ずっとなかった

アタシだけの匂い

キミは持っていたのにね


確かに香水せいだけじゃないのも

分かってたし

人ごみに紛れてしまったとしても

キミがアタシを嗅ぎ分けら ....
慣れる怖さをしっているから

少しの合間

地上に顔を出し

儚く地面に散ってゆくのか
あと3歩だけ
歩いてみないかい?
きっと何か変わるよ


1歩
学校のこと思い出す
楽しくて
楽しくて
かけがえのないもの

2歩
親のこと思い出す
何度も怒られたけど
生 ....
てのひらに乗った 雪が
溶け出して、僕の
一部になってゆく
降り始めに気がついたのが
どちらだったか
もう忘れてしまった

雪は
これで最後かもしれない、と
最初に言ったのは君の ....
     「おかえりなさい」


     胸をしめつける


     この言葉


     「ただいま」
     と言えるしあわせ
いろんな人の
いろんな意見があり

それは何が正しいとかは問題ではなく
気に入る 気に入らないの問題でもなく
それはその人の自由であり また
その人の生き様でもある

いろんな人の
 ....
  「冬から春へと変わっていくだろう?陽射しとか」
  わたしはうなずいて、コーヒーをひとくち飲む。
  「ふと思い出すんだ」
  またしても、わたしはうなずく。
  夫はまだ、コーヒーを飲ん ....
新しい一日が始まる 変わらぬ毎日が流れる
どこで区切って 何で笑って 生きているんだろう
夢から覚める前に 現実に冷めてしまった

先の見えない時間を 一人で背負いすぎて
振り払えない不安を ....
ガラクタ

ずっと抱えてた

重みで腕が青くなっても

壊れた破片が肌に刺さって紅くなっても

ぎゅっと抱えて放さなかった


他のだれがそれを

"ただのガラクタ ....
文章は思うままに作って下さい 心の窓を開けるというより
心の窓を割って入るような
恋だった。
お互いグーしか出せないから出会えたんでしょう?






他に出せる手があると知りながら。
雪の切れ間のお日さまは
神様がこちらを
ちらりと覗いているみたいで
わたしはしばらく
なにかを祈るのです


人間は昔より
自然とお話ができるようになりました
知らなか ....
始めて二週間になる緑茶パックも
特に変化を齎せなかった肌を辿る
少し途切れた左の眉毛に
這わせた指が
眉間に食われるまで




捨てた眉毛も必要な眉毛も
同じ名前なら
区別なん ....
 あるがままに書こう
 悲しい曲を欲しがる
 センタリズムになりたいんだ
 僕はマゾだ

 泣きたい
 涙を流したい
 今まで溜まっていた分全部
 地面に涙の波紋が広がる
 君は聞こ ....
わかんなくていいよ
そういってウミスズメは
うなだれて水に入った
ここの漁師たちは野蛮だから
ライフルを持って船に乗る
水面下を飛ぶように泳ぐ君を散弾で撃って
ああ そうさ ....
家族でドライブ!
海に行った
ちっちゃいキレイな港だ

一枚の写真、
僕はこの日一番の空を撮った

この空は
この広い世界と比べれば
小さなものかも知れないけれど

今ここにある、それが
僕らの世界
 ....
疲れた人よ

今は静かに窓辺の椅子にもたれ
瞼を閉じて

雪の花片が奏でる歌を
聴きたまえ


懸命に生きて
なお悔いと苛立ちに
さいなまれる人よ

この星の底まで降りて
 ....
それは、冬の公園で
午後の風はきみのもの
ちぎれてひとつ、またひとつ
木々を背にしたベンチから
息を吹きかける
胸がふくらみはじめた
一輪車で少女がすぎる

