もう
君のいるところは
桜の花が一面に広がって
陽気な君を
さらに陽気にさせているのだろう
はかなさよりも
いまのよろこびを
空いっぱいに舞いあがらせて

まだまだ
遠い桜前線
 ....
この世で楽しむ

それが生きている本質であることは

間違いなさそうだ

では

なにを楽しむ?

楽しむとはなにか?

この問い掛けに

ぼくらは日々打ちのめされている
 ....
発音法は本で学んだ
息をはくとき、のどをふるわせ
音をつくる
これがなかなか難しい
僕の場合、17日間つづいた夜のおわりに
はじめて成功した


口とのどをひらいて アー
口をすぼめ ....
ふるら

ふるり

舞い落ちる
薄紅色の憂鬱に似たもの

らるら

るるり

鼻先で笑う
どちらの岸にも辿りつけないもの

うるら

うるり

降り注ぐ
乳白 ....
サク ラ サク

たわわな薄紅色も
頬を撫でる花風も
輪郭が和らいだ街の影も
去年とは変わらないけれど

わずかなためらいと一緒に
飲み干した酒の味は
去年とは違う

サクサ ....
呼んでいるのは誰?
ロマンスの予感に震えては
言葉にできない思いに
微妙に心は揺れ続けている

*

よーいどん!
ロケットみたいに飛び出そう
幸運は思いがけずやって来る
ビリケン ....
君のこと愛しているよ
って
叫べるほどに誰かを愛したことあったのかな





おとこの子
男のひとを「きみ」って呼ぶ

私に似合わないのは判っているけど
敢えて、そう呼んで ....
気になる

と いうことは

まだ 
心 が
残っている と
いうことなのだろうか

深夜まで
足跡を読む

理解しきれない
文字たち

脳裏に残る
モノクロの横顔
 ....
私の夢は
詩人になること
詩を書いて本にすること

今よりも
謙虚さと
忍耐を持って
おおらかに
豊に生きること

何事も
前向きで
融通性のある人でいること
物事にこだわら ....
夢はまだ
手の届く
ところに
あるでしょうか
わたしのそばに
そして
あなたのそばに
 棚が倒れて割れた窓ガラスや試験管
 フラスコやビーカーが床に散乱している
 海水に浸された真綿が入るシャーレが傾いて静まっている
 実験室の椅子にすわるかれの顔をおぼえていない
 ....
コーヒ−カップの底で
四角い哲学者が
溺れながら
プラトン的愛について
考察している

僕が
スプーンでかき混ぜると
永遠を
ひと時が飲み込んで
一行の詩が
生まれた
くされ縁
「好き」も「嫌い」も
紙一重


離れても
磁力みたいね
くっつく{ルビ様=さま}


ライバルか
 敵か味方か
切れぬ糸
ぼくのともだちはだれ


そんな行き場のない想いを
僕はいつも紙ヒコーキにして飛ばしてた
着地する場所も受け取る人もなかったけど

小学校の校庭のつき山から
中学校の木造校舎の二階 ....
いろいろなものを
誰よりも多く掴もうとして
硬くなってしまった
てのひらの
欲張りな力を
少しずつ緩めてみよう

うっかり掴み損ねたものは
そのまま放っておけばいい
本当に必要な ....
宇宙式の貨物船にのって
オールトの雲のなかを航海している
太陽から1.47光年離れても
まだお前の重力圏内にいる

まったく、すごいやつだよ
お前ってやつは

RC2052年18月03 ....
カラスと
クロツグミの子

君は
何を思っていたのか
自分の国の政府に対して
疑問を感じていた

目立ちたいのか
他人よりも上でいたいのか

なぜ
強がるのか
威張るのか
 ....
季節外れの白い落下傘
寂しがり屋が落ちてきた
懐に六花が染み込む

透き通った空なのに
心の突っかかりに似ている
治る手立ては無限対数か刹那か

閃光は何時でも下ごしらえ
落とし所は ....
人が行き交う
言葉の波が漂う
お金が交差する
ここもある意味 町だ 息をしている

ヒューマンウォッチング
例えば大阪伊丹行
出発2時間前 搭乗予定客はもうStandby
落ち着かぬ待 ....
嬉しさを思い出させる鈴の音
楽しさを思い出させる鈴の音
優しさを思い出させる鈴の音

