道の中を働く
小さな運送屋は
テロリストにはならない
いくら罪を掘っても
累積された女王の愛で



見慣れない空から
チラリズム
手紙が届く
忙しい時間帯に
類型の物語は ....
私という人間の核である


“自分らしさ”“自分の生き方”と


悪病巣食う体との間で


激しく揺れ動く


“私”という命


           
       ....
あたしの言葉は
いつだって
足りないの

どんなに
伝えたくても
どんなに
隠したくても

ひとつも
上手くは
いかないから

壊れそうな言葉を
最後まで
自分の中に
置き去りにすると決めた

ただ
 ....
目標をひとつ。
目標に気を取られて
今を置き去り。
今 目標を決めなくてもいい。
歩きながら決めたらいい。
止まっていては
新しい景色は見えてこない
この心掴み取って差し出しましょう
透明なケースに入れて渡します
器は赤い薔薇の海に沈めてくれれば
全てを忘れられるでしょう

やり場のない感情を剣で切り裂いて
流した涙が滴り落ちて ....
 悲しいを隠したくて
 泣いてるのを隠したくって
 目をとじる
 ただ
 目を閉じる
 こころを とじる

 見えない世界は
 確かに美しくて
 悲しいほどきれいだけど
 
 君 ....
大人達に

後ろめたい気持ちが
あったのは 何故だろう

ちいさな わたしたちには
しゃがみ込めば
保育園脇の
沈丁花の繁みさえ
ひみつを 持ちあう
格好の 場所だった


 ....
今よりもっと
空が高くて
今よりもっと
砂の中に潜む星を
見つけるのが上手だった頃

四歳の幼さで
舌足らずな
Ich liebe dich.

ドイツ原産の弟と話す為に
ひとつ ....
少年は必死になって
学校から出された計算練習を
こなしていた
その数に何の意味があるのか
少年にとって関係のないことだった
この宿題を終わらせて
遊びに行くことの方が大切だった
仲間とと ....
あなたは歩けば誰もが振り向く
クラス一番の優等生なのに
どうしてこんな地味で冴えない
僕と一緒にいてくれるのかな?

背の高いバスケ部のキャプテンもいるし
成績トップの社長息子も ....
おやすみロボット
今日も一日ご苦労さま

朝におはようと言って
昼にこんにちはと言って
おやつの時間にお疲れさまと言って

おやすみロボット
お疲れ様ロボット

きっと ....
プレゼント用ですか?
って聞かれたそれ
ノーと答える勇気はない
 
綺麗に包まれた四角い箱は
自分用
 
無意味なラッピングを剥がす
自分で自分に
贈り物をしたみたいで
歯がゆい
 ....
 
 その瞳
 兎のように
 澄みわたり
 熱意の炎に
 包まれている
 
 
 泣き腫れた
 紅い瞳は
 痛いほど
 君の想いを
 表していた
 
悪い子は見つからないパパにもママにも見つからないぼくは悪い、






押し入れの中は宇宙だから漂う星たちは涙じゃない。



膝を抱えて星座に ....
マリー・ベル、君の殺意は、とってもとっても突き抜けている。
君によく懐いていたあの子を笑いながら首絞めて殺っちゃうなんて。
僕には、君の殺意が理解できないよ。
なんの感情もナシに、なんの理由もナ ....
思い描く言葉は
蓄積されて
脳の奥で、膝抱えてる


言いたい事って 何だっけ?
(知っては、いるのだけど)

伝えたい事って 何だっけ?
(分かっても、いるのだけど)



 ....
消えない過去に
見える今


信じた明日に
雲がかかり



大事なものを
失いかけた



花が枯れ
季節はめぐり


眠りについた
この心



 ....
陽射し
薄く引いたカーテンの隙間に漏らしてしまう
黄昏かけた感覚のようなもの
軽く息継ぎをするだけで
空に届きそうになってしまう

力の限り今日を生きると
力の限り力が抜けてしまう
日 ....
とてもまじめに
ないこと と
たいけつしています

わたしなりに
いっぽもひかない
かまえです

でも
ないこと は
とてもみじめに
あわれっぽくて
なぐったり
ののしったり ....
女は天使を生み
女は悪魔を生み
神はただそれに
種を与えただけ

天使を生む女は
優しい微笑を称えて
絵画に収まる
悪魔を生む女は
火祭りにあげられるその姿を
キ ....
花びらたちが

月の光を独り占めして

降り注ぐ。

私は自然と顔が綻ぶ。
見たまえ、この格子状の麗しきラインを
これこそがメロンパンだよ。
我々はかつてヴイーナスを美の象徴として崇めた。
しかし歴史は変わった。
アフロディーテすら予測できなかった時代が
到来して ....
もはやこの世界は荒廃していて
私だけが正しいのだと
私が世界を正しく導くのだと
そんな狂い方をして
私は少年兵団を結成します

