2007/03/30
デジタル放送が始まってからは
麦飯が美味しく頂けるようになったと
言う人が増えた
麦飯はボソボソして
旨味に欠けるので
おかずが ....
我々は日々守っている〜る
したがっている〜る 遵守している〜る
何を守っている〜る? 何のために守っている〜る?
わかってるはずだけどわからなくなるほど守っている〜る
守るという義務を守ってい ....
いつもダメでありがとう
君がダメだから僕のダメさも薄れて見える
ダメと言ってもそんなことはない
単純作業はとても得意なのを知ってる
むしろ君はダメじゃないのかもしれない
しかしダメさは否めな ....
2007/03/30
微熱の夜
微熱の夜
微熱の夜
微熱の夜
微熱の夜
微熱の夜
微熱 ....
ときめかせて
はなびらを解き放ち
冬別れの樹、予感
北風までもが人肌の温度
その飛ばす先の青空
気まぐれな季節は
いつも、ふいに帰ってくる
季節のない海の深みに
還っていくその前に ....
「アデリー」
アデリーペンギンの群れが
ぼくめがけて押し寄せてくる
100…200、数え切れない大群だ
どこまでもまっしろな大地を
ある者はてくてく一生懸命に
ある者は腹ばいに ....
月の下で見つめ合う孤独
僕はひとり
あなたもひとりですか
風の声が聞こえていますか
つやつやした
川の声が聞こえていますか
すべすべした
僕はひとりじゃない
あなたもひとり ....
グレーのさぎょうぎを きた
ぶかぶかの
ニッカをはいた
ぼうずあたまの
よく あせをかく
うつくしい はならびをした
しょくにんになりたい
ぎを ....
うちのプロジェクトチームは
大きな案件が成功裏に終わると
決まって欧陽菲菲を食べに行く
でも、どこの店の
欧陽菲菲でもいいわけじゃない
僕たちがご贔屓にしているのは
赤坂の有名中華料理 ....
宇宙は本当に広いのだろうか
もしも宇宙に終わりがあるのなら
星の数に限りがあるのなら
宇宙は狭いのかもしれない
果てしなく続いて
終わりのない空間に
広いという言葉は似合うのだろうか
広 ....
暖かな春空の下
君と歩く来週の始め
晴れたらいいなと
願いをかける
離ればなれの時が
見え隠れしても
今だけは
幸せを信じよう
冷たい風に吹かれながら
君と語り合ったこと
くだらない話で
夜明け ....
今迄
子供のように手を伸ばし
あれがほしい
これがほしい
と駄々をこねて
なにひとつ
この手につかめず
「幸せ」はいつも砂になり
指のすき間から流れ落ちた
....
真っ赤に染め上げた
棚引く尾ひれ
ヒラヒラヒラヒラ
貴方の元へ
喜び
それは毎日の中の平凡な暮らし
喜び
それは生きているとゆう幸せ
喜び
それは与えられた環境の中の幸せ
喜び
それは助けてくれる友が居るとゆう幸せ ....
ふと見れば
隣に眠る
乱れ髪
その姿さえ
僕を虜に
「春だからレモンティー」
理由はよくわからないけれど
君がそう言うのだから
きっと美味しいと思う
グラスの中の氷を
ストローで
カラリカラリと遊ぶその指の
第一関節と第二関節の曲がり ....
−1−
徒らに笑おう
僕らが苦心して果たそうとした事は
どうやら徒労に終るようだから
中味の無い箱が産業道路を溢れ
空疎な前向きの歌がチューブを溢れ
考える事をしなくなったひとたちが
....
むかしある男がある場面で
海を二つに割りその真ん中に道を作った
それは奇跡だった
その場にいた人々は驚愕し
うわさに聞いた人々は私たちも体験したいと叫んだ
男は皆を集めもう一度海を割り道を作 ....
パンのみにいくるにあらずとパンなしではしんでしまいますよ
数えれば29個も
もっと切ってひらいてつまんでいけばたくさんの
おれを連ねてきたものだなあ
たてに
たてだけにかさねて
....
何が哀しくて泪を流したのだろう。
何が苦しくて泪を流したのだろう。
何が辛くて泪を流したのだろう。
流れる泪は同じなのにキモチは同じじゃなかった。
不安で、苦しくて、罪の意識を ....
『泣いたってどうしようもないだろ』
そんなこといわないで
あなたはどうして泣かないの
もうお別れだよ
また会えない日々が続くのに
さみしくて
さみしくて
離したくない ....
耳の中に何か忘れ物をした気がして
振り返ってみるけれど
耳の中に帰る道を忘れてしまった
どうにかしようと耳を澄ましても
聞きたくない音や言葉ばかり聞こえてしまう
まもなく桜がきれいに咲き始め ....
目を閉じて
そっと目を閉じて欲しいのです
まぶたの裏に感じるものは
やわらかな陽の光り
それとも七色の虹のきらめき
じっとしていると
風のささやきも聞こえるでしょう
あなたの美し ....
罵りあうためにあなたを欲したのではなかった
ただ
ままならぬ人の世で瞬きの間だけでも
互いの鼓動を抱きしめることで
少し眠りたかっただけなのに
淋しさよりも悲しみを
罵声ではなく歌声を
....
簡単な言葉しか思いつかないけど
貴方に電波を送ってみるよ
上手く伝わるか分からないから
慎重に言葉を選別する
「届いていますか 私のメッセージ」
気持ちに整理がつかないのな ....
牛乳の膜を静かに
針が飛び出しまた潜って
刺繍をクルクル繰り返す
オレンジの軌跡が寄り集まって
丸く浮かぶ
太陽の象徴みたいに
明日になると果汁が染み出し
....
とにかく走り出したら止まらないのだ。
いや途中でけっつまずいたり転んだり道を間違えたり、
そんなことはしょっちゅうなのだが、
とにかく誰にも止められないのだ。
止められるもんなら止めてみぃ。
....
君といると何だか風船を持って歩いているみたいだよ。
だから何?
昨日は君の夢をみたよ。
だから何?
こんな事 人に話すの初めてだよ。
だから何?
これ、良かったら貰 ....
この 空に
風が 溢れかえっている
君よ
希望の 胸に
張り裂ける 叫びを 乗せて
キーボードを たたき続けて
理想の国を
丹念に トレースする
君よ
きっと 春は そ ....
いつもよりほんの少しだけ
笑うことができるのなら
一日がすごく楽しくなれると思う
いつもよりほんの少しだけ
花に気づくことができるのなら
悩んでいることがすごく減ると思う
いつもよ ....
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