君の心は黄緑色なので
僕のようなオレンジ色の心とは
似合わない
もともと黄色は同じだったのに
どこでどうしたのか
君は緑と
僕は赤と
混ざっていった

もう黄色をいくら混ぜたとしても ....
我が家には
幼馴染の家蜘蛛がいる
子供の頃から一緒なので
年齢は私よりも年上なのだろうが
1.5cmの小さな蜘蛛だ
気が向けば晩酌くらいはする
私と蜘蛛はそんな仲だ


『夜雪酒』
 ....
ごめんね・・・

あなたは私を大切にしてくれた
私を好きになってくれた
私を大事にしてくれた
私に想い出をくれた

私はあなたに何が出来ましたか??
私の愛はあなたに伝わりましたか?? ....
この先が見たくて
ここを越えて新しい
世界や自分が見たくて
わたしはことばがきらいです

おもったことをいえないからです
つたわらないからです


すき、あいしてる、たいせつ
ぜんぶまやかしのようでした
すぐにしゅうせいできるからです
 ....
#71

 ありきたりな憂鬱に
 絶望なんていうおおげさな名前をつけて
 誰も見たことがないペットみたいに
 かわいがって育ててんだろ
 そんなのどこでも売ってるぜ



#72
 ....

白い風が吹く
冷たいがゆえに
人は温もりを感じ
人に温もりを伝える


緑の風が吹く
新しいがゆえに
人は命の尊さを感じ
人に命の尊さを伝える


青い風が吹く
活 ....
 詩と詩論
〔序〕
 27のとき詩人になりたいと思い立った。その頃小説も短歌も翻訳もやっていたが、最もなりたかったのが詩を書く人であつた。詩を熱心に読むことが好きだつたせいでもあろう。
 大学へ ....
蒼く染まった心が ね
時々紅く点滅して ね

泣きじゃくる

幼い子供のように
わけもなく

夜の帳の中で ね
あなたが抱きしめてくれて ね

点滅した赤が ね
ゆっくり蒼に戻 ....
あやおかしな男とはいるもので
月水金になりゃ
どっかに行っちまう野郎がおりまして

火木、土日は
わたしの寝床で
愛を囁くんですが
他日は何処へか行くんですよ

ある日 ....
君は気付いてた?

プライドがとても高い君は
いつでも僕の右斜め前
その半歩先を歩いているね
そこが君の指定席のように

表情を伺ってばかりの僕は
いつでも君の左斜め後ろ
その半歩後 ....
とってのこわれたカッター
囲まれたからおとなしく
折れたら折れた先で
汚れていく
自分と自分以外の事

時々 ねだるように
捨てられないだろうと
机の隅で 灯りから
はみでる

 ....
僕が握っている
ボールペンの
インクの中に
君が詰まっていたらいいのに

朝ごはん食べる
フルーツヨーグルトの
フルーツといっしょに
君が混ざっていたらいいのに

にゃんが時々つか ....
鍵をかけましょう
心の扉に

誰も入って来ないように


ノックしても無駄ですよ
私には届きませんから
無理に開けようとするのも止めて下さい
壊れてしまいますから

誰にも会いた ....
真夜中の鳥が鳴く薄汚れた館で
誰かが歌を歌っている
それは私を{ルビ誘=いざな}うような
甘く悲しい声

その声に導かれるまま扉を開くと
どこまでも深い青が広がっていた
闇夜は海のように ....
目の見えない人が歩く 
前にいる友の背中に手をあてて 

目の見える僕も歩く 
いつも前にいる 風の背中 に手をあてて 

そうでもしないと 

ささいなことで気ばかり{ルビ焦=あせ} ....
呆然としているだけで流れていくものを時と呼ぶな。わたしたちの
いちばん大きな乗り物は、生まれてきたときの速度を保とうとして
いるだけで、あなたの生き方とは関係がない。冒険せよ勇気を持っ
て自らの ....
あなたは計量スプーンの使い方は知っている?
ただ ただ これですくえばいいだけではないのよ

液体と固体とでは 使い方が違ってくるのよ

たとえば{ルビ味醂=みりん}のような液体のときは
 ....
なんでかねェ
止められへんもんてあるんやねェ
唖っという間のことで
なんや悲しむ暇もありゃせんわ
痛かったやろねていうても
苦しかったやろねっていうても
後の祭りっちゅうのはこ ....
誤解していた

