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雨の降り止んだ田舎道
憂いを背負った帰り道
閑散とした沈黙の田に
やり場のない想いを投げ込んだ愚痴

一匹の蛙が反応し
静寂は破られた
別の蛙が次々と呼応して鳴き
騒ぎは瞬く間に一面に ....
流されることのなかった涙は
夜になると人知れず空に抜け出し
宇宙のどこかで
ひとつの星に結晶する

僕らは手を伸ばしても
その涙をぬぐうことが出来なくて

だから
ただ夜の空白をなが ....
鵜飼千代子さんの翔多さんおすすめリスト(2)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
波紋- 翔多自由詩510-3-26
宇宙の秘密- 翔多自由詩810-1-6

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