キミの苦しむ顔が

見たくて

わざと選んだ炭酸水。

思惑が当たり

胸が苦しむ

昼休み。
今年にも春がきて
春を数えるときがやってきた
まずは春の色を数えたい
薄い黄緑や淡いピンク
あちらこちらにたくさん見える
暖かい風が揺らしてる
どれが一番似合う春の色だろう
春を見ている ....
実際、不思議だった

彼と話すのは恐ろしい

停滞を許さず、
見ないふりを続けた弱点を暴かれる

なのに
どこか心地いい



寒い冬の夜
ごめんね。と震える手で私をなで去っ ....
「スカンジナビアってどこ?」 
と言いながら
あなたは新聞をめくる
外は 
風が吹いていて

きのうの雷はちりとなり
ふりそそいでいる


わたしは
「知らない」と
面倒そ ....
認めたくない 嘘であってほしい 身代わりを探す僕
ちゃんと光を灯したはずなのに 影を選んだその末路

全てを愛せて 幸せにしちゃう 答えや呪文なんてなくても
僕らには 人それぞれに与えられた切 ....
空は悩んでいた
そのときそのときで
表情がころころ変わり

僕は
知らなかったわけではない
それでも
ただ眺めることしか
できることがなくて

空は泣いていた
大地に抱かれたくて ....
はじめて雪の降った日に出会い

二人でいるから暖かかった冬

すべって転ぶことまでが幸せに思えてた

でも 春の訪れへの感謝を忘れたあたし達に

うだる暑さの夏を越えられるはずもなく
 ....
例えば
用を足していて
済み
尻を拭おうとして
トイレットペーパーを

力任せに引っ張ると
安っぽい
「トイレットペーパーを支えてるやつ」は
その安っぽさをいかんなく発揮して
芯の ....
あんなに痩せっぽちだった友だちが今はひとりぼっちになってた


スリッパを並べると自分にもお客さんがあるみたいで嬉しい


ウォーリーを探せ、と言われてウォーリーしか探さないような子でした ....
空は呟いた
「恋がしたい」

海は泣いていた
「辛いんだ」

私は泣けなかった
(笑顔を見せ続けている)

空と海は交わる
愛し合う
私たちなんか気にしないで
(見せびらかすよ ....
ここは 江戸の街
桜 満開な 川の辺りを
館船で 遊覧は にこやかな姫君

うぐいすの冴えずる 朝は
姫君を いっそう 美しくひきたてる

桜の花びらが 水辺に奏を描く
ひとひら ひとひら

太陽が ....
とおくみつめる

あの秒針の刻む音が
きこえるほどの しずけさで
あやしくぼんやりとした曇天に
にじむ光の粒子を
私も刻む
時のまなざしは熱かった
 始まりは、秋の縁側で
ぶらさがっ ....
ある日突然
街から空が飛んでいってしまった
青い空は街の向こうへと
逃げていってしまった
残されたこの場所は
街から出される煙で
空をつくっていった
灰色の空はきれいな灰色だが
それは ....
ピカソの良さが分からない
そう公で宣言してみれば
私は世界中の評論家から
反感を買う事になるだろう

展覧会に並べられた
一流の絵画や彫刻
それらが町外れのギャラリーにあれば ....
昭和44年3月、神田駿河台の山の上ホテルの一室で父とふたり。曇った窓ガラスを掌でふくと、夕闇の学生街に純白の椿が空から無数に落ちてきた。近所の氷室さんちのおじいさんが丹精込めた庭に咲く八重の、あの白い .... 猫来るな
猫来るな
猫こっち来るな

ああ嫌だ
こいつはこうやって
私の側にさえ来れば
その美しい漆黒の毛並みを
私が撫でないわけにはいかない事を
知っているんだ


どんなに ....
長い間雨が降らないので
涸れた池がある
長い間話さないので
枯れた声がある
長い間誰とも会わないので
忘れられた人がいる
長い間続きを思いつかないので
書き終えられない詩がある

雨 ....
  
