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恐竜が訪ねて来ました
砂漠ですからね
骨は沢山在るのです
ときには生きてる奴も来ます

おもてなしの準備はありませんでしたが
旧知の仲
まずは乾杯
あとは一献、一献、また一献

背 ....
ぼくはもう
誰とも会わなくていい
君に逢えたから

からくりは
すべてクリアーされた
君に逢えたから

ひとりのときには
君を思うよ
一緒にいないときには

もしもひと恋しくな ....
きつねコンコン
遊びにおいで
黄色いバケツは誰のだろ

きつねコンコン
昼寝においで
しゅわしゅわラムネが冷えてるよ

ふるふるゆれる
黄色い花は
小さな船の形して

ふるふる ....
やぁこんばんは、プラネタリウム太郎
星好きな座敷童子
まずは一献

詩の朗読会、即売会
駄洒落ナビ
星合いクッキングスクール

プラネタリウムだからって
星を見るだけでなくてもいいの ....
ピンク色の
ケセランパサラン
ネムが水辺で揺れている

水は水だけで流れているときには黙っている
石があるからつまづいて
さらさらとせせらぐ
ぶつぶつ文句でも言ってるんだろうか

テ ....
冬瓜は夏の瓜
翡翠色に煮あげて冷やして食べます

石敢當さんの好物で
石敢當さんは
「これを食べると力が出るんだ」と
夏中ほくほく食べてたそうです

今では季節以外にも見かけるようにな ....
歌でも歌いながら気楽に行こう
自然淘汰なんて
誰が生き残ってもいいんだ
最適解は一つじゃない

絶滅してしまったものと
うまくやりすごして来たものとの差なんて
ほとんどはただの成り行き
 ....
桜がりは
桜狩りではないのです
もし狩るとしてもそれは花たちではありませんし

ただ木下闇を求めて
いずこにか桜のそれありと聞いて

今生
誰とも付き合わないわけにもいきませんが
付 ....
喫茶クラムボンは
小さな谷川の水底にあります

室内の照明はもちろん幻燈
ではなくって
窓からの水明かりだけですが同じ青です

マスターご自慢の
かぷかぷカプチーノは350円
代々の ....
言の葉の海という

楽しげに
きまじめな顔して
ありがたそうに
詩人たちが口にする

いながらにして
日がな一日海を眺めて
語り合っている詩人たち

けれど
漕ぎ出すものたちは ....
アイ、ポエット。
君よ知るやその三原則

いったい誰なら
真に詩を弁えているなどと言えるだろう
有るか無きかの何かの在り処

きっとどこかにはあるって
つまりそれが
見失って以来久し ....
ひとは詩を
いつから声に出して読まなくなったのだろうか

ひとは詩を
いつから紙に書くようになったのだろうか

こんなにも紙が溢れてなくて
字が読める人そのものも限られていた時代には
 ....
うちねこよ
うちのネコよ
前足を窓に揃えて後ろ足で立って
さも素敵そうに外を見てる

おまえ
目をきらきらさせて
かわいいふりしたってだめだよ

だいだい君は
部屋飼いじゃないじゃ ....
ピンク色のサラマンダー
ウーパールーパーのライフサイクルは
いろいろです

おとな、こども、おとなこども

おとなこどものこども
おとなこどものこどものおとな
おとなこどものこどものお ....
節分間近ですよ
月面バニーガールズが支度を始めました

レタスの葉っぱ無言でしゃりしゃり海苔巻き
恵方巻きは今年も
地球を向いていただきましょう

桜前線のためのセキュリティは万全ですか ....
言語学者は
なゐのある国に住んでいた

繰り言を操り
魚たちを漁り
縹色の鰾を解剖し
暗闇の中に二つあるものを
その音を
いつも探し求めていた

文字や表記よりも
音声記号そのも ....
つける薬がなくても
そっと手を当てることでの手当て

それが誰から
誰への苦痛であっても

詩をすることの楽しみしか
苦しみしか
知らないことへの祝福であっても

何か通うものがあ ....
またたびにでよう
またたびたみん

またたびさがして
またたびたみん

思えば
丸いばかりの宇宙
ユグドラシルの
最初の一本

慣性だけには自信があるので
とにかく歩き出すこと ....
ふりあげた手に握り締めているのは
あれは種播く人の姿
オリオン

秋の夜中
秋の夜長
宇宙塵たちのゴッサマー

去年のそれはとても良く走ったようです
光る尾を長く引きながら

フ ....
詩が何のためにあるか
詩っていますよ

あらゆるものを
名づけてしまうことなく呼ぶために

どの言語も
単語のひとつひとつは
一々長ったらしく説明してられないがための
高速言語
符 ....
雨の日のアメリア
ザラメ細工の薔薇は
きれいに溶けてなくなりました

Euglena、みどり、夕暮れ
アボガドもアボカドもワニナシも
わさび醤油でいただきます

スルーするルールなんて ....
どん底めがね
自由落下クラッカー
マグニチュードの練習曲
暗闇のクラムボン

ネットにはいろいろなものがあるけど
錆びないこころが欲しいね
ステンレスハート

空より高いプライドを
 ....
夏の思い出
台風の帰り道
みんみんを拾いました

踏まれるよりは
木にでも置いてやろうと拾い上げると
意外にもみんみんは力強く暴れて
暴れて飛びついた先が私だったので
服にくっつけたま ....
蠢くものでありたい
食い尽くすものでありたい
這うものでありたい
啄ばまれるものでありたい
花から花へと飛び交うものでありたい
土や水や植物やコンクリのあらゆる表面を
逆さまにも垂直にも歩 ....
鵜飼千代子さんの海里さんおすすめリスト(24)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
きょうはきゅうなきょうりゅうび- 海里自由詩4*10-9-25
胸の窓辺- 海里自由詩210-9-23
きつねつりふね- 海里自由詩610-9-15
白露酒玉- 海里自由詩3*10-9-14
川の歌う声を聞こう- 海里自由詩310-7-27
冬瓜売りと石敢當- 海里自由詩310-7-23
自然と歌と適者並存- 海里自由詩2*10-7-14
桜がり百鬼大路- 海里自由詩210-7-7
喫茶クラムボン- 海里自由詩310-6-20
語覚だけを研ぎ澄ませて- 海里自由詩310-6-6
まだ見ぬミーム- 海里自由詩2*10-3-15
パピルスのポエム_- 海里自由詩210-3-3
春への扉、遍く- 海里自由詩210-2-20
たくさんの海の色を知っている- 海里自由詩210-1-24
大寒の立花- 海里自由詩2*10-1-22
辞書にない言葉辞典- 海里自由詩3*10-1-18
読み捨てる権利- 海里自由詩5*10-1-17
花消え- 海里自由詩210-1-11
オリオン座流星群- 海里自由詩1*10-1-8
水脈と暗渠- 海里自由詩4*10-1-7
詩チャンネル- 海里自由詩2*10-1-6
ステンレスハート- 海里自由詩3*09-12-28
緑のみんみん- 海里自由詩5*09-12-27
蟲詩- 海里自由詩509-12-25

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