空をうつした水たまり
 ....
噛んだ乳房の
そのむこうにあったのは
金色の花でありました


時も音もない闇を愛して
腸を潰す手は僕のもの
そこに見えた
金色の花でありました


瞼を開こうと閉じようと
僕 ....
この気持ちが果たして
恋なのか
よく分からないけれど
ただ一つ言えることは
あなたを想っているということ

ちいさな事がきっかけで
あなたと出会って
それから少しずつ
あなたとの距離が近付いて

心の ....
素に戻ると
大勢の人の前に立たされた
わたしが
いる
深々と頭を下げて
何を謝っているのだろう

  トナカイのそりに乗り
  飽きることなく
  眺めた
  白夜の物語

あ ....
悲しみの生まれるところ

手を伸ばせば届くけれど
すぅっと零れ落ち消えてなくなってしまう

今まで見てきた景色の中で一番切なくて儚い
そんな匂いのする場所

悲しみの還るところ

 ....
私の右目には
鹿の眼球が入っている


『{ルビ瑪瑙=めのう}の牡鹿』


父は猟師だった
山里は畑もあるけど
狩猟も盛んで
私の父も
例にもれず鉛玉を放っていた  ....
羽根のはえた指で
不透明のやわらかい
やわらかい虚無を撫でながら
ゴウゴウと吹きあげる
おおきな風を
待ってる


やあ、とか
ほう、とかって
羽根のはえた指で
お前 ....
まくら元のケータイ
今夜こそ「MY SWEET DARIN」
聴きなれた着メロの乾いた電子音
鳴り響いてくれるかと待ちながら
いつしか浅い眠りに落ちていく

やるせないTELEPHONE  ....
父がくれたブタさん貯金箱に
思い出を詰めていく

新しい家に
わたしの部屋はない
巣立つ準備を婉曲に促されて
寂しさの余白が
無愛想なブロック塀で隠されていく
その白色は
この手で汚 ....
インパクトを重視しました 瞬きの回数分
世界が生きていた

ぱっと
開いたかと思えば
すぐさま
消えるのだ
一億頭の羊でも足りないはずの
このくりかえし

その度
世界は生まれ変わって
ぼくの前に現 ....
 何もかもなくしてしまった

 神様に罰として全てを奪われてしまったのだ

 人を殺してしまった

 後々やって来た罪悪感だけでも精一杯なのに

 深い自責の念に駆られている

  ....
北大路京介さんのおすすめリスト(19149)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
アタシの匂い- 三架月 ...自由詩3*07-2-24
一年草- hiro自由詩407-2-24
3歩- 美月朱恋自由詩10*07-2-24
ラスト・スノー- Rin K自由詩41*07-2-24
「おかえりなさい」- 逢坂桜自由詩16*07-2-24
Individual- 美琴自由詩407-2-24
創書日和「炎」___かげろう- 逢坂桜自由詩9*07-2-24
そうありたいだけ- 蒼穹自由詩8*07-2-24
ガラクタ- 三架月 ...自由詩7*07-2-24
自分なのだから(アニメポエム)- ぽえむ君携帯写真+ ...4*07-2-24
- くしゃみ自由詩5*07-2-24
ジャンケン- くしゃみ自由詩3*07-2-24
祈り- 小原あき自由詩9*07-2-24
お題/軽くない身体- 茜井こと ...自由詩3*07-2-24
大切な即興詩- はじめ自由詩4*07-2-24
知っているか- 水在らあ ...自由詩32*07-2-24
休日の海- 和森朱希携帯写真+ ...4*07-2-24
雪の子守歌- 佐羽美乃 ...自由詩307-2-24
それは、冬の公園で- soft_machine自由詩14*07-2-24
金色夜花- 北乃ゆき自由詩10*07-2-24
空を見つめて思った事- 和森朱希自由詩4*07-2-24
LoveBird- 恋月 ぴ ...自由詩27*07-2-23
Tears'_EDEN- もこもこ ...自由詩12*07-2-23
瑪瑙の牡鹿- 蒸発王自由詩8*07-2-23
- はらだま ...自由詩15*07-2-23
無表情な朝- 渡 ひろ ...自由詩4*07-2-23
ブタさん貯金箱- 士狼(銀)自由詩14*07-2-23
宇宙からの質問(アニメポエム)- ぽえむ君携帯写真+ ...3*07-2-23
瞬きの数- 乱太郎未詩・独白20*07-2-23
- はじめ自由詩3*07-2-23

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