冬枯れの
枝の指より
こぼれ見る

白い半月
心 温め
ねえ
もうちょっと
ゆっくり

もうちょっと
待って

あの雲は
あなたとわたしみたい
燃えておりました

街は真っ赤に燃えておりました



ぼくは、ぼんやりとテレビの前で
その光景をながめておりました

電気はつながっていました

すぐ横には、
割れたガラスの ....
淋しくても
つらくても
私は泣かない

私の気持ちは
今は
伝わらないかも

でも
あきらめず
いつかは
届くことを
信じます

口に
出しては
言えないほどの
たく ....
がんばらなくていい
あせることもないし
いそぐこともないよ

あなたは
あなたらしく
無理をしないで
できるだけのことを
すればいい

マイペースで
いいから
ゆっくりでいいか ....
光への憧れだけが

ただ ただ つよく

僕らは手をのばす
この先
止まれ、

境界線を

少しでも
近づけて
いけるように

ゆっくり
ゆっくり
二回目のテスト結果を信じます 


天然度百パーセントを吹聴す 


吉の日に占いサイトで過ごしてる 


Bっぽくないわたくしの父は誰 


双子らと占星術の因果律 

 ....
いくら落ち目のわたしだからって
何でこんな仕事しなきゃいけないのかな
数人のテレビクルーを引き連れて
どれだけ歩いてきたんだろう

雲の上を歩かされるなんて思ってもみなかった

富士山の ....
さようなら、の向こうで
夢、夢の花が揺れる
その花びらの裏側で
思い出が溜め息をつく

生きて行くことは
分かれ道の連なり
傍らをゆく風さえ
その地図を知らない

今日にうたえば
 ....
若草いろが
大地を覆う

もうすぐ春

待つ春の
やわらかな命の上を
そろりそろりと歩く
とてつもない不安
根拠なき恐怖
底なしの悲しみ

精神病棟の閉鎖部屋にいても

あたしを支えてくれたのは
音楽だった

縋りついて
それこそ命綱
なければ死んでいただろう

 ....
かみさま って
ひらがなで書くのは反則だ
世界 ってやつをひっぱり出すのも
ルール違反ってことにしよう

そこから
おれたちはまず
書きはじめなくてはならない

雨上がりの
濡れた ....
使い古されたピアノが一台
早朝の小さな港から
出航する

ピアノの幅、奥行、高さ
しかもたないのに
言い訳をすることなく
ただ外海を目指していく

誰もが自分自身のことを語りたがる
 ....
雪が降っている
ゆっくりと
確実に
地面に
森に
山に
田畑に
人に
犬に
家々に
音も静かに
きちんと降りてくる



そんな様を見ている

景色が
無音の白にな ....
お願いだよお願いだよ
口には出せない思いって
本当に在るんだ
世間から迫害されちゃって
もう誰も
僕の言う事を信じは
しない――

あれから僕は胸が軋んで
悪夢に魘されて
彼さえ居 ....
どんなに荒れ狂っても
静けさを壊すことはできない

どんな爆音も
静けさの中にあってこそ鳴り響くもの


指で耳をふさぐと
聴こえてくるものは なに


流れやまない肉体のせせら ....
昔、
浜辺に白紙が漂着した。
それは昨日、
ぼくが君に貸した
本の一ページだった。
文字はおろかシミさえ無くなっていて、
大海で起こりうる時間の消失を
実証するのに充分だった。もしくは、 ....
闇の中を漕ぎだしていた
引きよせるのは
奈落からのとろりとした旋律


あらがわず
身をゆだねることの心地良さ
どよんとした
澱に堕ちていく意識
にぎった櫂がゆっくり波紋を描く

 ....
おしゃれして
お化粧もして

道に
寝転がってるの

見上げる空は
斜めで

誰か
あたしを
拾ってくれないかな
そこは 小さな駅で
ときどき SLも通る駅で
小さな改札口の前には
電車を待つ人のために
素朴な木のベンチがあります

ベンチと改札口の間は
すぐ近くにある大きな駅に行く人の
通り道に ....
いつの間に
薄い緑が
大地を覆う

春を待つ

モノクロームの
冬を抜けて
まるで
学額縁のように
天窓から
月が見えた

わたしの病室に
やわらかな光を
射し込んで

わたしは
月に手を伸ばす
届かないと
知っているから
毛を刈るために羊を飼うことを
今、どのくらいの人が思い出せるだろう
つやつや光る糞の転がる野原

綿が種を抱いてはじけるさまを
今、どのくらいの人が知っているだろう
大きな花と土と肥料の匂 ....
落ち込んだとき
泣きそうなとき
励ましてくれた あなたが好き

哀しいとき
嬉しいとき
じっと話に耳を傾ける あなたが好き

二人でならこえてゆける
ハードルってあるね
ひとりでは ....
うつ、という言葉が好きではありません

その言葉で
ああ、自分は、そううつというヤツなのだ、
と思えば
すこし、居場所をあたえられたような気にもなりますが
なんだか、その言葉ひとつで
自 ....
あなただけが、俺を解除してくれる。













昼間は無理みたいなんだ。夜しか、集中できない。昼間は敏感になってしまっている聴覚のせいで邪魔が入り、人 ....
言葉でうまく紡げない夜を
上手に{ルビ梳=と}かしてくれ
海を幽かに織り込んだ
雪にもなれない
中途半端な雨風が
並ばなかったピースを
山のふもとに吹いてゆくから

  こんな夜でも
 ....
目に見えるものには私が見えている 見えないものに見られていたい



夢の中で君が泣きやまないことを遅刻の言い訳にした月曜日



大吉の籤に埋もれて死んでみる あ なん だやっぱり生 ....
キン、と手が凍る夜
決まって裸の木になって
斑になった空の隙間に
貴方を探し始めます。


「いらっしゃいますか、まだそこに」


三日月が私に笑顔を向けて
安堵したのは数日、{ル ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19149)
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