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知らなかった
何も知らなかった
貴女は知らなかった
貴男は知らなかった

知らなかった
彼は知らなかった
知らなかった
彼女は何も知らなかった

私は知らなかった
私も知らなかっ ....
このコロナ禍の中で
現実からは目を反らし
こんな風に作品投稿していることに
疑問に思わない
感覚のズレ
って何なんだろう

詩人特有の症状なのかな

アハ
アハ
アハハハハ
笑 ....
謎が多すぎる
のに
肝心な謎の正体がわからない

謎が謎を呼んでいるからだろう

謎の数を数え出すときりがない
羊みたいに眠れなくなった夜に数え出したが
余計に眠れなくなった

夜 ....
インターネットに嵌まりこんでしまった

インターネット恐ろしき
気づいたら袋に入れられて叩かれていた

仕方ないか
インターネットの正体とはそんなものなんだろう

やっと目が冷めて
 ....
時間がやって来て通り過ぎていく
その絶え間ない繰り返し
川にたとえられる筈だな

その川の水面に筏浮かべて
放心してた

筏を組んだ木は
川原に打ち上げられて干からびてたもの
水を得 ....
最近フェイスブックに登録して詩歌のグループに三つ参加した
そこに投稿すると反応がすこぶる良い

フォーラムでは到底味わえない感動がダイレクトに伝わってくる
だったらここへは来ないでって
言わ ....
まことにここ最近は怠惰な日々を繰り返していた
それはつまり
失うものが多過ぎて得るものがない毎日だった

一日中ぼんやりとしてしまう時間に縛られて
生気をなくしていた

まるで木偶みたい ....
暗黒の森には
暗黒の樹木が蔓延る

暗と明を分けるのは光

光の全く届かないところに
暗黒が蔓延る





と叫びながら
閉じていた眼を開けても

そこな暗黒の坩 ....
生きてるってサイコーなんですかね?

まだ生まれたばかりの赤ちゃんに
その耳元で囁いたって
泣き出すだけです だけですよね
 この世界に産まれてこれてサイコーかい?
聞いてもちんぷんかんぷ ....
脳みそだって量より質なんだよな
毎日毎日毎日
頭使いまくり
脳みそだって品質落ちるよな

履いてた靴の底がすっかりすり減ってた
その事につい最近気付いたよ
靴裏の滑り止めがなくなって
 ....
イキイキと
毎日を充実して過ごせたら
それはまことにハッピー
かも知れない

けれど
私にとっては
何だか針を立てられてひたすら回され続けるレコード盤みたいで
イヤだな

針はいた ....
今日は葬儀告別式に参列する
兄が今週亡くなった
姉から電話があった

丁度妻とスーパーマーケットで
買い物してる最中の訃報だった

驚きはなかった
事前に
すでに余命はほぼなくなって ....
幸福を手にいれたい

しあわせばかり欲しがってどうするのさ

まだわからないのかな
しあわせとふしあわせはセットになってるんだぜ

チケット二枚で一組さ
もちろん
その組み合わせは人 ....
最寄り駅から電車に乗って
その朝妻と二人で東京ヘでかけた
各駅止まりの普通電車さ

いそいでいた訳じゃない
たいした用事でもなかった

遊びがてらに銀座まで宝籤を買いに行ったんだよ
も ....
たとえば
現世から来世にかかる橋があったとして
三途の川はその下をゆうぜんと流れるのか

馬鹿言うなよ
俺は生まれ変わりなんて信じてないぜ
あんたは信じてるのか
信じたいのかよ

生 ....
間違いなく
誰一人
物心ついた正確な日時を記憶してるなんて
不可能だ

それ以前に時間の認識と言う
重要な鍵を握らなくてはならないのだから

物心を手にした頃なんて
遥か遠くでかすか ....
どうせなら酒色に溺れて、あげくの果てに人生を棒に振ってみたかったな
そんなすくわれようのない生き方が痺れるくらいにかっこよく思えたからさ
その方が文学を志す者の一人としていい肥やしになるんじゃない ....
若い人の行くてには輝かしい未来が待ってる なんて
いったいどこの詐欺師が言ったんだか

大都会東京 その中心から外れて千葉に近い街だった
総武沿線駅の南口だったか北口だったかもう思い出せなくな ....
新型感染症が蔓延している
らしい

昨夜遅く
父親と母親が交互にあらわれた
 何で一緒じゃないんだと怪訝に思ったが
何も聞かなかった

二人は入れ代わり立ち代わりあらわれたが
言葉は ....
暗い部屋の中に閉じこもる事で安らぎを覚える事も少なからずあった
眩しい光の方が痛く感じてしまう自分がいたりした

