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ライナスのナイフは安心ナイフ
あの時ナイフがあったから
血は流れなかった

ライナスのナイフは安心ナイフ
言葉は役立たずだったから
血は流れ続けている

ライナスのナイフは安心ナイ　.... 情報が置換されて
一つの星になったら
運命の日
恐喝するリングドール
八月の革命
双生、パウダー、稲穂

道程の中で触れていた
矛盾の正体がわたしだった
藁を積んだ小屋
非道な支配　.... 友達の結婚式に行くような格好で
街を集めていく
左手に花を持って歩いていく
花瓶から引き抜いたまま
夢の中ですら自由になれない

何も感じないのかって
君は僕に聞くかもしれねーが
　.... ごっこ遊びをしてる
爪の伸びた友達と
殴られたあとが痛い
殴られるまでは痛くない
呪文を唱える友達
唱えた呪文を聞くだけの俺

心地の良い季節だね
心にもない言葉
どこかいこうよ　.... きょうが春なのか秋なのか
すこしもわからない
見当もつかない
半袖のシャツも温かい上着も
どっちも捨ててしまう
なんだか灰色になってしまうよ
灰色の奥でどうやっても変わらなくなってくよ　.... 僕は土の中なので
蟹は食べない
冷たい濡れた内側で
蟹は食べない
蟹は食べない

のたうつ雨の日も
ひび割れる晴れの日も
泥の壺の中でぬめっていた
ひどい気分になるときもあるけど　.... 君が死ぬとき
流す言葉を集めて
冷たいコップの中で
氷に溶けるのを見ていたい

季節が変わる頃ってのは
何もかもが不安定だ
雨の温度や風の強さ
気に食わないものばかりさ

君が死ぬ　.... 二元論で交わしてる
冷たい僕らの関係に
尻尾縞々の猫が水をさす
なんだかあんたらは
拒絶し合うように言葉を選んでる
ニャー
猫の言葉はわからない

雲って知ってる？
空にあって
　.... 寒い寒いさむいてる
部屋の中で川が二日降りの雨で濁ってる
おまたせしましたな
バック・トゥ・ザ・ドア
どっちに戻ってる？
日立製のヒーター
しがらみが詰まって燃えなくなる
ソーターの　.... 暇を持て余すとすぐに
ポケットに手を突っ込んで
なにか探してるみたいに焦った顔をする
君ってやつは最悪の人種だ

どうしたんだ
ホコリでも集めて昼飯にするつもりか？
二人でいるときに　.... 残念だけどこの物語はここでおしまいです
眠る前に何かを思い出そうとすると
こんなふうに説明を受けて眼をさます
残念だけどね、残念だけどって

あのよ俺んちにガレージがあってさ
下だけコ　.... 小人の爪を集めてる
他にすることなんてなかったから
机の上の濡れたハンマー
明日は誰を打つ？どんな風にして打つ？

見えてたはずだよ
声をかけられて
地面の上で笑っていた
誰の声だ　.... 非常階段を登る
さっき川を一つ横切ったから
靴の中で濡れた足が変な音を立てる
まるで川底の石が擦れ合うみたいに

非常階段はやさしい
僕が涙をなすりつけながら
呪詛をつぶやいたあの日も
　.... 僕の指をヤニで染めた
おどれ、深く眠れ
僕の歯を黒く染めた
おどれ、深く眠れ

深く眠れ、深く眠れ
深くに生まれて
僕の指に届いて
煙になって消える
深く、深く眠れ

僕の闇　.... ひびわれている
においのことを
話し合ってる
みつからないね
まちがわないね

なんかちょっと
きもちいー
変な穴

なんかちょっと
ふかそーな
変な穴

びっくりした　.... 眉をひそめる
これはどんなときだろ
すれ違った人たちの
表情を集めて図鑑を作ろう
増えてく時間の暇つぶし
作ってよし眺めてよし

良かれと思って
夢の中で続けていく
クソみたいな　.... ひび割れていくことに
何の感慨もない
爪を立てていた猫に
謝礼を支払えばいい
痛かったことや悲しいことが
あんなに嫌だったのに
手放す時が来ることが寂しい

腹を立てている自分を嫌　.... 僕にポイントを入れたひとが僕にはわかる（知りたい人には誰にでもわかる。そうしようとすれば。）
うれしくてその日一日にやにやする。（１ポイントに付き６分前後でしょうか。２４０ポイントで一日にやにやする　.... にげろ
さめろ
夢の末路は今
のしかかって笑ってる