はるは ひたひた湧いてくる
はるかかなたの 地殻の置くから

ひたひたひた

毛細血管を駆け上り
地上にある草木という草木のすみずみまで

ひたひたひた





 ....
青山 靄に 煙り
湖面を 船は 走る


静寂の朝に
日いずる 場所に
気功を練り続ける 古老
樹木に 鮮やかに その緑 輝く

僕たちは 近未来から やってきた
僕たちは 仙術の ....
一。



この春から、
駅の売店で働いている。
駅は人通りが多く、
適度に乱雑で、
我々が潜入するには最適の場所だと、
新人研修で総統が言っていた。 ....
自分を信じる事が出来たから

眼の前の景色が

こんなにも彩鮮やかだって

気付く事が出来たんです



霧が晴れたら

あなたに会いに行きますね
春の雨になりたい

あたし 春の雨になりたい



あなたはすぐに 春の砂にまとわれて
その嵐の中に {ルビ荒=すさ}ぼうと揺する

小さなオルゴールの中に
こころ を 忘れてきた ....
 午前2時を過ぎた
 今日はクリスマス・イヴではないのに
 クリスマス・イヴの雰囲気がする
 僕はパソコンの前でキーボードを打っている
 少し横に向くとムードに飲み込まれそうになる
 僕のい ....
夜明け前の高速道路を猛スピードで走ってみる
これで罪を免れられたら良いのに
人は皆罪人なのです

普段からよく訪れる場所に
いつもと違う時間帯に訪れてみる
見慣れた風景の中に
新しい世界 ....
ぶわっと大きな風が吹き
桜のはなびら宙に舞う
私の中を
ぐるぐる回って
静かに地面に落ちていく

私は走る
皆に抜かされないように
ひたすら走る
走る
淡いピンク色のグラウンド
 ....
世の中なんてみんな
白痴ばかりじゃあないか

コンビニエンスストアで
大音量の着信音が響いた
居酒屋の出口で倒れている君
それでも酒を提供する男

彼が殴られたことや殴ったことを
た ....
何処に行ったのか
何をしているのか
わかってる

確かに私は
ここ にいる
でもそれは
本意ではなくて
あなた を
待っている わけではなくて
ただ
打ちのめされて
佇んでいる ....
昨日の夜は部屋も静かな寝息をたてて
星だってずっと遠くに見えるか見えないかくらいだったみたい

眠る前のめまい
足の先から順々に音を失くしてく
無色に染まる
たいせつ
カーテンのうすみど ....
君の手は何をつかむためのもの?
君の言葉は誰を包むためのもの?
手が二つあるからこそ
人間は愛する人を抱きしめられる
心があり口があり言葉があるからこそ
愛する人を優しく包むことができる
 ....
乾いた空気を
ぎゅうっとにぎる
繋いだ手の感覚は
何となく覚えているから大丈夫
今日も一緒にお散歩に行こう
 
表通りの十字路は避けて
少し遠回り
もうすっかり春だね
ってたわいもな ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19013)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
炭酸水- 來稚自由詩4*07-4-4
春を数える- ぽえむ君自由詩13*07-4-4
不思議- 自由詩3*07-4-4
午後の花- はな 自由詩15*07-4-4
クオリア- 蒼穹自由詩6*07-4-4
もうひとつの空- 乱太郎未詩・独白12*07-4-4
あなたと季節- よしか未詩・独白307-4-4
濡れたトイレットペーパー- チグトセ自由詩11*07-4-4
決算- たもつ短歌1507-4-4
水平線- 美月朱恋自由詩7*07-4-4
桜_桜- 鈴鈴自由詩5*07-4-4
時雨れる少女- こしごえ自由詩28*07-4-4
青空が逃げてしまった- ぽえむ君自由詩11*07-4-4
美術批評- 1486 106自由詩9*07-4-4
美しい朝についての記述- 芳賀梨花 ...自由詩5*07-4-4
震える_- tibet自由詩7*07-4-4
大旱- 楢山孝介自由詩9*07-4-4
おひたし慕情- るるりら自由詩1107-4-4
東方の回帰_(夢見は・・・- アハウ自由詩5*07-4-4
「_春からぼくは、_」- PULL.自由詩6*07-4-4
霧が晴れたら- 優飛自由詩7*07-4-4
春の雨- もも う ...自由詩27*07-4-4
午前2時のクリスマス・イヴ- はじめ自由詩8*07-4-4
罪と罰- 鋼鉄漢自由詩407-4-4
桜吹雪〜小学校五年生の春〜- 壺内モモ ...自由詩5*07-4-4
白痴のいる風景- 蔦谷たつ ...自由詩9*07-4-4
ある曲、についてのこんな- FUBAR未詩・独白5*07-4-4
ふらっと- 夕凪ここ ...自由詩1007-4-4
抱きしめて涙零して生きてゆく- アマル・ ...自由詩707-4-4
幽霊くん- 倉持 雛自由詩907-4-4

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