人はどう生きるべきか
人はどうあるべきか
なんて教科書いっぱいに学生鞄に詰め ....
頭ん中の電球が破裂して
覗き込んだ心ん中は真っ暗闇に変わっていた

俺は口が下手で
上手く意志と感情を伝えられないし
無理してそれをしようとしたりすると
緊張してしまうから
声が引きつっ ....
本気になれない自分がいる
今風に表現するならマジになれない自分がいた

的が外れてしまうかも知れないけど
たとえば
逃げ場のないところに追い詰められても
自らの拳を振り上げて闘えない腰抜け ....
生来 勉強についていけなくて成績最悪だったけど
何としても高校だけは出たいと思い必死に頑張った

そして
地元の県立を受験したら合格した

だけど高校生活三年間もイジメにあってしまい
私 ....
老化現象の自然な結果なのに
高血圧によって引き起こされるかも知れない致命な疾病を怖れて
俺は降圧剤を服用している

医者と製薬会社の企みにまんまと乗せられながら
俺は死にたくないから
降圧 ....
あの巨大地震に襲われたのは昼の二時頃だったかな
この国の民は地震慣れしてるから
最初は またかって軽くみてたけど
揺れが凄くておさまらない

俺は
その時働いていた製紙会社系列の工場の中で ....
経済の不公平な分配によってうまれてしまう
裕福な家と貧困にあえぐ家

私はこの世界に産まれる事には当たったけれど
ついでに引かされた抽選には大きく外れたに違いない

上流ではなく
中流で ....
遥か遥か
天の高みあたりには死者達の永眠る国があるらしい
子供の頃に大人達がよく言っていた

神だって
仏だって
本気で信じた事は一度もないけれど

代々大人達が伝えてきた言葉には真実 ....
あの世の方角に
足も目も向けたくはない

この世の果てはどのあたりで
この世のお終いにはどんな音色のファンファーレが鳴るのか
何も知らされないまま
物心ついたらこの舞台に立っている自分に気 ....
雨の匂い
それは鼻先で嗅ぐ匂いじゃなくて鼻腔の奥の粘膜に染み込む匂い
終日降っていた雨に気持ちが鬱がれるのは誰にでも起こる現象だ

一日の仕事から解放されて退勤のタイムカードを打刻する
作業 ....
足の指先 手の指先 脳みそのなかまでも
俺の体内を駆け巡るすべての血管が
もし止まってしまったら
俺は間違いなく粉々になるって

表現おかしいかも知れないが
生きているって
簡単な仕掛け ....
鵜飼千代子さんのこたきひろしさんおすすめリスト(68)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
知らなかった- こたきひ ...自由詩421-8-25
コロナ禍の中で- こたきひ ...自由詩321-8-15
謎が多すぎて- こたきひ ...自由詩821-5-13
インターネット恐ろしき- こたきひ ...自由詩321-5-12
時間が- こたきひ ...自由詩421-4-3
俺みたいな馬鹿は始末がワルイ- こたきひ ...自由詩321-4-1
それから- こたきひ ...自由詩321-3-28
暗黒の森には- こたきひ ...自由詩221-3-24
生きてるってサイコーなんですかね- こたきひ ...自由詩221-3-21
良い加減な生き方って- こたきひ ...自由詩421-2-19
虚しい空しいむなしいムナシイ- こたきひ ...自由詩421-2-4
悲しみに- こたきひ ...自由詩321-1-30
しあわせを運ぶ荷車- こたきひ ...自由詩221-1-28
最寄り駅から電車に乗って- こたきひ ...自由詩721-1-27
現代から来世にかかる橋の上で- こたきひ ...自由詩421-1-26
耳元でポエムが囁きだした頃から- こたきひ ...自由詩521-1-24
どうせなら酒色に溺れて- こたきひ ...自由詩721-1-23
若い人の未来- こたきひ ...自由詩321-1-22
ふやけた心では- こたきひ ...自由詩321-1-18
もう一つあれば- こたきひ ...自由詩321-1-15
頭ん中で電球が破裂した- こたきひ ...自由詩421-1-10
敗北者とか負け犬とか- こたきひ ...短歌721-1-10
学問の寂しさと引き換えに- こたきひ ...自由詩521-1-9
人生は楽園じゃなくて- こたきひ ...自由詩621-1-3
明け方の空に夕暮れの空に- こたきひ ...自由詩421-1-3
裕福な家と貧困にあえぐ家- こたきひ ...自由詩421-1-2
何かを手に入れたくって- こたきひ ...自由詩420-12-30
あのヒトこのヒトそのヒト- こたきひ ...自由詩420-12-23
人生は楽園- こたきひ ...自由詩520-12-20
俺の体の毛細血管もそれ以外の血管も- こたきひ ...自由詩420-12-12

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