何百人もの美しい少年たちを
戦場に向かって行進させます
 ....
歪んだ愛が足下から絡み付いてゆく

傷付けない様に
丁寧に丁寧に
ゆっくりゆっくりと
巻き付いていく

あなたの足が動けなくなる

少しでも動くと
歪んだ愛が
あなたを傷付ける
 ....
   3月10日に歌った「巣立ちの歌」

   たくさんの泣き声の中、わたしは泣かずに最後まで歌った

   以来、あの歌がきこえると、涙ぐむわたしがいる

   すきな人を見た、最後の日 ....
はるは蝶とささやきあい
  なつには蝉とうたいあい
    あきはむしとなぐさめあい
      ふゆにはみみずと遊びあい
風とは笑顔でダンスしあい
 光とはすなおに握手しあい
  雨とは ....
私が歩く
貴方が歩く

私がとまる
貴方がとまる


どうしてかしら
同じ行動

涙を流して叫んでみても
届かないと思っていたのに

どうして貴方が悲しそうに
川を見ては佇 ....
目を閉じると
ざわざわとした瞼の光がある
生き死にとは関わりのない所で
夜に終わっている

大変な引力で
言葉が土に還っていく
無音とはそういったもので
雪でも降ったりするんだろうか
 ....
さてつじゃいやよ
 
ぜんぶ ぜんぶ
 
いっしょがいい
 
きみ と ぼく
 
たいきょくの
 
じしゃくになりたい
 
はなれたくない
 
はなれられない
 
とけ ....
窓硝子を挟んで
浅い春は霧雨に点在し
わたしに少しずつ朝が流れ込む

昨夜見た夢を
思い出そうと
胸を凝らしたら
微かに風景が揺れた

なかば迷子の眼で
周りを見渡 ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19149)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
みちている- 石田 圭 ...自由詩22*07-3-13
私という命- 愛穂未詩・独白407-3-13
模造- 和森朱希自由詩2*07-3-13
新しい景色- 美琴自由詩207-3-13
薔薇依存- AKiHiCo自由詩407-3-13
別れ- くるす.wh ...自由詩8*07-3-13
隠れ家_(Ajito)- Lucy.M.千 ...自由詩907-3-13
舌足らず- 士狼(銀)自由詩20*07-3-13
計算- ぽえむ君自由詩10*07-3-13
優等生- 1486 106自由詩6*07-3-13
無限ロボット- なかがわ ...自由詩3*07-3-13
にほい- 倉持 雛自由詩607-3-13
兎の瞳- 秋桜短歌6*07-3-13
「_押し入れの中は宇宙。_」- PULL.短歌13*07-3-13
マリー・ベル、君の殺意は、とってもとっても突き抜けている- うおくき ...未詩・独白307-3-13
意思表示- 山中 烏 ...自由詩3*07-3-13
- 蓮未自由詩4*07-3-13
光線- 霜天自由詩907-3-13
ないこと- こむ自由詩8*07-3-13
母となる女- なかがわ ...自由詩4*07-3-13
夜桜- 來稚自由詩4*07-3-12
メロンパンは語り尽くす- ブルース ...自由詩8*07-3-12
少年兵たち- 三条麗菜自由詩15*07-3-12
歪んだ愛- ツキミサ ...自由詩1*07-3-12
創書日和「歌」__3月の歌- 逢坂桜自由詩15*07-3-12
微吟(四)- 信天翁自由詩807-3-12
涙の後- 茉莉香自由詩5*07-3-12
その街/知られざる- 石田 圭 ...自由詩4207-3-12
じりょく- 倉持 雛自由詩707-3-12
朝の名前- 銀猫自由詩37+*07-3-12

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