{引用=薔薇よ薔薇
私の体を養分に美しい花を咲かせておくれ}

あの人は行ってしまった
私の手の届かないところへ

ひとり取り残された私は希望さえ失くしてしまった
絶望という名の牢獄に囚 ....
{画像=120507061533.jpg}

ねぇ 深呼吸したら 風の色が変わったよ
眠っていた サナギが目覚め始めた 
わたしを揺り動かす うねるような焦燥感

何か 新しいモノを求め ....
あなたが道で転んで 泣いていたとしても
その痛みは 誰にも分からない
大丈夫? と声を掛ける人がいたとしても
ホントのところ その痛みは本人にしか分からない

自分のモノサシで 他人の痛みは ....
{画像=120506235631.jpg}


きらきら光る
硝子の破片
きらきら光る
小川のせせらぎ


寂しく独りで
光っている


きらきら
きらきら
光っている
 ....
塩谷瞬のことなら

みんな正しいことを言えるのに

これからの日本のこととなると

そうでもなくなる


この国のデザインがしっかりしていなきゃ

産業やエネルギー、災害や人口減 ....
電車の真ん中で
子供がはなしていた
たちあがって
家族の真ん中で

みなは
耳だけいかしながら
きいていた
からだじゅうから
ききほれていた

キリストのように
子供は
予言 ....
そろそろ満月かしら
既に満ちてるかしら
 ふくよかなラインに間違いはないわ

激昂 目に触るのよね 子宮にかしら 触るのよ とにかく 激昂は

コペルニクス窪み そこには金粉が波紋してるわ ....
君は右手の人差し指を空に挿し
微笑みながら僕を睨む
一行の眼差し

二行目の僕は
圧倒されて黙り込んでしまった

覚えてないの
私のこと
怒りの女神は叫ぶ
私の名を思い出しなさ ....
ああ 俺の態度は冷たかったかもしれない
だけど しかたがないだろ
君の愛が 本物だったなんて 分かるはずもなかった

そこいらじゅうに まがい物の宝石が光ってるんだ
騙されることに 誰もが慣 ....
その空行を「空白」に化けさせているのは
誰でもない自分自身だと
言い切らない
いや
言い切れない
いや
言い切りたくない
ということにしてお(老)いた。

去年か一昨年に見えた、突然 ....
ダーウィンはロンドン動物園の小さなジェニーがお気に入り
彼女は言葉を理解しおやつをおねだりし公爵夫人に自分の可愛いドレスを
見せびらかしたり本当に人間の子供のようだった

1832年にビーグル ....
ななめの線は おめめ
口が にっこり
点は よだれ
いや 指って事で

心 って
にっこりマークみたい

コンロの上に鍋があって
コトコトと

音 って
お料理しているみたい
 ....
美しい指を
持つものがおりました
絶望の夜
静かに瞬く
光と光をつなげて
星座をつくりました

美しい指を
持つものがおりました
歓喜の朝
深く広がる
闇と闇をつなげて
瞳をつ ....
目覚め 
悪意が芽生える その刹那

化粧 
七色の砂嵐は旅人の死を覆い隠す 

時は
ナイフのように刻みまた削る 皺を 記憶を
残された心拍数を

図書館で
昼過ぎまで文字たち ....
ただよう空気のようにここにいる
今の自分はただそれだけだった

決まり事に疑い持たず信じてきた
自分で考える事をしなかった
疑問を持とうとすると
何もかも驚く事ばかり

見えない何かが ....
久しぶりに触る鍵盤
升目のような 音の間に
重たい身を沈めよう

きっと
誰にでも
この譜面のように運命が
用意されているのだし、

それを辿って 生きれば
キモチ ....
二日目のパジャマに 流行の柔軟剤が負けてゆく

水を足しすぎた絵の具のように

生身の柑橘の香りを手に残しながら

髪をとく 水彩画に映る自画像の鏡

 床に就く 忘れ去られた ラベン ....
磨かれた空に足跡つけていくいたずら小僧のような雲たち

なんにでもなれる人がやわらかく五月の樹々の若葉となって

この指をアンテナとして建てました心のスイッチ押して下さい

まなこから鱗は ....
君が おしえてあげて
君が 得た点から天を
   手あてが必要なあの子に

君が おしえてあげて
君が 転がしたあたたかい心の在りかを
   痛々しく素直が眠るあの子に

君が おしえ ....
    