疎ましさを忘れさせる鈴の音
妬ましさを忘れさせる鈴の音
厭らしさを忘れさせる鈴の音

微笑みの国か ....
遙か空の上で泳いでる君を
地上に立つ僕は寂しいなんて思わない
だって白い大地が映してくれるもの
鏡の中の君が本当の君でなくても

息継ぎなしで一気にターンする君は
ワールドレコードを狙うか ....
その泡は未来を保証するものではなく
ただ覚悟を映すもので

眠りから覚めたとき
えがいた夢から突き飛ばされた

触れられぬ茨に
落ちた涙は意味をなさない

溶けるまぼろしは
 ....
緩やかに
時は
さみしさと
むかいあいながら
深呼吸する
面倒なことがたくさんあるから
逃げられないから
向きあって言い訳を考えている。

嘘にならないように。

逃げたくないから逃げ道を探してる。

そんな作業も昔に比べれば慣れたのかな。
 ....
ふっと一息 TVのスイッチを点けた
震災関連のニュースを眺めてた

ある震災経験者の男性のメッセージが流れた
『もうこれ以上頑張らなくていいんだよ 甘えてください』
これ以上ない最大限のエー ....
一念発起とがんばってみるのは
容易いけれど
がんばり続けることは
なぜか難しい




それって三日坊主

だよね

悔いてはみるのだけど
いつだって
他のひとの視線が気 ....
曇り空の夕陽は
やけに朱色の粉っぽくて
窓から見える景色が
変にくすんでいます。
日がな一日床に入って
分かりもしない本を読んだり、
他人の不幸の報道を
リバイサンから御裾分けしてもらっ ....
ルクトさんの住む家
から見える
パッチワーク的な畑
風が吹いている
鳥も二、三羽

屋根は赤い色
瞳は茶色
たまにやっている
散歩など

太陽がどちらへ沈むか
月がどこからひょ ....
 
愛ってやつは

○だったり□だったり、ときに△だったり

そんなもんだろ、なぁ



 
ママからのキャラメル
約束事のご褒美
離れても ほのかな香りが彼を包む
遥か彼方の堅い約束
指切りした思い出
今だに溶けずに残っている



細い瞳に淡い空が映る
この円(つぶら ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19149)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
桜前線ははるか- 乱太郎自由詩15*11-4-11
いのち- 吉岡ペペ ...自由詩311-4-10
発音法- kawa自由詩411-4-9
ふるら- nonya自由詩15*11-4-9
サク_ラ_サク- nonya自由詩12*11-4-5
喜び- 未有花自由詩9*11-4-5
咲く花のひと- 恋月 ぴ ...自由詩21*11-4-4
気になる- 森の猫自由詩10*11-4-4
私の夢- そよ風さ ...自由詩6*11-4-3
心ノート- はなもと ...自由詩711-4-2
廃校に立つ未来の子どもたちに- 石川敬大自由詩19*11-4-2
哲学- 乱太郎携帯写真+ ...17*11-4-1
NS極のように- Wasabi 川柳311-3-30
かみひこうき- ささやま ...自由詩4*11-3-30
てのひら- nonya自由詩17*11-3-29
オールトの雲をぬけて- たま自由詩16*11-3-29
ドルフに捧げる詩- そよ風さ ...自由詩4*11-3-27
風花- subaru★自由詩4*11-3-26
羽田空港第2ターミナル- subaru★自由詩5*11-3-25
君影草- subaru★自由詩3*11-3-25
天空の鏡- subaru★自由詩5*11-3-23
お伽話- 一酸化炭 ...自由詩5*11-3-23
願い- はなもと ...自由詩7*11-3-22
車窓- まきちぇ ...自由詩111-3-22
がんばらなくていい- subaru★自由詩5*11-3-22
がんばるもんのひと- 恋月 ぴ ...自由詩25*11-3-21
一日の終わりのエイリアン- ……とあ ...自由詩17*11-3-21
ルクトさん- ふるる自由詩10*11-3-21
愛ってやつは- 殿上 童自由詩16*11-3-20
- subaru★自由詩4*11-3-19

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