今朝もお寒いですね

いつものあいさつに笑みが見えかくれ

春に、また一歩



 
螺鈿細工は複雑な表面構造が生んだ
いくつもの光が干渉して美しく輝く

池に落ちるいくつもの雨粒の波紋は複雑に
ぶつかり合い互いに干渉して広がり解け合う

この世は複雑に絡み合い
干渉 ....
昨日までの自分が仰向けに倒れている
わたしを見つめて
ワタシが言う

「踏み拉き進んで行け
 過ぎ去ったものは階段だ
 額ずくな 口づけするな……」

そっと足をおろす 
枯葉を踏む ....
あなたの顏は時計のよう
ただ『今』を確かめたくて
     見つめてしまう

過ぎ去った時間 ……もう……
残された時間 ……もう……

いたたまれなくて目を逸らし
気がつけばまた
 ....
もうカーテンは暖かいよ

朝の日差しは
ひっきりなしにカーテンを暖めてるから
カーテンは暖かいよ

カーテンをさわってごらん
とっても暖かいから

暖かいカーテンは
冷たい指に ....
シッポを切って逃げる
簡単…でも必死

自発的な変化
エントロピーは常に増大する
生き延びるのだから場合の数は増える…
当たり前のこと

こわい夢/現実から
すんでのところで逃げ出せ ....
「とりあえず」
春の月恋失ってアド削除


「スマフォも」
四月から平日六時カシオ鳴る


「8%」
遠足のおやつの予算税抜きで
どうしたら高く上がるかですか

風を読むことです
どんな風が 
どのようにふいているか
知ることです

人の顔色をうかがう風には
誠意がありません
風に乗って
高く上持ち上げら ....
昨晩コンビニで釣銭の小銭を寄付をした時
店員さんに「ありがとうございます。」と言われて
少し気分が良くなった
この気持ち一体なんだ




もし
僕が宝くじが当たって何億円も手に入れ ....
目ェ凝らすと
吹雪のなかサ
色んた色した人たちが
手ェあげておどってらった

赤ェの青白ェの、黄色いの
さまざまな手やら足が
終わりの雪のなか
ヒラリヒラリとおどってらった

あぁ ....
草木萌動
そうもくめばえいずる


厳しい季節を越えて
蓄えられてきた力が
和らぎ始めた光と風の中へ
堪え切れずにはみ出す

樹皮を突き破って
凍土を持ち上げて
命のベクトル ....
 1

目を瞑って
灰の砂漠を
食べていると 
こころは徐々に
ひからびて 
ちっぽけな
雲塊になって 
コトコト笑う
鳥の頭蓋に
埋め込まれる 

鳥のくさめ
いや、くし ....
鳥の姿の失せた空には
鳥のかたちの欠落がある

影が消え
言葉は失われても
羽ばたいてゆく記憶が
風車をまわす

失われた鳥の形の
風が舞う


私は
声を出せるだろうか
 ....
十一月の鐘が実を落とし
朱色の音符を齧る
冬になる前の夕焼けの子守歌

もういいかい
紅潮した頬がさらに赤みを増したのは
母に贈る感謝への気恥ずかしさ

渋くはないよね
不安げが ....
中二階の六畳間で
タンスの上の黒猫が奇妙なことをする。
長い舌を出しながら
タンスの上を転げ回るのだ。
そして突然畳の上に下りてきて
俺の目の前で長い舌を出し入れする
じっと俺の目を見つめ ....
 ああ、
 いまいましい

 言葉を捨てようとして
 夕暮れ時の河原に立って
 何度も、何度も投げつけた

 波打つ水面に
 沈みゆく太陽に

 それでも、
 掌を広げてみると
 ....
春色のセーターをほどく
うねに添って並ぶ
小さな毛糸の環が
現れては消え
現れては消え
優しく解体されながら
終点に向かう

逆回転を奏でる音楽のように
くぐっては消え
くぐっては ....
あいさつも そこそこに
そうぞうぶつ ふえつづけ にげるように
ここに たどりついた

あまいろに つやめくとびらのむこうは あめいろ
つくえに みな ほおづえを つき
 ....
「サクラサクカモ」と怪しい言葉あり 私の春は
淋しさを引きずっている
軒下に忘れられた草履は
雨に濡れたまま