過ぎさった苦しみを
時々 舌の先で転がして
ピリッと刺すような
痛みを味わう

血の味は嫌いじゃないんです

この痛みが
私の静脈を流れていく
悲しみが青い血管に滴る
 ....
いくつもの
肥え太った想いが
出口に殺到して
立ち往生している

よこしまで
メタボリックな想いが
喉の奥でせめぎ合って
脂汗をかいている

バイパスを回り込んだ
耳障りの良 ....
お爺さんが訪ねてきた

孫に会いに私を訪ねてきた
しかしお爺ちゃんっ子だった
私の祖父はもうだいぶ前に死んでいる

今自分がどこに住んでいるかも伝えないなんて
随分ひどい話だなぁと
当 ....
心がからっぽになった気がして
あわててひっくりかえしてみた
ぱらぱらこぼれた今日から
太陽の匂いがした


少しすくって空にぬった
明日が生えてきますようにと
おほしさまの間に
しず ....
野良猫が生垣から顔を出して
じっとこっちを見ている

  /かけとび
  あやとび/
  /ステップとび

去年はできなくて癇癪を起していた
ふふふ、まあ頑張れよコワッパ と思った ....
ぼくたちはことばの国のたびびと
遥かな源流から
ひとひらの花びらが流れてきてそれは
あらたななまえを与えられて言葉となる

ぼくたちは森を抜け荒れ野を辿り
大地から漏れ出た溶岩流に閉じ込め ....
硬い言葉はとんとわかりません

あたしがふにゃリと笑うと

ふざけてると叱られる

人はことばに操られ言葉に縛られる

自由が奔放にきりかわる

社会人なのだから

あだしが。 ....
他者の背中を見るように
自分の背中を見ることはできない

他者の背中を見送るように
自分の背中も見送られ

雨あがり
洗濯したばかりの
地球の匂いに包まれる午後

無風、時々背中
 ....
頑張りすぎないでいいよ

もうじゅうぶん頑張ってるから

休みながら出来ないことは飛ばしていこう

そうしてゆっくり歩いていこうよ

子供の時間は今しかないよ

楽しいことだけたく ....
大惨事が起こるその瞬間
世界は目を閉じる
そして
後からくる絶叫の前に
世界は耳を閉ざす

やがて
時間という距離を経て
世界はそれを歴史と呼び
記念碑を建て記念日を定める
見もし ....
世界が揺れはじめる
そして
ぼくたちは
気づくのだ

ここが
氷山で
わずかに海面から
突き出した
ほんの一角にすぎないことに

世界が揺れはじめる
そして
ぼくたちは
知 ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19150)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
いばら姫- 未有花自由詩13*12-5-7
【_Let's_Try_】- 泡沫恋歌自由詩11*12-5-7
【_痛み_】- 泡沫恋歌自由詩6*12-5-7
硝子の破片_/_きらきら光る- beebee自由詩25*12-5-6
この国のデザイン- 吉岡ペペ ...自由詩712-5-6
ちいさな予言者- 朧月自由詩512-5-6
激昂の谷間- 朝焼彩茜 ...自由詩7+*12-5-6
タイトルと名前で何行?- 乱太郎自由詩22*12-5-6
ハーレクイン- まーつん自由詩8*12-5-6
空白が種を結ぶ、その日まで- yuugao自由詩412-5-6
ダーウィンの愛したオランウータン- 梅昆布茶自由詩1812-5-6
かわいい絵_- 砂木自由詩15*12-5-6
美しい指- そらの珊 ...自由詩9*12-5-6
毒の香水- ただのみ ...自由詩13*12-5-6
丸くおさめて- 加藤自由詩612-5-5
意固地なピアノマン- 御笠川マ ...自由詩412-5-4
二日目のパジャマ- 朝焼彩茜 ...自由詩5*12-5-4
離岸流- そらの珊 ...短歌712-5-4
君が_おしえてあげて- 朝焼彩茜 ...自由詩2*12-5-4
【_静脈_】- 泡沫恋歌自由詩11*12-5-4
おしゃべり- nonya自由詩23*12-5-4
お爺さんはお爺さん- 灰泥軽茶自由詩8*12-5-4
あしたの種- 朧月自由詩1012-5-3
なわ跳び- 壮佑自由詩28+*12-5-3
言葉の旅人- 梅昆布茶自由詩1812-5-3
ふにゃり- じじ自由詩11*12-5-3
晴れ、時々背中- そらの珊 ...自由詩17*12-5-3
思い- 桜 歩美自由詩6*12-5-2
遠く逆光を浴びた背中からは- ただのみ ...自由詩11*12-5-2
アイスバーグ- そらの珊 ...自由詩812-5-2

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495 496 497 498 499 500 501 502 503 504 505 506 507 508 509 510 511 512 513 514 515 516 517 518 519 520 521 522 523 524 525 526 527 528 529 530 531 532 533 534 535 536 537 538 539 540 541 542 543 544 545 546 547 548 549 550 551 552 553 554 555 556 557 558 559 560 561 562 563 564 565 566 567 568 569 570 571 572 573 574 575 576 577 578 579 580 581 582 583 584 585 586 587 588 589 590 591 592 593 594 595 596 597 598 599 600 601 602 603 604 605 606 607 608 609 610 611 612 613 614 615 616 617 618 619 620 621 622 623 624 625 626 627 628 629 630 631 632 633 634 635 636 637 638 639