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久しぶりに晴れた
雲がいじわるじゃない日
久しぶりでごめんと
きみの前に現れた日
頭をかきながら
鼻の下を指でこすって
仕方がないな
なんて笑顔で語りかける
きみを見たのも
久しぶり ....
気まぐれを起こして
本棚を眺めていた
とある晴れの日
辞書のそばに
転がっている言葉
揺り起こしてみると
眠りから覚めた言葉は
おれに向かって
悲しそうにつぶやく


自分は
 ....
騒がしすぎる街角の雑踏を
見渡せる場所にあるベンチから
晴れやかな薄曇りの下を
右に左に行き交う人を見てる
たくさんの方向から浴びせられる会話
待ち合わせの時刻を気にして先を急ぐクラ ....
きみの友人が
公私共々調子がいい
友人の周りは
あやかろうとする人間が
手土産を片手に列をなす
きみも
同じように列に並びたいだろう
その時
たまたまだけど
友人の履く
穴 ....
愛してる
口に出せば
きみに言えば
そのフレーズがインフレを起こす


そんな気がして
きみに言えなくなっていく
今目の前にあるのは
中身がからっぽな
ガラス製の
僕の肉体をコピーした像
足元には
僕の外見や内臓などを
小さく砕いたパズルのピース
今から僕は
改めて僕を完成させてみる

 ....
引越しの時に見つけた
ほこりまみれのアルバム
手を止めてめくってみる


生まれた時の自分は
信じられないほど小さかった
小学生の頃の自分は
今大嫌いなピースサインばかり
高 ....
五体満足であった頃
僕は不完全だった
すべて整っているのに
僕には自分に
見える物が
聞こえる音が
感じる手触りが
踏みしめる足跡が
遠くの祭囃子みたいに
理解しようとして
 ....
気がつけばいつも
おれはみんなの輪の中から
弾き出されて
尻餅ついたおれを
半笑いで見下すやつら
おまえたちの考えは
たくさんの人たちが喜ぶ
口当たりのいいワイン
甘ったるいも ....
ビルの屋上で靴を脱いで
飛び降りることが出来るなら
樹齢百年の木の枝に
縄をかけて首を吊ることが出来るなら
富士の樹海に目印なしで
足を踏み入れ迷い彷徨うことが出来るなら
実行する ....
みんな背中に
対になる両翼を携えて
空を飛んでいるのに
ぼくだけ
左側にだけしか翼がない
幼い頃には
確かに右側にも翼があったはずなのに


みんなぼくの背中を見て
かわい ....
仲間面して
左手の銃をぶっ放す


撃ち抜かれた心臓から
どす黒い血液が
・・・・・・おれが
人間だって
わかったか?


裏切られた右脳が
風に吹かれて
泣いてた
しなければならない事


それは
靴底を磨り減らす事
それは
足跡を固める事
それは
書簡を認める事


先に潜む物を
胸の奥深く捕らえよう


週末には
ビー ....
僕の目の前で
新しい太陽が産声を上げる
またこの土地で
新しい一年が無事に始まることが嬉しい


昨日
ボーリングしていた井戸から
やっと水が溢れてきたよ
新鮮な真水を
無 ....
ぼくには右腕がない
好きなシチューを食べるのに
不便で仕方がない


ぼくには左足がない
好きなサッカーが出来なくて
歯がゆくてじっとしていられない


ぼくには光がない
 ....
墓石の上で寝そべってると
神々の光が肌を焼く
彼女はいい人
君たちが思うよりずっと
僕なんかよりもずっと
でも
  彼女は死ななければならない
僕が身代わりになればよかったのか
 ....
きみは気付いていない
だから
いつもまぶしい太陽から
目を伏せるように
俯き加減で
猫背のまま通りを歩く


きみは気付いていない
本当のきみは
とても魅力的で
本気を出 ....
くじけそうになるたび
辛いことがあるたび
自分らしく生きよう
何度思い直して生きてきたのか
らしくあるために
何度自分の気持ちを捨ててきたのか


振り返ってみろよ
積み重ねてき ....
すくいあげたら
手のすきまから
零れ落ちる水のような
瑞々しい時間
無駄にしている


仕事疲れの頭から
想像力が遠ざかる
文明に踊らされて
断ち切れない糸が
だらりだら ....
ねえ
どうして記念日が必要なの?
どうして特別な日が必要なの?
まるで
それが法律であるかのように
型にはまって恋をする人達
そんなの関係ないよ
とに ....
たまには早起きして
澄みきった空気を
肌で感じてみる
靴ひもをかたくしめると
見慣れない風景が
目にやさしく映る


理由を見つけにいこう
どうして僕が
今を生きてるのか
 ....
きみが
熱心に何かのぞきこんでる
気になって
一緒にしゃがんでみる
綿帽子かぶったたんぽぽが
風にまかせて種を飛ばす
みつばちが花のまわりで円舞曲を踊る
アリ達が整然と行進する

 ....
やっかいなことが起きそうだ
家の中には権力者がいて
近所には強盗がいて
街に出るとペテン師がいる
全く油断ならない世の中
なのに
今、僕の心は満ち足りている
ブレイクを読み
サブラ ....
おはよう
僕がわかるかい?
今日はいい天気だ
気分がよければ
一緒に散歩しよう


流れゆく季節を
肌で感じる
見上げると
久しぶりに雲一つない
澄み切った青空


 ....
鵜飼千代子さんの寒雪さんおすすめリスト(24)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
粉雪- 寒雪自由詩114-8-3
からっぽ- 寒雪自由詩313-12-30
Solitude- 寒雪自由詩311-1-18
選択- 寒雪自由詩110-12-27
インフレ- 寒雪自由詩210-9-23
再構築- 寒雪自由詩110-8-31
螺旋- 寒雪自由詩110-8-23
左目- 寒雪自由詩110-8-21
300の魂- 寒雪自由詩110-8-15
Live_Strong- 寒雪自由詩110-8-14
- 寒雪自由詩310-8-11
陽気なペシミスト- 寒雪自由詩110-7-24
逆襲- 寒雪自由詩210-7-20
なりたい自分- 寒雪自由詩510-7-17
ない- 寒雪自由詩110-7-6
太陽光線- 寒雪自由詩110-6-24
美しいきみ- 寒雪自由詩210-6-6
As_I_Like- 寒雪自由詩210-5-25
潜在- 寒雪自由詩310-4-9
きみのこと好きなんだ- 寒雪自由詩410-3-22
Wanna_Do- 寒雪自由詩110-3-20
目線- 寒雪自由詩310-3-7
満ち足りた心- 寒雪自由詩310-2-24
Good_Mourning- 寒雪自由詩110-2-22

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