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Aに憧れて
少し大きなことを言ったら
身の丈をわきまえろ、と言われてしまった
Aは感心されたのに

Bに憧れて
少し過激な冗談を言ったら
何をいうんだ、と言われてしまった
Bは笑って貰 ....
あまりに突然で

わたしは馬鹿みたいにさっきまでの笑顔をはりつけたまま

立ち尽くした








また子供の頃のことを思い出した

喜ばせようと思ったのに
ぴしゃ ....
その神様は
ちっとも偉大じゃなく
小柄で、痩せた手足をしていて
けれども表情は生き生きとして
老人の顔をした少年のよう
優しく、時々いたずらっぽく微笑み
白い雲と暖かい日差しとそよ風とチョ ....
わかるよ、大丈夫だよ と
君は微笑んでくれる

俺がわかってるから と

けれどもわたしは悲しい
悲しくなったから、君がそう言ってくれたはずなのに
君の言葉がさらにわたしを ....
人生は時の缶詰みたい


冬の午後に眠りから醒めてそう思った
左手が痺れてる
私の腕は男の腕に絡まっていて
わたしはそれを乱暴に解く


男は寝ている


ああ痺れた腕がうっと ....
こうやって真っ白な入道雲を見つめながら無人駅のホームで涼風にあたっていると
私は永久にこの季節の住人で
それ以外は旅しているだけなんではないかと思う、昼下がり


何もかも果てなく親 ....
鵜飼千代子さんの靜トさんおすすめリスト(6)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
憧れて- 靜ト自由詩110-7-2
2度目の性- 靜ト自由詩110-4-27
そんな神様だったなら- 靜ト自由詩410-2-2
わかりあう- 靜ト自由詩210-1-18
時の缶詰- 靜ト自由詩310-1-9
あかいつき- 靜ト自由詩7*10-1-7

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