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私
私の滴が落ちる
テーブルの上
水たまり
ほら、私がいる


私の
私の滴が落ちる
テーブルから床へ
水たまり
ほら、私がいる


揺れすぎて歪んで
まるで涙みたい
　.... 保湿クリームの温かさに聞く
明日はどんな現実を生きるの？
今日よりちょっと良い？

甘えて聞いてごめんね
どんな風になっても
私が生きてるところが現実

頬にクリーム伸ばしながら
夢　.... いのち、いのち
いのち
つぶやけば
延びるもの

私のいのち
貴方のいのち
皆のいのち

だから
つぶやいて眠る
また明日目覚めるように 座るな、と
椅子が言う
お前の未来を知ってんだ

引きこもって
座りすぎて
腰痛になやんで
手術がいまいちで

歩けなくなる

だから座るな
と椅子が念を押す

頼ってくれ　.... 思い立っても動けない
吉日じゃなくても
動かなきゃいけない
そんな日がある

アメーバのような移動でも
一歩のうちだから
重ねて行け重ねて行け

流されながら
刻んでいけば大丈　.... 初めはそんなこと知らなくて
何でも通じると思ってた

あなたが男だから
わたしは女であって
この世界のふつうと思ってたから
違う世界の人だなんて
思わなかった
違う世界も男と女があるん　.... ワイワイ微笑むんじゃないよ
在りし日のレストランで
見せてたような笑顔
全部がそれなりになってゆく
そんな風におもえた頃

今の自分には
両手で受けても
こぼしてしまいそう
あふれす　.... いったいどこに連れてかれるのか
路地という路地
通り続けて何時間
今までになかったことが
起こっているのは確か

とにかく一人では
起きなかった事件
それでも自分の意思が
なかったら　.... 人が想像したより
何もない
だれてた時間のみ
それが空白かもしれない 適当な気持ちで
適当に書いたものを
適当に投稿したら
詩人に怒られた
詩への愛が足りないと

そんな日もたまにはいいな

もう、とんと
私の適当を
詩に近づけて話す人
いなくなっ　....

鵜飼千代子さんの木葉 揺さんおすすめリスト（10）
タイトル	投稿者	カテゴリ	Point	日付
滴	- 木葉 揺	自由詩	4	23-11-19
おまじない	- 木葉 揺	自由詩	6	22-2-2
つぶやく	- 木葉 揺	自由詩	4	21-12-25
椅子	- 木葉 揺	自由詩	8*	21-4-11
思い立てない日もあるさ	- 木葉 揺	自由詩	1	21-3-26
異世界の人	- 木葉 揺	自由詩	3	21-1-22
レストランもないのに	- 木葉 揺	自由詩	3*	21-1-18
逃避行７	- 木葉 揺	自由詩	4*	21-1-17
空白	- 木葉 揺	自由詩	1	20-12-20
詩人に怒られる	- 木葉 揺	自由詩	2	19-10-7

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