全速力で走ってる
動いてないと
死にそーさ

噛みつきの花
真っ赤で
くさくて
にやけてる
最後までついてくる花
　.... 変わらない場所が
ないってんなら
自分がそうなろう

捨てた車に乗り込む
捨てた場所に向かう

んなもなねーやっても 今は届かねーな
有るが頭から覆いかぶさって
ねーだらけさ
　.... ゲロ吐いてるときは
ずっと
背中に火が着いてるんよなー

って訳わかんねえ

つかまり立ちなんて
すげー久しぶりよなー

って誰だてめー

指揮者が野良犬を乗りこなしてる
野性　.... 寂しい気持ちになるのを
誰かのせいにしてた
流れ星の行方が
願わない場所にばかり向かうから

二人の思い出は
全ての言葉より
もっと脆いものだった
一人の気持ちが
頑なすぎて笑え　.... 僕の知ってる音楽は
3つの箱に入ってる
青春のすべてを使っても
3つの箱しかわからない

心を増やす箱の中
色んな痛みが増えてった
もらった痛みを杖にして
向かい風の中歩いてく
　.... 二眼レフをかまえて
よろこびの歌を歌ってる
天使に見えた言葉は
ポケットの中で鋭くなってる

話したがってたあいつ
なんとか連れてきたぜ
さあ！さっさと言ってやれよ
なんだっけ？「殺し　.... 顎がはずれるほど泣いた夜に
向こうばっかり気になる自分と暮らしてる
奴はタバコを僕に差し出した
それは彼の敬意の終わりだった

追いかけられて
二つは一つに
夢は川と繋がってる

何　.... クソの塊で出来た話を聞いていた
汚れたテーブルを挟んで僕は黙っていた
きみはクソを吐き出しおえて
真っ青な顔をして震えてる

そのざまを僕は眺めながら
自分が困ってるのかどうかわからない
　.... 僕の一番真っ直ぐな言葉は
消えてしまった
僕が出来る全部のことは
終わってしまった

さよならが向かう場所は
知るだけ無駄だったんだ
悲しさは武器になって
世界とだけ戦える

　.... 泡沫詩人は泡沫として生涯を終えねばならない
泡と知って砕けるしか無い
積み重ねた人生のすべてを
噛み締めた苦渋を
水の泡と悟って笑うんだ

クソほどの価値もない！目眩ましの純情を殺せ！　.... 誰かと一緒にいたって
ひとりだよ
馬鹿のフリしたって
ひとりだよ

楽しいことは
わかりあえない
一人であそぼーぜ

かくれたって見つかる
逃げたってつかまる

気持ちのい　.... やりたいことは
できなかったね
ほしいものは
誰もくれなかったね

いい人生だ
こういうので
苦しいのが
当たり前になって

たのしいって
どんなことなのか忘れたよ

そ　....
鵜飼千代子さんの竜門勇気さんおすすめリスト（41）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ライナスのナイフ- 竜門勇気自由詩2*23-10-24
プール、放射、機械- 竜門勇気自由詩1*23-10-22
はじめまして、もうやめましょう。- 竜門勇気自由詩2*22-12-3
滑り落ちていったものだけ- 竜門勇気自由詩2*22-5-4
なんだかたくさん- 竜門勇気自由詩2*21-12-17
蟹は食べない- 竜門勇気自由詩5*21-10-19
君が死ぬとき- 竜門勇気自由詩3*21-6-25
重たい火花- 竜門勇気自由詩2*21-6-16
The_bottoms_for_the_people_at_ ...- 竜門勇気自由詩2*21-2-3
もう一度むすぶ、その後もう一度ほどく- 竜門勇気自由詩1*21-1-28
トライポッド・ジャーナル- 竜門勇気自由詩2*21-1-10
ただ一つあるだけのもの- 竜門勇気自由詩1*20-12-17
深く眠れ。もう目覚めるな。ii- 竜門勇気自由詩2*20-12-11
深く眠れ。もう目覚めるな。- 竜門勇気自由詩2*19-10-21
なんかちょっと- 竜門勇気自由詩1*18-10-12
うまくいかない- 竜門勇気自由詩1*18-10-9
水平になっちまえ- 竜門勇気自由詩3*17-5-14
CATFISH- 竜門勇気散文(批評 ...1*17-1-26
航海- 竜門勇気自由詩3*17-1-3
新パニックさん- 竜門勇気自由詩1*16-11-15
再パニックさん- 竜門勇気自由詩2*16-11-13
後悔- 竜門勇気自由詩4*16-10-16
みまたのやりもつライオン- 竜門勇気自由詩116-9-26
ドロシー、それで道を掃くんだ- 竜門勇気自由詩3*16-9-20
ひとりでだいじょうぶなように- 竜門勇気自由詩116-3-25
top_of_the_worst- 竜門勇気自由詩2*15-8-19
laser- 竜門勇気自由詩213-12-30
twin- 竜門勇気自由詩213-11-9
一人ぼっちになってあそぼーぜ- 竜門勇気自由詩213-6-29
光あれ- 竜門勇気自由詩113-5-28
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