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重たい黒に塗り潰された部屋で、
僕と松子はアートオブジェのような、ひとつの塊になっていた。

ふるふる、と虫が哭く声は、この隔離された空間では他所事。
今、隣で耳の傍でふるえる【鈴の音だ ....
それは深い眠りだった。
始めからそれは眠っていた。
そう、生まれた時から。
17年間眠り続けてきたそれは、
ある日唐突に目覚めた。
それが目覚めることを、
知識としては知ってい ....
鵜飼千代子さんのxxxxxxxxxさんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
昨夜のはなし- xxxxxxxxx自由詩113-6-15
無題- xxxxxxxxx自由詩209-12-29

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