いつか

この瞬間を
忘れてしまうかもしれない

レースのカーテン

夕暮れの曇り空

ふたりで聴いてる
スローバラード
救いようのない
暗いニュース

置いてきた夢

忘れてしまった欲望

流されたり
抗ったりして

でも

僕らの青い世界も
まだまだ
真っ白だと
信じたい
その空には雲がかかっていた
君は君らしくありたいらしく
空は空らしく空っぽがいいといっていた

真綿のような白い大きな雲
を はしからつまみだそうとしたが
どこがはしかわからず
しばらく ....
今の世の中明るすぎる

もし支配が可能なら
是非とも夜に闇を返したい

赤いドアのみならず
ありとあらゆるものを
黒く、黒く、黒く

住宅街の屋根を滑る
おぼろげな月明かりの下
 ....
冷たい水に耐え切れずに
何を思って息絶えたのだろう
異国の水の中で何を思っただろうか

そこに愛がなかったのは必然的なことで
涙がでないのは不思議でも何でもなくて
きっとそれはエゴに象られ ....
後悔を糧に生きる者は
満腹中枢が後悔のリミッタを感じなくなる
周りのものすべてが後悔に見え
見えては食い食っては探す
何が美味しい後悔なのか分からなくなる



単位時間当たりの後悔の ....
「しょうがないなぁ」って
      云って優しく抱きしめて

頭を撫でて 首筋に優しくキスをして

耳と頬を両手で優しく包んで
      唇に柔らかいキスをして

また抱きしめてキ ....
あなたは並んでいる
両手をポケットに突っ込んで
似たような後姿に紛れ

我先にと腰掛けた当り台に陣取り
ぎんいろの球を弾く
時間を浪費することへの悦楽と
日常とは隔絶された光と音の饗宴に ....

目を覚まして

妖精のなみだ
見つけた

しん、と
凍って

夢で流した
わたしのなみだが

ここに
寒い寒い
冬の朝

木のなみだが
凍ってて

それに比べたら

あたしのなみだは
あたたかくて
汚い
寄りかかるって結構難しいことだと思う
楽ちんなようで実は不安定で
揺れる電車の中とか
車の後部座席とかで眠るときは
頭をごちんごちん言わせながら
壁に寄りかかって眠る
寄りかからないで眠る ....
ほら、点けっぱなしですよ。

疲れ、とれないよ。
ボクにとって
いちばん愛しいのは
キミだけど

キミにとって
いちばんなのは

ボクじゃなかったんだ
ときどき
コンビニでおにぎりを買っては
思ってた

おかあさんのおむすび
食べたいな、って。

久しぶりの外泊で
おかあさんのおむすびを食べた

それは
ほんのりあたたかくて
 ....
うな垂れたまま空にカメラを向けた
屋上から見えるのはいつも
真っ赤な夕日

今日が晴れだったならそのまま家に帰れた

でも、今日は雪

車のエンジンをかけると流れるのは
いつもおなじ ....
パソコンは行間に
椅子のない背もたれを 普及させた

鉛筆とは違って
垂直に線が 交わるかもしれないという期待は
抱きにくくなったが
キーボードの奥行は
不意に折れるということがなく
 ....
夏の森 名前も知らない木の下でキス ぼくらは陸のゴールドフィッシュ


懐かしき結び目ほどき触れてみる あの日の君にも今ならきっと


目をそらし再び合わすその感覚にいつしかとりつかれそう ....
美味しそう

でも
偽物なの

あなたの気持ちも
そんなものかな
母に貰った十字架
久しぶりに
つけてみようか

誰もが信者であるわけでもないけど
背負わされた十字架
身につけてる

でも
明日へとcrossするかも
しれないのだから
呼びさえしなければ
知らずにすんだ苦しみを
あやまることしか思いつかず
ただ 宿っただけの意味を
悲しんでいたのだけれど

あれから十年以上もたち
やっと今 私だけでなく ....
北風吹き荒ぶ
真冬のさなか

小さく可憐に咲く
色とりどりのバラ

あまりにも
眩しくて

あまりにも
輝いてて

切り取って
ごめんね

でも
ずっと見ていたかった ....
こころにとまった鍵盤が
偶然、泣きたい気持ち

降ればいいのに
アスファルトの上
からころ転がって
軽快な音跳ねる

割れそうな色だ
いつもどうしようもなく
触れたくなる透明だ
 ....
どんなに遠回りしても
一年は一年でしかなく
散る事を恐れて蒔かれなかった種は
小さな袋の中で眠っている

カサカサと乾いた音
掌にこぼす種
指でつまんだそれは驚くほど小さくて頼りない
 ....
わたしのあげた小さな声を
今か今かと待ちかねていたかのように
彼はわたしの身体からそそくさと出て行った

愛し合う余韻に浸ることもなく
そして満ちはじめようとした潮の流れが
素っ気なく沖合 ....
 ぽっつりと。
 水面に輪ができた。

 ゆれる、空をまたいでいった。

  空は青かったか?
  地上は寒かったか?

 それよりも、
 揺れた空が端っこで、
 境界線を描いてい ....
途中だった思案を開いてみる
また白紙になっていて
今日という日があるのはそのせいだ
記憶なんて信用できないもので
記録のほうがあてになるかもしれないと
毎日、一頁ずつ
日々を書き留めていて ....
(タイムカプセル)
音をため込む
繰り出す
器を飾り付ける
瞬間
言葉が詰まらないよう
元気に声を詰め込む



(予想通り)
そう言い切れるまで
どれだけ間違えればいいのだろ ....
このまま
情熱の波に
乗って

それとも

あなたに会いたい

深い深い
紫色の夢

あなたは
夢にさえ
出てこない
うつむけたちいさなかたまりのように
おまえの
擦る音だけのからだが
ももいろのじゅうたんの上で
午後の満ちていく窓を
見ている

あしたのことを傾げて聞く指に
わたしの頬をなぜる指に
 ....
 小さな詩を書こうと思う
 微生物のように
 ゾウリムシのように
 ミジンコのように
 誰にも目につかないような小さな詩は
 きっと誰の胸にも届かないだろう
 この大きな世界に
 小さな ....
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