満たされたはずの 海が
遠くひいていくような
それは

あなたの意味が乾いていく

雑踏の中で
あるいは
読みかけの本 
ぱたんと 閉じて

私の中にある
 ....
蜂蜜のような青さで、と誰かが言ったので何となく納得した。最近は何となく納得することが多い。空は蜂蜜のような青さでとろりとろりと甘いもの好きな子供たちを誘うのだそうだ。それから耳。耳たぶが際限なく広がっ .... 散文的であるかも知れない
晴れ間を見つける
こころはいつも


古くはならない
あたらしくもならない
それが空なら
繰り返すものごとに
少しだけ優しくなれそうな
そんな気が ....
ランドセルから鉄屑をまき散らし
小学生たちが歩いていく
賞味期限が切れて
生温くなった答案用紙を
噛み砕きながら
テレビで見るホームレスも
ここにはいない
家がなければ居てはいけない
 ....
氷花咲いて 冷たく

紫色の唇噛んで

凍える手に息を吹きかける

冬の寒さ今は遠く遡る過去

ねむの木そっと

紫の綿毛咲かせ

触れる指先震える葉

夏の暑さ少し緩んで ....
一人部屋

並んだワインのボトルを眺めては

まだ来ぬ春にため息をつき

一人寂しく

冷たい寝床につく
冬だというのに
雨が降っている
朝 春のような佇まいに
白い木瓜が満開だ

咲き始めた紅梅の向こうに
なにもかにも霞んで見える

水を下さい いや 水を買ってください
水売り ....
あなたの隣で

あなたが想うヒトの事を想ってみた

あなたは彼女の

どこに惹かれたんだろうか

思いつくところがたくさんあって

また少し悲しくなった

手を伸ばせば

 ....
100億円でタイムマシンを売ってやる
偉そうに未来人が語りかけてきた
もちろん丁重にお断りした

生きた恐竜を見てみたいし、
地球の誕生を見てみたいけど
人生をやり直そうとは思わない

 ....
夕暮れの残照に透きとおる
樹々の枝葉のように拡がった
私の末梢
手のひらの静脈
幾度となく
訪問する季節を測り
文字にして書き写し
そしてこの夜の連なりへ
伸ばされた白い片腕から
一 ....
聖なる夜に 僕らは激しく求め合うのさ

解放を叫んで 子宮を求めて過激に絡み合うのさ




自由を叫んで 聖人も 徳高き大人も 冒してしまえ!

この窮屈な闇を 叡智な核兵器で破壊 ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19150)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
君の心は黄緑色- ぽえむ君自由詩15*07-1-23
夜雪酒- 蒸発王自由詩8*07-1-23
ごめんね- 翠茜自由詩207-1-23
勇気- OLGA携帯写真+ ...10*07-1-23
ことば+α- 李恵自由詩6+*07-1-23
フラグメンツ(リプライズ)_#71〜80- 大覚アキ ...自由詩15*07-1-23
四季の風が吹く- ぽえむ君自由詩8*07-1-23
詩と詩論(その一)- 生田 稔散文(批評 ...16*07-1-23
夜蒼幻想- 彌月自由詩10*07-1-23
兼業恋人- なかがわ ...自由詩8*07-1-23
君は気付いてた?- し ん自由詩7*07-1-23
こわれたカッター- 砂木自由詩11*07-1-22
蜜柑- とうどう ...自由詩18*07-1-22
魔物- 優飛自由詩8*07-1-22
輪廻- 未有花自由詩11*07-1-22
風の背中- 服部 剛自由詩12*07-1-22
踊るとすれば輪舞、できれば砂漠の真ん中で- たりぽん ...自由詩15*07-1-22
計量スプーンと法律と_おいしい料理と理想の社会- 相良ゆう自由詩8*07-1-22
ステージ4- なかがわ ...自由詩5*07-1-22
アルピノ- umineko自由詩14*07-1-21
白い大きな樹- ふるる自由詩18*07-1-21
空のしるべ- 千波 一 ...自由詩28*07-1-21
制度(街)- たもつ自由詩1507-1-21
氷花_〜こおりばな〜- 彌月自由詩7*07-1-21
ワイン- DirectConnec ...自由詩8*07-1-21
みずうり- あおば自由詩10*07-1-21
独り言- yoshi自由詩7*07-1-21
タイムマシン- 1486 106自由詩4*07-1-21
忘却について- 和泉 輪自由詩1507-1-21
精なる行為- 南 翔自由詩3*07-1-21

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597 598 599 600 601 602 603 604 605 606 607 608 609 610 611 612 613 614 615 616 617 618 619 620 621 622 623 624 625 626 627 628 629 630 631 632 633 634 635 636 637 638 639