旅は何を残しただろうか
心の破片を握り締めた時の
右手のひらについた傷
流れた血は土が吸った

白樺の林 ....
人生が変わってゆく進んでゆく うまい具合に巧みに
護衛兵も連れ添って

一人で生きない 同じ空気の繋がる空の入り口
一人で生きない 両手を捧げる胸張る花満ちる

瞬く間に置いてゆかれない生 ....
昨日三月五日をもちまして 雛祭り企画を 終了しました。

該当の詩は 約50作品。
ご投句をしてくださった方 お祭りへの協力ありがとうございます。おかげさまで
そこに寄せられた返歌 ....
  たましいだけに
  なったものたちが
  幾千もの
  透明な指になって
  舟に乗り
  たどりついた
  砂丘の上に
  さざなみのような
  じゅもんを描いてゆく

祈り ....
夜の間に降った雪で
季節は逆戻り

誰かに投げた言葉の礫
今朝の気分は吹きすさぶ

更新された背景
鳥籠の中で
冷たくなっていたインコ

突然
マグカップの持ち手が&#25445 ....
ドーナツがまずいカフェで
ドーナツがまずいで有名なカフェで

双葉ちゃんはアルバイトしている
双葉ちゃんはかわいい

カフェは今日も混んでいる
カフェは今日もドーナツが売れ残る

お ....
同じ様な微生物の働きでも
分解された有機物が
人間に有益であれば醗酵で
有益でなければ腐敗だなんて
いいかげんなもんだ

森の倒木は腐敗して土になる
これは人間にとって有益でないのか
 ....
いつのまにか信号が複眼

耳の中でおたまじゃくしを育ててる

春という字は〜三人の日と書いてもめた

なごり雪惜しまれるうちがはなと溶け

まさかおばあちゃんだったとは!

波平さ ....
雨を轢く車の音が
電話の呼び出し音の行間に
打ち寄せてくる

湿り気を帯びたルーチンワークは
未だ真綿に包まれた意識の中

縋りつくように盗み見る
スマホには温度の無い文字列と
 ....
晴れでも
雨でも
ころころころがす

かど取れて
かなは
ようよう丸くなる

わずらうことなく
かなは
ふくふく育つ

カナころがし
という
虫がいる
美学とは通りすがりの余韻です
うかんむり招くは窓に存在のひらかれたこころひとりふたり
日曜日尖った文字がほどけてくきみのあくびが伝染するの

もりのおくかくうのさかなレンアイのうみますたまご ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19150)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
また一歩- 殿上 童自由詩12*14-3-9
干渉- ichirou自由詩7*14-3-9
踏絵- ただのみ ...自由詩20*14-3-9
あなたの顔は- ただのみ ...自由詩12*14-3-8
もうカーテンは暖かいよ- ichirou自由詩17*14-3-8
トカゲ- 藤原絵理 ...自由詩6*14-3-8
とりあえず- もっぷ川柳314-3-8
凧2- イナエ自由詩10*14-3-8
優越感の優しさと劣等感のやさしさ- ichirou自由詩7*14-3-8
春の祭- フユナ自由詩19*14-3-8
草木萌動- nonya自由詩20*14-3-7
遠く暗い街- 壮佑自由詩20*14-3-7
鳥の影- Lucy自由詩26*14-3-7
- 乱太郎自由詩20*14-3-7
中二階の黒猫- ……とあ ...自由詩18*14-3-7
光と、沈黙- まーつん自由詩8*14-3-7
再び生きる- そらの珊 ...自由詩17*14-3-7
はる- るるりら自由詩12+*14-3-7
サクラ- もっぷ川柳314-3-7
- 山部 佳自由詩814-3-6
一人÷二人駆ける三人=一人の人間- 朝焼彩茜 ...自由詩10*14-3-6
★三月三日雛祭り企画_終了のおしらせ★- るるりら散文(批評 ...4+14-3-6
ゴーストライト- そらの珊 ...自由詩9*14-3-6
自覚- Lucy自由詩14*14-3-6
ドーナツがまずいカフェで- 左屋百色自由詩3*14-3-5
醗酵と腐敗- ichirou自由詩7*14-3-5
三月のカデンツァ(自由律)- そらの珊 ...俳句5*14-3-5
冷たい雨- nonya自由詩21*14-3-5
かなころがし- そらの珊 ...自由詩11*14-3-5
通りすがりの俳句トキドキ短歌たち - 阿ト理恵散文(批評 ...10*14-3-4

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