手紙(君に届けたい言葉の花束、)
葉月 祐


今日も
全ての偶然と必然に感謝している
この手はまだ宙を掴むけれど
大切なものが君へと届き
どこかで繋がっている、
そう信じたい

憂鬱な夜も
全心全力で越えて生き続ける
この胸の中の言葉達はもう立ち止まれない
この手の中に夢を叶える為の力や熱
すべてが詰まっている

あの日から心が熱いままだ


親愛なる君へ
どこまでも強くなれる気がした それは
いつまでも変化しながら生きていける予感
君がくれた言葉がいつも光り輝く
雨の日も風の日も
うなだれている日さえ照らす

君に降る暗闇を
ほんの少しで良い
照らせるもので在りたいと思いながら
笑い 泣き 喜び 苦しみ
転ぶ度に立ち上がり
必死で走り続けている いつも

ゴールの見えないレールの上
遥か先を行く君を追いかけて


親愛なる君へ
掴みたい未来 叶えながら生きていこう
宙を掴めば君と繋がる
この手の平の中に
夢を形にする勇気をくれた
唯一の君へ
有限の時の中 一つずつ夢を叶えよう
この手はいつか 光を掴む時が来る

僕も僕を信じられる自分で在りたい
あの日から冷めない熱の輪郭を
確かなものにしながら

いつも願っている
願いが絶える日なんて無かったし
これからもそれは変わりはしない
言葉が無くても
たった一人の君へ
いつか言葉となり飛び立つ
全ての出来事に感謝したい


何を書いても足りない気がするから
最後にひとこと 書き足そうと思う

ありがとうの花束を
ただ一人の大切な君に捧げたい





自由詩 手紙(君に届けたい言葉の花束、) Copyright 葉月 祐 2016-08-24 23:07:35
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