さびしさで明けた一日は かなしく暮れゆきまた終わる 遠くのどこにも里はなし 近くのどこにも愛はなし かなしみで終えた一日は 知られぬなみだで幕となる みあげるどこにも星はなし 近くの灯りは誰のため あしたは、いつかは、もしかして あしたは、いつかは、わたしにも 夢みた頃から遠くなり それでも虚ろになれなくて 時のうっかり忘れ物 春の落ち穂は待ってるよ また来る年を待ってるよ ちぎれんばかりに手を振って