き上がって

小鳥を宥める

あと少しだけ時間をくれ
 ....
一つの愛に終止符を打った君よ

愛の破局を迎え 失恋をした君よ

自分を責めないでおくれ 苦しめないでおくれ

君に背を向けた男は 他の女の子宮を虎視眈眈と狂っていることを知るがよい

 ....

夕暮れの遠くに霞む
四台のクレーン車は
輪を描くように向かい合って
なんだか
太古の昔に滅んだ恐竜の
弔いをしているように見える


朝に洗濯物を干す母親は
太陽に両腕を広げ ....
大切なことは目に見えないんだって

王子様におしえてもらったの


それを失うことでしか

気づくことができないから

人は罪深いのよね



大切なものは目に見えないんだっ ....
真実は二次会にある
アンパンマンとばいきんまんも
水戸黄門と悪代官も
きっと誰も知らない所で
「お疲れちゃーん!」とか言って乾杯しているに違いない
演技だからとかじゃなくてマジで。
黄門は ....
忘れないでいようよ
片目をつぶった偽善の素晴らしさ
ひとつだけ飛び抜けて長い小指の爪が
あなたの肌に食い込まないように
小指を丸めてあの手の平を握った


もう夜のことを
やわ ....
手紙には
雪が入っていた


罫を
さいごに
ひらいていた


手元
静かに
遠回りして


指さえ
透けそう


心、きれそうな

ひとつっきり

 ....
月に侵食されて私たち

どこへ向かうというのか

森は遠く雪は深く

車道の雪は歩みを遅め

靴に沁み込む水が

僕を

惨めな気分にさせるんだ

凍りついた雪が

シ ....
私の想いは届かない
どんなに胸を焦がしても
あなたは私に気付かない

あなたの前を行ったり来たり
私は哀れな{ルビ自動人形=オートマタ}
涙さえも流せずに
くるくる踊る道化者


 ....
奴隷らの金歯くすます誕生の飛沫

茶したたる階下を泳いで出ていく

土踏む葉に涙し たかが宿命など

足を損い渡せぬ絵画に群れなす御魂

山よりもクレーン高い場所から息

逆流に佇 ....
灯油の匂いは嫌いじゃない
あの日からまだそれほど
時が過ぎていないと
気付かせてくれる


あの曲は嫌いじゃないさ
癖のある声を思い出す
そしたらちくりとまた心臓に針一本
穴だらけで ....
脱ぎ捨てた靴下のように
二人分の日常が床に転がったまま
今にも歩き出しそうなのは
きっと逃げ始めた体温のせい
鏡越しに いつのまにか
髪が伸びたあいつに舌を出す
時間なんて残酷で
最後の ....
水素原子と酸素原子だけが
一定の割合で結びついてできた水は
確かに純粋な水であろう
綺麗な水なのかもしれない

では美味しいのか
答えは否であろう
純粋な水ほど美味しくない

ならば ....
自分が肉の一片に成ってしまう夢など
誰が望んでみるものですか


(けれど毎夜、私はふつりふつりと千切れていく)


私以外の誰かが望んでいるとしか思えませんね

この体たらく この ....
恋をしなさい

理性抜きの
それは七色に輝く不思議なタマゴ
何が生まれてくるかは分からない

もしも天使が生まれたとしても
育て方を間違えたなら
悪魔の心が宿るかもしれない

もしも悪魔が生まれたとしても ....
選挙戦海の向こうの子供らの運命握るネクタイの色

絶望も希望もぜんぶ受け入れて爆発しながら鼓動する国

武器を売るために育てたフセインを育ちすぎたと殺すアメリカ

テロよりも犠牲者増えた戦 ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19013)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
シベリア- 水在らあ ...自由詩39*07-1-17
爽やかなスピッツを聞きながら- 歌乱亭カ ...短歌4*07-1-17
欲望- まりも自由詩5*07-1-17
- もも う ...自由詩41*07-1-17
わたしがまだ色になまえがあることなんて知らないころ- 八月のさ ...自由詩14*07-1-17
夢みる自由- 山崎 風 ...自由詩1007-1-17
あかり- LEO自由詩31*07-1-17
月を詠むひと- Rin K自由詩39*07-1-16
僕は僕の夢で回る- ぽえむ君自由詩15*07-1-16
雲はぼやぼや- ふるる自由詩14+*07-1-16
雪の記憶- 愛心自由詩14*07-1-16
おかもと君の夢- ふぁんバ ...自由詩35+*07-1-16
泣く子は誰だ- プル式自由詩8*07-1-16
碧色泪月- 彌月自由詩7*07-1-16
片恋- 南 翔自由詩3*07-1-16
祈りに関する情景- 吉田ぐん ...自由詩19+07-1-16
罪深い女- 相良ゆう自由詩2*07-1-16
二次会の世界- 新守山ダ ...自由詩14*07-1-16
お題/愛をしてみる- 茜井こと ...自由詩5*07-1-15
消印- tiki自由詩4*07-1-15
棄月雪下- 彌月自由詩5*07-1-15
恋する自動人形(オートマタ)- 未有花自由詩13*07-1-15
ウツロジック- 黒川排除 ...川柳807-1-15
主張します、貴方の前で- Keico自由詩407-1-14
裸足で帰ろっか- Rin.自由詩19*07-1-14
純粋な文章ほど美味しくない- ぽえむ君自由詩15*07-1-14
肉一片- 朽木 裕自由詩6*07-1-14
君らしく- haru携帯写真+ ...6*07-1-14
七色のタマゴ- 1486 106自由詩8*07-1-14
アメリカ- chica短歌7*07-1-14

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